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コーギーとお昼寝

市町村・鉄道・企業・スポーツチーム擬人化よみものサイト、オンラインブクマはご遠慮ください。

あなたとともに何処までも!(路面電車擬人化)

*路面電車の擬人化です。


・広島電鉄(ひろでん)
日本一の利用者数と路線数を誇る居乳姉御。
原爆を生き延び、原爆投下から3日で復活した素晴らしき根性の持ち主。

・長崎電気軌道
長崎を走る遅生まれなつるぺためがね。
日本一安い運賃維持のため古い車両をリサイクルするのが趣味。貧乏?いいえ、趣味です。
ひろでんに憧れてる。いろんな意味で。

・土佐電気鉄道(とでん)
高知市内を走り回る元気娘。
生き残りをかけてドイツの車両を走らせたりしている。

・富山ライトレール/富山環状線
日本国内でもかなり若い部類に入る双子。
ようじょ、というと万葉線が怒りますのでご注意。

・万葉線
双子のお母さん。というかお姉さん。
アイトラムで有名。






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お菓子も、いたずらも。

*二日遅れのハロウィンネタです。

*出遅れた自覚はある。




「とりっくおあとりーと」
10月31日早朝、ドアを開けたら狼のきぐるみがいた。
「・・・・・・警察呼びますよ、栃木県警」
「それは勘弁してください。ハロウィンですよ」
言われた言葉はいつも和装のこの人には不釣合いのイベントだった。

お菓子も、いたずらも

狼のきぐるみを脱ぎ気なさそうな不審者を置いておくのはさすがに気まずいので、部屋に入れることにした。
「・・・・で。目的は?」
「いたずらです」
サラッと予想通りだけど考えたくなかった一言を告げられる。
「これ差し上げるので帰ってください・・・・・・」
みかもの月を手渡す。
たぶん、この後予想を裏切らずに県庁所在地とその保護者が100%うちに押しかけてくると思われるので早めに帰ってほしい。
「・・・・まぁ、そこまで言うなら良いですけど」
「お願いします」
「ポッキーゲームやりま「帰ってくださいマジで!」
きぐるみとみかもの月を外に押し出して、鍵を閉める。




一番迷惑な宇都宮・佐野コンビがうちに押しかけてくるのは確定された10秒後の話だ。






結城が二羽のウサギを追いかけた結果だよw
最近結城と北茨城が大いに不安です。
いや、もともと北茨城はぶっ飛んでるので考えないとして。
結城が打っ飛んでるのは愛故なのよ・・・・・・・・。

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前途多難だ神栖さん!3

*全神栖市民に土下座すべきシリーズの新作です。

*波崎さんついに登場。






千葉市・千葉駅。
(・・・・・なんで引き受けてるんだか)
神栖があまりに真剣に頼み込むので、つい引き受けてしまった。
自分好みの可愛らしい顔を本気で歪ませて『波崎を捕まえる』と言うその執着心にぞくりとした。
ああいう一途過ぎる男は大いに好みである。
神栖は木更津からバスで神奈川に行くと予想して、木更津のバス停にいる。
「・・・・・銚子?」
聞きなれたアルトがふいに耳に届いた。
「波崎か」
潮焼けで茶色くなった髪、俺より低い背丈、海と同じ色の瞳孔。
間違いなく波崎だった。

前途多難だ神栖さん!

「探しに来たんだ」
「・・・・・神栖に頼まれてなぁい」
チッと露骨に嫌な顔をした。
神栖はこんな気の強い女の何処に惚れたんだか知らないが、どうも心境は微妙だ。
「やっぱり銚子は男の趣味最悪よね、ちったぁまともな男選べば良いのに。」
「手前さんだって趣味が悪ぃ、神栖のどこがヤな男だい」
「あいつぁ尋常じゃなくしつっこいのよ、顔は可愛いし高収入だし人間だったら理想の相手だけどね」
ため息を漏らす波崎に何も言えなくなるが、でも好みじゃぁない。
その代わり可愛い顔の男なら大概惚れちまうのが悪い癖である。
「手前さん、銚子に『自分の代わりに銚子と結婚してくれ』って書いたんだろぉい?」
「当たり前でしょ、この併合で私は得しなかったし」
アンタと千葉県になったほうがよっぽど良いわ、と言い放って空を見上げた。
夏も盛りの空は何処までも澄み渡っていた。
「あいつをさらってみたいなぁぃ」
「神栖は千葉になる気さらさら無いと思うけどね」
ため息をひとつこぼすと、ふいに波崎を呼ぶ声がした。
「ちーちゃん!」
「・・・・・千葉かよ」
ちーちゃんと呼ばれた幼女はこの町・千葉県千葉市の象徴である。
ついでに言うと俺はこいつに(というかこいつの保護者に)勝てない。
「ちょうし、はさきなんでいっしょなの?」
「あー・・・・波崎にちょっと伝言があってなぁぃ、お嬢はなんで波崎と?」
「きのうね、うちぼうからたのまれたの。はさきをディ●ニーに連れて行ってやってくれって」
「なるほどなぁぃ」
内房のやつ聞いてねぇぞこんなこと、と少しだけ恨んだ。
第一波崎を捕まえたら確実に神栖が会いたがる、つまり波崎を見つけるのは正直望まない展開だった。
「銚子、神栖をあんたにあげるから見逃して貰えない?」
「この状況じゃ見逃すのが最善だろ」
「うん、じゃあ神栖好きなだけ口説き落としなよ。」
それじゃあ、と千葉と手をつないで波崎は人ごみの奥に消えていった。

