*基本設定
基本的にキャラは付喪神(厳密には土地神と付喪神両方の性質を持った低級神)という扱い。
その姿は人によっては見えたり見えなかったりだが職員は慣れれば見えるようになり、製鉄所と全く関わりの無い人はよほど人外の見えやすいタイプの人以外見えない。日常においてはいるのは分かるけど記憶とかには残らない。
ちょっと特殊能力が使える(瞬間移動)が、すごく疲れるので日常においてはほとんど使われない。
外見年齢は目安、製鉄所そのものの規模の違いで同じ時期に生まれても見た目に差が出ます。
作中の方言は雰囲気方言なので多少の誤用には目をつぶって読んでください。
いばらきな人々とは別世界線。いばらきキャラは出て来ません。
ノーサイドボーイズは同一世界のスピンオフ扱いで、時々ノーサイドボーイズキャラも登場するので出て来るキャラの詳細は
こちらを参考でお願いします。
詳細な設定は「はじめに」に記載してあります。
以降のキャラ紹介は順番としては企業ごとに北からおおむね所在地順(例外あり)に並べてます。
キャラシ制作後に社名変更があった場合は併記して紹介。
同性愛やセクマイ要素は最初からついてるのでそういうモノという了解の上で読む事をお勧めします
日本製鉄(旧社名:新日鉄住金)*北日本製鉄所
・室蘭製鉄所
北海道の外れでのんびり生きてる明治生まれのショタジジイ。旧名は輪西。
黒髪にシルバーの瞳、色白&英国風のちょっと堀深めでぽっちゃり気味な外見年齢小学生。
三井系列の兵器工場に起源を持つが、併合に併合を繰り返し激動の荒波に揉まれて今や住金が親戚に。まあその三井も住友と仲良くしてるのでこれも時代の流れなのか。
おっとりしてる愉快犯合法ショタ。面白いことが好き。
釜石・八幡とはほぼ同年代なので仲がいい。
よく似た姿の兄がおり、兄と同席の時は区別のため「日鐵」「日鐵室蘭」と呼ばれる。関係は良好。
・釜石製鉄所
日本最古の製鉄所にして、近代製鉄の始まり。
黒髪黒眼短髪、外見年齢40代前半。脱ぐと傷や刺青があるとかないとか。
大島高任リスペクトのため一人だけ着物(着流し)がデフォルト。時と場合によっては洋装もする。
どういう訳か全方位から愛されるじじい。
若干上から目線なのは日本最古だからしょうがない。でも最年長だけあってわりと面倒見は良いぞ。
雨にも風にも津波にも負けず今日も今日とてラグビーを応援するラグビーオタク。
八幡には操業開始の際に基本を教えたので今もあれやこれやと面倒見ており、「八幡はわしが育てた」という風に思っている。重めの情愛を向けられているが本人は微塵も気にしていない。
広畑と名古屋の事は結構可愛がっている。
室蘭は同年代の友人。
川崎については富士の名を譲ってもらった恩義がある。
神戸はラグビー仲間で、ちょくちょくラグビー談議に花を咲かせている。
安来から忌み嫌われているがいい加減和解したい。
*東日本製鉄所
・直江津製造所
ステンレスバカ。
黒髪に鈍色の瞳、外見年齢20代前半。
割といつでもつなぎ。表情筋があまり仕事してない仕事バカ。
長年住友金属直江津として独立していたので同じ元住金でも異色の存在。
基本的に喋らないし興味のない事には眼も向けないが別に悪い奴ではない、ただ興味のあることとない事への差がはっきりしてるだけ。
基本的にチタンとステンレスと目前の仕事のことを考えて生きている。
和歌山には上司としてそれなりの敬意を払っているが、付き合いが長いので若干扱いが雑な気がする。
何故か鹿島に突っかかられているが基本スルーしている。
光や西宮とは同じものを扱っていることもあって馬が合う。
・鹿島製鉄所
サッカー大好きぼんぼん。
キャラメル色の長めの髪に水色の瞳、ジャニ系きらきらイケメン。外見年齢高校生。
当時の住金が関東の僻地だった鹿島に本気出して作ったボンボン育ち。
割と怖いもの知らずで物おじせず、世界は自分を中心に回っていると思っている節があるわがまま王子様。
しかし愛嬌があり顔もいいのでなんだかんだ許されがち。俺はみんなのアイドルだからね!
