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コーギーとお昼寝

市町村・鉄道・企業・スポーツチーム擬人化よみものサイト、オンラインブクマはご遠慮ください。

秋食うふたり

#企業擬人化深夜の真剣お絵描き60分一本勝負参加作品。
テーマは「食欲の秋」でした


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彼女と彼女のはなし

「福山ー!」
それはそれはハイテンションで駆け寄ってきた水島を反射的に抱き留める。
きょうもふかふかもちもちー!などと言いながら私の身体に顔を埋めるのはもういつものとこで、横にいた職員さんも笑いしか出てこない様子だった。同情します。
「水島、今日は何の要件?」
「ちょっと必要に駆られてこっち来ただけ、そのついでに福山成分の補給を」
どうぞお気になさらずと職員さんにアイコンタクトを送ると、じゃあお願いしますというように一礼して別場所に向かって行った。
明るさを忘れないその気質は美点ではあるけれど同時にやかましくもある。
(……そう言えば千葉さんも割とこんな感じだよね)
本人はあまり似ていないと主張する兄貴分のことをふと思い出してしまう。
「成分補給したら仕事に戻りなさいよ?」
「えー」
「……今夜、煮込みハンバーグにしてあげるから」
「煮込みハンバーグ!?ならやる!福山のふかふかもちもちとハンバーグのために頑張る!」
でも、この賑やかしくてコロコロ変わる彼女が好きで一緒になったんだからしょうがない。
職員さんが迎えに来て「じゃあ今夜そっち行くから!じゃあね!」と言って軽やかに自分のところへ帰っていく。
私も仕事に戻らねば、と思っていると職員に声をかけられた。
「……福山さん上機嫌ですね」
「今日は可愛いあの子が夕食を食べに来るからね」



福山と水島。
そう言えばまだこの二人書いていなかったよなあと言う事に気付いたので。

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青と黒

25日の練習試合に合わせてやるイベントがすごすぎて書いたネタです


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あの娘の事は

時間はいつだって怒涛のように流れ去っていくせいで僕一人がおいていかれてばかりなのはいつものことだけれど、寂しいと言うには僕は長生きしすぎていて今更何の文句も言えないものだから、時々僕は北ノ庄がもうここにいないことにびっくりしたりするのだけれど、またその忘れ形見が美人になったものだからそれにも驚いたりするのだ。
「……福井も美人さんになったよねえ」
「さばばー何言ってるのさ、うちの本家が美人なのは今に始まったことじゃないでしょ」
「まあねえ」
小浜や美浜が何言ってんだこいつらと言う顔をしてるけど、彼らは彼らの価値観があるので強制するつもりはないがどう客観的に見ても福井は美人と呼ぶべきだろうと僕らは確信している。
「敦賀、あの二人っていつもあんな感じなん?」
「まああんな感じと言うか割と常に『うちのお姫さんは常に最高にかっこいい』的な感情はたまに見えますね」
「はー……越前はほんといまだにわからんわ」
敦賀も小浜も随分な言いようである。
北の庄譲りの初雪のように白い肌と鋭利な刃物に似た目、そして武道によって鍛えられたすらりとした体つき、あれを美人と称せずに誰を美人と称するのであろう。
まあつまり一言で要約すると、『うちの県庁所在地様は今日も最高』という話である。




ただただ福井が好きすぎる鯖江の話。

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今日も彼らは中断期間を謳歌中のようです

小ネタです


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