ちなみにその顔の良さを維持するための美意識も高い。
スポーツは断然鹿島アントラーズ推し。鹿サポ。
和歌山や此花にはがっつり甘やかされて育てられた。
直江津は自分に構ってくれないこともあってなんとなく気になる。
君津・千葉は年の近い幼馴染のような関係で仲が良く、頻繁に行き来している。
・君津製鉄所
見た目ヤンキー中身坊ちゃん。
金髪(地毛は黒)に水色のカラコン(本来は黒眼)、外見年齢高校生。
ちょっと口は悪いが悪い奴ではない。
育ちが良いので実は見学者慣れしていたり水素還元製鉄の試験高炉があったりと意外にハイスペックなのだが、作中ではいまいち生かされない。
最近は家事全般がよく出来る器用貧乏苦労人ポジションを確立しつつある。
スポーツなら社会人野球とバスケ。
昔は北九州訛りだったが最近はイントネーションがちょい訛ってる程度の標準語に落ち着いてきた。
八幡の事は親のように慕っているが、八幡個人からはいまいち大切にされてない感じがあるためちょっと複雑。
東京とは姉弟同然に育ち、喧嘩は多いが基本的に仲がいい。
堺からは「四日市の忘れ形見」として扱われており、堺の四日市こじらせによる被害を受けまくっている。
鹿島・千葉はほぼ同年代の幼馴染。二人に振り回されがち。
宝山は自分の手で育てた弟子で色々あったけどわりと可愛がっている。
ウジミナスも弟子同然の存在(厳密にはちょっと違う)として可愛がっている。
・東京
2020年5月閉鎖の故人、本編でも時間軸が2020年5月以前のお話には登場します。
黒髪伸ばしっぱなしで一年中ジャージ+サンダルな負けん気女子高生。
明治生まれからは地名としての東京との区別も兼ねて、操業時の名称である「戸田」と呼ばれることも多い。
口が悪くて負けん気が強いが身内のことを誰よりも大切にしている。
元々は日本特殊鋼管鋼という独立企業だったが業務上の問題にぶち当たった際に八幡と釜石に助けてもらうことになって傘下に入り、君津の誕生を機に合併。
長らく君津の姉貴分のような妹として支えてきたが、2020年に効率化を図る目的で閉鎖。
スポーツならプロ野球派の燕党。
八幡には世話になった。光とは古い友人。
君津と兄弟同然に育ったので喧嘩は多いが基本的に仲がいい。というかブラコン気味。
・四日市
高度成長の頃に作られるはずだった製鉄所。
堺曰く「黒髪黒眼のものすごく清楚な美少女で、君津には四日市の名残がある」らしい。
ただし八幡や光などは会った事が無くあまりにも存在が確認されないため、堺のイマジナリーフレンド説が囁かれているがその存在は謎のままである……。
*名古屋製鉄所
・名古屋製鉄所
だいぶ幸が薄い有能メカクレボーイ。
目元が隠れる程度の長さの黒髪が特徴、瞳の色は黒。外見年齢大学生。前髪を上げると可愛い系の男の子。
東海圏の複数の企業と富士製鉄(当時)の合同出資によって設立され、のちに富士製鉄に吸収されて現在に至る。
近隣に友人が少なく幸薄なところもあいまって大変苦労が絶えないが、大変努力家ないい子。
メカクレは周囲に顔を覚えてもらうために作った特徴なので本人的には大してこだわりは無く、必要なら前髪を上げて目を出すので一部のメカクレマニアにしょんぼりされる。
スポーツだと社会人野球が好き。
東海圏の製造業からは息子のように大切にされている。
釜石の事は親のように慕っており、釜石の影響を受けた部分も多々ある。
知多は年の離れた知り合いのようなそうでもないような。
大同特殊鋼は子供の頃可愛がってくれたお兄さん。
*西日本製鉄所
・和歌山製鉄所
旧住金組のまとめ役。
茶髪茶眼、ちょいたれ目気味。外見年齢20代後半。
実はけっこう歳いってる南国のおっとりした空気をまとったのんびり兄やん。
昔は遊び人だったという話もあったりなかったりする。
海南は俺の嫁。結婚もしたのでここは誰にも譲らない、同居もしてる。
此花は頭が上がらない姉、尼崎はゆるい兄貴分。
小倉は高炉のことを教えてくれた師匠。近くに来たら遊びに行く程度には良好な関係を築いている。
鹿島の事を一番でろでろに甘やかした張本人。
目前の仕事以外に無関心な直江津を制御できるほぼ唯一の存在。
堺からは微妙に距離を置かれていて寂しい。
・海南
短髪男前嫁ポジ男子。
外見年齢は和歌山と変わらないくらい。醤油顔できりっとした男前。
元々は住友系列のパイプ工場だったが、合併して和歌山製鉄所の一部になって今に至る。
和歌山とは結婚しており同居しており日々和歌山を尻に敷いている。
堺との距離感がいまいち分からない。
東京には仕事を託されたので思うところがあるとかないとか。
・堺
のほほんとしてるようで案外そうでもない関西弁メガネ兄ちゃん。
黒髪黒眼、シルバーフレームメガネ。ちょっと細目。外見年齢高校生くらい。
ごくまれに「築港」という通称で呼ばれることがある。
どうにもつかみどころのない飄々ととしているようで案外そうでもないよく分からない性格。
スポーツは男子バレー推し。堺ブレイザーズはいいぞ。
合併後に和歌山・海南の元で暮らすことになったが距離感を掴みかねている。
八幡に育てられた(一応)が、特に恩義は感じてないので基本塩対応。
光にはよく面倒を見て貰ったので姉のように思っている。
四日市が初恋で、四日市の名残を一方的に君津に見出して拗らせてる。
同じ大阪民にある此花や桜島とは妙な精神的距離感がある(接し方が分かってない)
・製鋼所
実は旧住金組最年長の男前のねーちゃん。
こげ茶のセミロングの髪に黒の瞳、基本つなぎ、外見年齢30代。胸はほぼない。
製鋼所って呼びづらいよねと言う事でたいがい所在地の名前を取って「此花」と呼ばれる。
くわえ煙草(メビウス)がトレードマークのニコチン中毒。
日本最初の民間生まれの平炉製造所(日本鋳鋼所)であり日本唯一の鉄道用車輪工場。そのせいか妙に鉄道に詳しいが、あくまで職業柄詳しいだけなので鉄道オタクではない。
性格としては何処までもツッコミ気質で面倒見のいい長女力の塊。決断力と行動力もある。
スポーツはサッカーが一番好き。
尼崎と和歌山を弟としてわりと大切に思っているが、末っ子の鹿島だけはでろでろに甘やかしている。
小倉にはわりとビジネスライクな信頼を置いている。
八幡とは鉄道関係で何かと絡むことが多い腐れ縁のようなもの。嫌いじゃねえけどめんどい奴だなーと思ってる。
西宮とは妙に馬が合い、周りが男ばっかりなせいで疑似姉妹的な扱いをすることもある。
堺のことは正直よくわかんないなーと思っているが別に嫌悪感はない。
・尼崎製造所
此花の弟分。
こげ茶のショート、外見年齢20代半ば。
姉である此花に懐く大型犬男子。基本的に面倒見がよく仕事も出来るいい子。
可愛い女の子と遊ぶのが好きだがあくまでも鑑賞していたいだけらしい。
実は大正生まれで意外に年長である。
西宮と神戸はご近所さん。姉の友達として懐いてる。
もちろん和歌山や鹿島の事も大好き。
*瀬戸内製鉄所
・広畑製鉄所
不思議系お兄ちゃん。
黒髪黒眼、ゆるふわヘア、外見年齢20代後半。
一度海外に売り飛ばされそうになってる割には荒れた感じが薄い、ゆるふわマイペース生物。
鳥の観察が好きで鳥を眺めながら基本的に日がな一日のんびり過ごしている。
スポーツは社会人野球が好き。
釜石・八幡・室蘭からすると弟のような存在。
呉と馬が合うらしく割と仲がいいためか、旧日新製鋼面子ともいい感じでやれてる。
清津とは幼馴染のような関係だった。
浦項のことは末代まで祟るぐらいの気持ちでいる。
・呉製鉄所
日新製鋼の大黒柱で周南の夫。2023年9月に閉鎖した故人。
黒髪短髪に紫眼の見た目はごつくて怖い軍人上がりっぽい雰囲気のお兄さん、外見年齢20代前半。
見た目に反して性格は真面目であまり厳しい訳でもないので良い突っ込み役。
しかし生粋の広島人なので熱狂的カープファンでカープが絡むと少し頭のネジが緩む。
次屋に大事に育てられた末っ子だったが日新製鋼合併の時に出会った周南に一目惚れして一緒になり、その後の不景気や日新製鋼の消滅など多くの荒波を乗り越えてきた。
八幡のことは仕事上では頼りにしているが、私生活は……うん……。
周南はかわいいお嫁さん、産業界という荒海を共に超えていこうと誓った仲でもある。
次屋や桜島の事は姉兄としてとても尊敬している。
何故か広畑と仲がいい。
日鋼室蘭や神戸からは時々妙な顔をされたりする。解せぬ。
近所によく似た顔の親類(?)がいる。
・周南製鋼所
呉製鋼所の右腕、というか嫁。
茶髪紫眼の美少女。外見年齢10代後半。
日本初のステンレス一貫生産体制を築き上げたパイオニア的存在。
どっからどう見ても美少女なのだがれっきとした男性(いわゆる男の娘)で、大変明るくテンションが高い。
かつては南陽と呼ばれていたが市町村合併やら工場の統合やらで今の名前に落ち着いた。
2020年までは日新製鋼と言う別会社である。
呉のことは大切な旦那さんで、人生を共に生きる良き相棒。
ふたりの姉を尊敬している(女装も姉の影響らしい)
広畑や光とは友人。
・徳山製造所(仮)
周南のもう一人の姉。
日本におけるステンレス製造のパイオニア的な存在であり、周南を育て上げた張本人。
後に南陽と統合され、いまは消息不明。
・大阪製造所大阪工場
静かなる女傑。通称「桜島」
2020年までは日新製鋼と言う別会社だった。
旧岩井財閥が一番最初に作った工場であり、周南の姉に当たる。
口数が極端に少なく言い回しも比喩や隠喩を多用した回りくどい口ぶりのため、他社の面々から何考えてるのか分からないと思われている。でも慣れれば結構意思疎通できる(らしい)。
趣味は森の奥で座禅すること。
周南の事はかなり可愛がっており時折洋服買ってあげたりしている。女装については気にしてない。
次屋とはわりと上手くやれているが、何故か距離感が女主人と執事みたいになる。
此花や神戸のことは嫌いではないがよく分からない人扱いされているのが納得いかない。
・尼崎製造所
呉の兄であり、町工場から企業へと飛躍するきっかけとなった張本人。通称「次屋」
平炉の増設で町工場から企業へと飛躍することになったが、現在は平炉もなくのんびりステンレスパイプばかり作っている。
優男風の面立ちをした礼儀正しい勤労青年。昔の名残で今だに近寄るとメッキの薬剤が香ってくる。
2020年までは日新製鋼と言う別会社だったが、吸収されて現在に至る。
他にも兄がいた。呉の事は最愛の末っ子。
桜島の事は尊敬しているが故に女主人と執事のような距離感になる。
*九州製鉄所
・八幡製鉄所
言わずと知れた明治日本を代表する官営製鉄所。
黒髪黒眼の綺麗な顔立ちをしたお兄さん、外見年齢40歳前後。
プライド高い爺ちゃんでわりと上から目線かつ辛辣な物言いをするが、それは官営として悪いものを出したくないため。
でも悪い事をしたらちゃんと謝れるので嫌われない。
周りからは製鉄所組の事実上のリーダー格として見られている。
普段は綺麗な標準語(敬語)で話すが、キレた時だけは北九州弁に戻る。
釜石に育てられたこともあって今もめちゃくちゃ慕っており、対釜石限定で重めの情念を全速力でぶつけてくる。
室蘭・此花・神戸は同年代の友人。
戸畑の事は自分の右腕であり半身だと思っている。
小倉は仲のあまりよろしくないご近所さん、割と殺伐している。
光・君津・堺の養育者であるがあんまりちゃんと面倒見ていなかったので、三人から複雑な感情向けられている(本人無自覚)。
東京と呉・周南は長年面倒見てきた存在。
此花とは鉄道絡みで色々絡んでる腐れ縁のようなもの。
安来から忌み嫌われているがめんどくさいので無視している。
浦項は弟子だが生かしちゃおけねえと思っている。ほぼ殺意。
鞍山のことは好きでも嫌いでもない。
・戸畑
若干の運の足りなさを器用さで補う八幡の妹分。
白髪ソフトウルフ+青みがかった灰色のカラコン(外すと黒)。外見年齢20歳前後。
黒髪にしてカラコンを外すと昔の八幡を女にしたような感じになると周囲に評されるほど八幡に似ている。
見た目は渋谷系女子っぽい派手さだが、八幡の仕事を半分以上一人で片づける頼りになる仕事人。
普段は標準語だが気が抜けると北九弁が混ざる。
元は東洋製鐵という企業であったが、ある時期から経営が国に委託されて八幡の元で仕事をするようになり製鐵合同を機に合併。合併した辺りで突然髪の色がごっそり抜けた。
戦後は大規模な拡張工事が行われて『海に築く製鉄所』とも言われた。
八幡には昔から一定の敬意を抱いているが、過去に淡い慕情を抱いていたこともあってか色々思うところはある。
小倉の事は昔からずっと知っている良き隣人。
西八幡のことは今でも友人だと思っている。
・小倉
なんだか数奇な人生を生きる一匹狼。
黒髪黒目の浅/野忠/信似のワイルドなイケオジ、外見年齢30歳前後。
浅野製鋼時代は瞳が全体的に黄色みがかっていたが買収後は黄色みが抜けてただの黒に。
渋川財閥生まれ浅野財閥育ちだが、戦後住友金属傘下に入って「住友金属小倉」として経営されていたが新日鉄住金誕生後に八幡と一緒になる。
いざこざがめんどくさいという理由により周囲と距離を置いて暮らしている。
基本的にわりとディープな北九州弁で喋っているが作者の都合によりだいぶ薄まっている。
八幡とは犬猿の仲だが物理的に近すぎて縁が切れない。
此花のことはビジネスパートナーとして信頼している。
和歌山は弟子として割と可愛がってる。
戸畑の事は昔から知っている友人。わりと可愛がっている。
福山・京浜は同じ浅野出身なので親戚に当たる。
「高浜」と呼ぶニートのうざったい兄がいるらしい。
・西八幡
現在は故人。過去編にのみ登場予定。
目鼻立ちがすこしくっきりした中国とか韓国の女優さんっぽい顔をしている病弱車椅子女子。
大陸から入る銑鉄の加工のために生まれたものの、銑鉄が入らなくなってから体が上手く動かくなり日常生活に支障が出ている。箸を持つとか長時間歩くとかが全然出来ない、2〜3歩ぐらいならイケるので洋式トイレの個室ぐらいなら入れるし、フォークやペンを握るぐらいはできる。
こんな状態なので妹分の黒崎が何かと面倒を見てくれている。
八幡の割とヤバい点をよく知ってる(安川生まれなのでニ瀬炭鉱のことを聞いてた)ので、悪人では無いが倫理観や価値観がちょっとヤバい人だと思ってる。
戸畑のことを歳の近い友人として大事にしてるけど、八幡ってあんまりまともな人間性してないよ?大丈夫?と思ってる
八幡に吸収されてからは肉体が消滅しているもののぼんやりとした幽霊のような形で生きてはいる。
・大分製鉄所
大柄なぼんやりさん。
黒髪紺眼、大柄だけどちょっと猫背気味。外見年齢20代前半。
日本一の高炉を持ち大型船が着岸できたり国外輸出も可能だったりとハイスペックだが、いかんせん赤猫根性と呼ばれる大分人気質が災いしてぼんやりした性格に。
本気を出せばハイスペックだが頑張り過ぎない程度に頑張る。
設立経緯的に釜石がいなかったら生まれていなかったので釜石の事は割と好き。
光に面倒見られている。
佐賀関とはご近所さんでとても仲がいい。
・光製造部
大分の妹分(ただし年上)
ショートボブの茶髪(地毛は黒)茶眼(カラコン)、外見年齢高校生。
全方位に妹属性を発揮しすぎて年下相手でも妹っぽさ全開の明るく可愛い犬系女子。
主にステンレスやチタンなどの製造を担っている。
大分は誕生直後から一緒にいたこともありよく懐いている。
八幡のことは育ててもらったこともあり兄のように慕っている。
堺の面倒を見ていた時期があるので結構大切に思っている。
直江津や西宮とそれなりにウマが合うらしい。
東京とは古い友人。
・川崎工場(仮)
過去編にのみ登場予定。故人。
艶やかな長い黒髪とおしとやかな雰囲気を持つが、言ったこと・決めたことは曲げないメンタルの強さと一度与えられた恩情は生涯忘れない情念の深さの持ち主。
川崎大師名物のとんとこ飴を持ち歩いており、何かあると飴ちゃんをくれる。
元々は富士製鋼という名前で誕生したが、経営不振と借金で死にかけていたところを浅野物産から移ってきた永野重雄に救われて製鉄合同の初期メンバーとして参加。
戦後は富士の名前を釜石に譲り、彼らと共に行動していた。新日鉄誕生後は日鐵建材として分社化、2001年に合理化のため閉鎖。
永野重雄を命の恩人とし、生涯にわたり慕情とも執着ともつかない深い愛情を捧げていた。
釜石のことは富士の名を譲った相手として一定の信頼を向けていた。
JFEスチール*東日本製鉄所
・千葉
ふわっとしているようで頑固な可愛いお兄さん。
天パの茶髪にワインレッドの瞳、ゆるゆる系男子。外見年齢大学生。
そのゆるい見た目と現代っ子的な物言いのせいで騙されがちだが、これと決めたことは妥協しない頑固者。
スポーツはサッカーと社会人野球派。
葺合に厳しく育てられ、西宮は母親同然に面倒を見て貰ったため頭が上がらない。
君津・鹿島はほぼ同年代の幼馴染で会社の枠を超えてよく遊んでる。
京浜に対して近所の綺麗なお姉さん的な淡い憧れを抱いている。
妹分の水島には割と容赦がないが、別に仲が悪いわけではない(たぶん)
・京浜(扇島)
複数の人格が同居する多重人格。
特殊な経緯で誕生したためそれぞれの人格が一つの身体に共有されており、髪型や瞳の形や声の高さなどが時々変わる。記憶は全員共有。
主人格の扇島は黒髪に淡い黄色(薄卵色)の瞳をした優しい顔立ちで巨乳の筆談で会話する外見年齢20代半ばの女性。
旧日本鋼管最年長で民営であることに誇りを持つ30代後半男性の「渡田」とめんどくさがり省エネ体質な年齢性別不詳の「池上」というふたつの人が共存している(が書き手の都合によりあんまり出てこないと思う)
実はめちゃくちゃ食う痩せの大食い体質。
スポーツはそんなに見ないが泳いだりするのは好きだし、池上が武術出来るので扇島・渡田も出来る。
遠方に住む妹分の福山の事はなんだかんだで可愛い。
小倉とは親戚なので親しく付き合っている。
千葉は良き同僚・可愛い弟分として見ており、本人の淡い憧れのまなざしには気づいていない様子。
・西宮工場
黒髪にワインレッドの瞳のポニテメガネ少女。外見年齢高校生。
割と気の強いしっかり者。
葺合とは恋人であり夫婦だった、先立たれはしたもののあんまりそういう感じはない。
千葉と水島は兄弟分で、時々水島や千葉が困ると助けに行くこともある。
尼崎とはご近所さんで此花・神戸とは友人。
ステンレス仲間という事で光や直江津とは顔見知り。
*西日本製鉄所
・福山
黒髪メガネでおっぱいたゆんたゆんなおねいさん。見た目年齢は大学生くらい。
仕事はできるが周りの人が濃過ぎて苦労が絶えない苦労性。
水島とは幼馴染でお互いに行き来をしながら育ち、水島の性癖を受け止めつつ幼馴染兼妻として深く愛している。
スポーツなら社会人野球が好き。
西宮と千葉からはうちの水島が暴走してて申し訳ないって顔をされているが、本人は特に気にしてない。もう水島はそういう子だし……。
姉貴分の京浜との関係は良好。
・水島(倉敷)
紅い瞳に明るい茶髪ベリショの女の子。見た目高校生~大学生くらい。
ちなみに公式の名称は「JFEスチール西日本製鉄所倉敷地区」なのだが、ずっと水島と呼ばれているので身内はたいてい水島呼び。対外的には倉敷と呼ばれることもある(と思う)。
周囲からの愛情を明るく真っすぐに注がれて育ったが、川鉄伝統(?)のフリーダムさと男社会育ちが謎の方向に爆発してだいたいのものはBLにする残念な性癖を持ってしまった。明るいオタク。
スポーツならサッカーが一番好き。
福山とは幼馴染でお互いのところへ行き来して育ち、西日本製鉄所誕生を機に結婚してもらった。ウルトラハイパー大好き。
千葉は兄貴分、物言いは容赦がないけど別に仲が悪いわけではない(たぶん)
葺合にがっつり育てられた。
・知多製造所
黒髪にワインレッドの瞳の優しそうな雰囲気のお兄さん。外見年齢20代前半。
知多半島と言う僻地で長年ぼっちやってたり高炉作るはずがタイミング逃して鋼管専門になったりと色々あったので、メンタルがとても強いというか図太い。
葺合・西宮とは川崎造船時代からの付き合い。
名古屋と仲良くしたい意思はあるけど今のところ機会を逃し続けている。
・葺合(ふきあい)工場
過去編にのみ登場予定。
黒髪短髪にワインレッドの瞳。外見年齢30歳前後。
川崎造船時代から千葉製鉄所誕生までの長きにわたり主力だったが、1995年の操業停止後以降消息を絶っている。
常に淡々と話す昔気質の頑固者で亭主関白、メンタルが鉄壁。
川崎重工業製鉄部門の仲間たちを大切に思っており、そのためなら政府だろうが世界銀行だろうが突っ込んでいく辣腕。
西山のオヤジが大好きでほとんど崇拝に近い感情を抱いている。
西宮のことは分かりづらく好きだった。千葉・水島の育ての親。
・久慈工場
過去編にのみ登場予定。
川崎家縁者が創業した別企業であったが経営不振により川崎造船に組み込まれ、西山親父の手により復活。その後砂鉄精錬で名をあげるが、1967年閉鎖。
灰色の髪に桑の実色の瞳。幸薄そうな雰囲気を持ち、色素が薄めの青年。
葺合と同じく西山親父を恩人として慕っている。
葺合からは年の近い弟分として扱われ、西宮からも「久慈のにいさま」と呼ばれていた。
釜石とは同郷の友人のような関係。
・兵庫工場(仮)
たぶん名前しか出てこない。
葺合の育ての親にして唯一逆らえない存在。
現在は諸事情により川崎重工業所属。ライムグリーンの瞳。
神戸製鋼・神戸製鉄所
きらびやかな見た目のラグビー大好きお姉さま。
紺の瞳にゆるくカールのかかったロングヘア、胸は大きい。年齢不詳な見た目をしている。
最近は妹の加古川に細かいことは丸投げ気味ではあるものの、何やかんやで年長者なので神戸製鋼組のまとめ役。
貧乏や経営危機に何度も苛まれてきた、たたき上げ系成金お嬢様。
死ぬより怖いことはないと本気で思ってるので火事場の馬鹿力がめちゃくちゃやばい(説明が雑)
ラグビーと紅茶と妹の加古川をこよなく愛している、ちょっとラグビーへの愛が重いけど。
実は八幡とあまり変わらないくらいの歳。幼少期と今ではかなり印象が変わったらしい(釜石談)
妹であり自分の後継者の加古川をちょっと過保護なぐらい大切に育てている。
真岡を専門外だからと放任気味に育てた結果、すごく慇懃無礼に育ったのでたびたび皮肉の応酬になる。
此花・西宮とはご近所さんであり同性の友人で定期的にお茶会を開いたりしている。
釜石はラグビー仲間で会うと延々ラグビーの話をしている。
・加古川製鉄所
地味だけど頑張る妹分。
紺の瞳にメガネ、セミロングの髪。外見年齢大学生。
神戸から色んなものを丸投げされているが現在の神戸の主力なので頑張る。実は開発なんかも担ってるハイスペック妹分でもある。
ラグビーも好きだけど姉である神戸の事はもっと好き。
真岡との間に挟まれると胃が痛む。
・真岡製造所
神戸製鋼のアルミ事業を担う合法ロリ。
紺の瞳に銀色の星が散っている。外見年齢小学校中学年ぐらい。
アルミについてほぼ一人で担っているので、神戸や加古川ですら彼女の仕事には口出しできないところがある。
自尊心は強く見た目の割に口も頭もよく回る。
いちごとジュースが好き。
神戸に対して慇懃無礼なため、たびたび皮肉の応酬が繰り広げられる。
・尼崎製鉄所(仮)
神戸にとっては師匠に当たる存在。
元は尼崎製鉄と呼ばれる企業だったが、苦境に陥っていた時に神戸に助けてもらう代わりに高炉の技術を伝え、その後も何かと神戸を支える存在となった。
高炉休止以降現在まで消息不明。
海外製鉄所・浦項製鉄所(韓国)
ポスコのリーダー。
茶髪ロン毛に太極旗のような赤と青の混ざった瞳の青年。外見年齢20歳前後。
戦後生まれの元官営で、アメリカからの資金援助と八幡や京浜などの技術供与と四半世紀にわたる拡張によって大躍進した韓国最大手。
パッと見はシスコン気味な楽天家のサッカーオタク青年だが、時折意外なまでに抜け目ないしたたかさを見せることもある。
八幡・釜石・京浜は師匠に当たるが、つい最近まで技術流出を巡って血みどろの裁判を繰り広げていたため主に八幡と広畑から恩知らずとして忌み嫌われている。しかし関係自体は切れることなく続いている。
・光陽製鉄所(韓国/仮)
浦項の妹。外見年齢中学生程度。
・ウジミナス製鉄所(ブラジル)
ウジミナスのリーダー。
黒髪黒目でこんがり焼けた茶色の肌をした日系ブラジリアンの青年。外見年齢10代後半。
新日鉄からの技術供与を受けて操業を開始し、現在も出資を受けたりブラジルから勉強に行ったりとかなり親密な関係性を築いている。
これでもブラジルでは一番の高炉メーカーで、ブラジル五大製鉄所にカウントされていたり、その5大製鉄所が軒並み赤字だった時代に唯一黒字だったりと意外に優等生でもある。
南国育ちらしく陽気で素直な大型犬っぽいタイプ。
君津のことを師匠と呼んでいるが、生まれた時は八幡から指導を受けていた。
・ツバロン製鉄所(ブラジル/仮)
日本とイタリアとブラジルの3つの国の血が混在する少女。
亜麻色のロングヘアと赤みを帯びた黒い瞳のすらっとした女性。
ブラジル政府の国策によって建設が決まったが、オイルショックに巻き込まれたり海外へ身売りしたりとあんまり運には恵まれていない。
現在はアルセロール・ミッタル傘下。今日も今日とてコスト競争力で戦う。
生まれた経緯や一時期ホームステイしていたこともあり、水島と千葉に懐いている。
・宝山製鉄所(中国)
上海湾岸部に位置する宝鋼集団(バオステールグループ)のまとめ役の青年。
中性的な雰囲気を残したオリエンタルな中山服姿の青年。外見年齢20代前後。
君津製鉄所にほれ込んだ鄧小平が新日鉄から技術供与を依頼して建設が決まったため日中友好の象徴にもなり、小説「大地の子」のモデルにもなった。現在でも関係は割といい模様。
よく笑う感情表現が素直な勤労青年、最近は企業合併を繰り返したり金融や資源開発にも関わっているので多少の老獪さは身につけた模様。
君津にとてもよく懐いており、中国語で先生を意味する「老師」と呼んでいる。
八幡ともそれなりに仕事上良好な関係を築いている。
・鞍山製鉄所(中国/仮)
意識的には日本人の親に育てられて中国で育った日本人お兄さん。外見年齢30代後半。メガネ。
日本語も話せるが語彙が少なく文法もいまいち、幼少期に日本語と中国語と韓国語を脳みそに押し込んだせいでセミリンガル状態になっていた。文革後は中国語に振り切ったのでどうにか母国語レベルになったけど日本語は相変わらず小学生レベルだし、韓国語に至っては完全に忘れた。
戦後のあれやこれやで日本もソ連も国民党もみんな等しくクソだと思ってる、まだ共産党のがマシ……と思ってたけどそうでもないかも知れねえ。やっぱ政治はクソ。
本渓は同じ苦労を乗り越えて来た幼馴染だと思っており、同じ苦労をして来た本渓なら分かってくれるよな!?という熱い信頼を向けている。
宝山?あいつはこわい。デカくて強いし。
戦前は八幡に並ぶ一大製鉄所であったのでライバル意識があったけど、今はもうどうでもいい。
・本渓鉄鋼(中国/仮)
中国育ちの日本人。瞳は大倉系企業の共通色である青(海の青)外見年齢30代半ば。
元々石炭の採掘がメインだったのでどっちかといえば製鉄が副業だと思ってる。製鉄業も嫌いじゃないけど俺は山で黙々と石炭取ってる方が性に合うわーと思ってる。
鞍山の幼馴染のような腐れ縁のような存在。鞍山の熱い信頼を右から左へ受け流すけど本人が嫌いなわけではない、合併してた時期もあるし。
宝山の事は戦後生まれは振り回された経験なくて良いよねぐらいにしか思ってない。
八幡とか釜石とか興味もないしよく分からん。親族である大倉財閥系企業の方がまだわかる
・兼二浦製鉄所(北朝鮮)
過去編にのみ登場予定。
赤みがかった黒髪に赤眼。
朝鮮半島で生まれ育ったが生粋の三菱系であり、本人もその辺の意識が強かった。
現在も黄海製鉄所として稼働しているらしいが詳細は謎。
・清津製鉄所(北朝鮮)
過去編にのみ登場予定。
黒髪黒目、ジト目がちのひょろりとした青年。厚着率高い。
かつての日鐵拡充計画に伴って誕生し、広畑にとっては幼馴染のような存在。
現在も金策製鉄所として稼働しているらしいが詳細は謎。
・モンバレー製鉄所(アメリカ/仮)
鉄鋼王カーネギーによって産み落とされ、現在一般に使われている製鋼法(ベッセマー法)を最初期に導入したベテラン。
本人は「モンバレーと言う名前はあくまで総称」と主張しているが対外的には最年長のエドガー・トムソンの事を指す。でもだいたいイコールだと思われてる。
茶髪蒼眼でそばかす顔の白人青年。外見年齢(日本人から見て)30代くらい。
モンバレーのみならずUSスチール組のまとめ役として日々奔走中。
・ゲーリー製鉄所(アメリカ/仮)
US スチール最大の製造工場であり主力の一つ。
黒人でやさぐれた雰囲気を持つ愛煙家。外見年齢(日本人から見て)40代くらい。
・ビックリバースチール(アメリカ/仮)
USスチールの秘蔵っ子として可愛がられてる。
・フェルクリゲン製鉄所(ドイツ/仮)
世界で唯一休止以降も完全な姿で保存されているドイツの製鉄所。
フェミニストな老紳士。
その他・パンパシフィック・カッパー 佐賀関製錬所
海釣り好きなおっさん。外見年齢30代半ば
黒髪黒目。細いけど程よく筋肉がついているおっさん。
釣りが趣味の気のいいおっさん。
年齢的には官営組に近いが生粋の民間。
主に銅の精錬などをしており、昔は大きな煙突があった(現在は解体)
大分製鉄所はご近所さんでなんとなく馬が合うのでつるんでる。
・パンパシフィック・カッパー 日立精錬所(仮)
佐賀関の姉貴分。通称「大雄院」
主に銅の精錬方面ではたぶん最古参だが、名前ぐらいしか出てこない気がする。
・日立金属安来工場
たたら場の血を引き継ぐ謎めいた猫系少女。外見年齢中学生。
黒髪で三白眼。フードや帽子をかぶってることが多いため顔があまりよく見えない。
口数はあまり多くないが安来弁で口も態度も悪い。
和鋼や安来鋼の後継者としてプライドを持っており、八幡が手負いの野良猫と評するぐらい全方位威嚇しているような調子で生きてる。永遠の反抗期。
釜石や八幡を過剰なまでに嫌っている。
佐賀関と日立は親戚筋に当たるが血縁関係はない。嫌いではないけど。
・日刀保たたら(仮)
日本では数少ない現役のたたら場。
見た目は小柄な少年だが、性格はクソがつくほど真面目で口数も少ない職人気質。
安来には何かと面倒を見て貰っている。
・靖国たたら(仮)
現在は故人。日刀保たたらとは深いつながりがある。
・日立金属若松
九州に住まう安来の妹分。外見年齢は小学校高学年。
黒髪の可愛らしい幼女。
見た目不相応なぐらいに落ち着き払っており、精神的には安来より大人。
安来の事は結構大切に想っている。
八幡と小倉とはご近所さんであり揉めると仲介役になる。
佐賀関と日立は親戚。
・日本製鋼所室蘭製造所
日英ハーフな室蘭の兄。
銀髪銀眼の爽やかイケメン。外見年齢大学生。
旧海軍とのゆかりの深さゆえか英国紳士の振る舞いが出来るいい男。
弟の日鐵室蘭とはけっこう仲良しで、一緒にいる時は区別のため「日鋼」「日鋼室蘭」「室蘭兄」と呼ばれている。
八幡や釜石とも関係は良好。
・ジャパン マリンユナイテッド呉工場
呉の親類のような何か。
親類だけあってとても良く似た姿かたちをしているが精神的に微妙な距離感がある。
実は旧呉海軍工廠その人であり、戦後造船企業として方針転換した過去をもつ。
・日本製鋼所門司工場(仮)
小倉のお兄ちゃん(小倉本人はあまり素直に認めていない)
工場自体は2002年に閉鎖してしばらく放置されていたが、2011年に吉川精密本社工場の一部となった。
現在は吉川精密に養われるニートとして生活しているが、たまーにイベントの仕事もする。
超絶ブラコン気質でほっとくと朝から晩まで弟を猫かわいがりしてうざがられている。弟とは「このちゃん」「高浜」と呼び合っている。
・黒崎窯業
のちの黒崎播磨の黒崎の方。
切れ長の目をした女子校の王子様系イケメン男装女子。
元々九州のために耐火煉瓦の製造を行っていたので姉貴分である西八幡のことをどこまでも大事にしており、いつも車椅子を押したり介助に勤しんでいる。姉貴分との死別後は執事服をあまり着なくなったが、女物の服に慣れてないので男装は続けている。
後に一緒になるハリマセラミックや九州耐火煉瓦は実装しない予定(面倒だから)
なお執事なので普段から男性的な服装をしてるが、動きやすさが必要だから着てるだけなので必要ならドレスも着る。
・大同特殊鋼(仮)
名古屋の誕生に深く関わった電気炉メーカー。
瞳がピンク色なのでスケベだと思われてるが実際のところは神のみぞ知る。
今んとこ出てこないけどそのうち出したい神戸製鋼高砂、日新製鋼堺、日新製鋼東予、国外の製鉄所も