*            *

そのころの千葉県・木更津市。
(・・・・・・予想外したか?)
いつまで経っても波崎が現れない。
木更津から神奈川に行くと言う予想を裏切られたようで、苛立っていた。

何年も何年も波崎が好きだった。
好きだと気づいたのがいつだったのか忘れてしまったくらい、昔から波崎が好きだった。
なのにいつも波崎の視線の先には自分以外の男がいた。
趣味の悪い男ばかり好きになって、振られるたびにこっちに泣きついてきて、なのにこっちを恋愛対象としては見なかった。
そのことにある種の嫉妬はあったし、好きになってもらいたかった。
ただ、それでも利根川の向こう側ばかり見る波崎を嫌いにはなれなかった。

気がつくと携帯は電話が来たと自己主張をしていた。
「もしもし」
『俺だけどなぁぃ』
「波崎は」
もし、銚子が千葉市内で見つけたらまだ可能性はあると思いたかった。
波崎がこっちを見てくれる日が来る可能性があると、言ってほしかった。
『一応見つけたけど、人ごみで見失っちまった』
「・・・・・そうかよ」
『帰りになんか食っていくかぃ?』
「じゃあ奢れ」
『ああ』
当然のように了承したのは意外だった。
「意外だな」
『俺ぁそこまでケチじゃねぇ』
そう笑い飛ばしたこいつはたぶんそう悪い奴ではないのかもなと少し考えが変わった。















波崎と銚子がちゃんと失恋するお話。
なんせ振られるまでどっちも未練タラタラなので。
波崎は銚子が神栖の擁護に回ることで、神栖は波崎を捕まえられなかった事でちゃんとした失恋になります。
きっと波崎が神栖を好きにならなかったのは、神栖波崎はよく似てるからではないだろうか。

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むげんのわだつみ

*「恋愛お題ったー」をいわき名義でやったらこうなった。



もうすぐあの日から半年が過ぎようとしている。
全てを洗い流した津波と、最悪な事故の起きた日から。
祈ることしかできない自分の弱さがひどく悔しい。
自分がいないことを寂しがる人もいないだろう。
仮設住宅そばのビルの屋上からは夜明けの太陽がかすむ。
ふいにかつん、かつん、と足音がした。
「・・・・・誰だ?」
「いわさきさん、ここにいたんだ」
「悪いか」
「いいや、いわきさんらしいと思った。あとコーヒー」
北茨城は温かいコーヒーをポケットに突っ込んで、にこっと笑った。
何があっても俺はあなたを信じます、という無邪気な表情だった。
「寒くないのか」
「いんや?いわきさんいるし」
「なぁ、」
「はい?」
「俺が津波で流されたら、郡山と一緒に探しに来いよ」
「あたりまえですよ」
さも当然のように言い切る子供に、少し呆れつつもかわいいと思った。








「早朝の屋上」で登場人物が「寂しがる」、「足音」という単語を使ったお話を考えて下さい。 http://shindanmaker.com/28927 #rendai

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頑張れ負けるなとねりさん!(日暮里周辺の交通網擬人化)

*ついったで予告した「日/暮/里舎/人ライナー擬人化」です。

*気が付いたらシスコンばかりでした。



・日暮里舎人ライナー
まだ生まれて間もない女の子。東京都交通局一族の末娘。外見年齢5歳。
一部例外を除いていろんな人から可愛がられている。
どちらかと言えば無口だが、子供らしく表情豊か。
長い髪をオレンジ色(夕日色と本人は呼ぶ)のパレットで留めている。
好きなものはコロッケと周りの人たち。嫌いなものは虫。
三田線からは「(うちの)お嬢」それ以外の人からは「とねり」と呼ばれている。
一人称は「うち」語尾は「~なんよ」

東京メトロ南北線
とねりさんのお友達にしてメトロの末っ子。男の子。外見年齢8歳
好きなものは舎人さんとおいしいご飯、嫌いなものはお役人。
本人曰く「食べちゃいたいくらい」舎人さんが好き。
お兄ちゃんの東西線はよく苦労しているようだ。
とねりからは「ななちゃん」東西からは「なな」三田線からは「メトロのちび」それ以外の人は「南北」と呼ばれる。
一人称は「ぼく」

東京メトロ千代田線
JRと二重戸籍区間をもつ微妙な立ち位置の人。外見年齢16歳前後
常磐線と直通することもあってかJRとも親しいが、もともと半蔵門線の混雑解消のための路線なのでメトロであると言う感覚は根強い。
素直で愛らしい舎人を可愛がっており、たまに茨城土産をあげたりする。
頻繁に常磐と喧嘩しているところを頻繁に目撃されるが仲が悪いわけではなく、常磐が千代田を愛人にしようと口説いているだけらしい。
(ちなみに何故かそれは綾瀬か西日暮里である/前者はともかく後者だと主に舎人が涙目になる)
南北線と舎人と常磐からは「きーちゃん/きゅーちゃん/きーやん」三田からは「九号」それ以外からは「千代田」
一人称は「おれ」

東京メトロ副都心線
とねりと同い年の友達、外見年齢8歳前後。
軍オタかつガノタ(ガンダムオタク)という救いよう無きヲタク。
またかなり重篤なブラコンであり、有楽町がからむと有楽町擁護に回る。
もともと13号線だったことからトランプの13にちなんで「キング」というあだ名がついた。
とねりからは「キング」南北からは「13号」それ以外からは「副都心」
一人称は「僕」

東京メトロ東西線
南北のお兄ちゃん。外見年齢12歳
よく失踪した南北を探しに出かけることが多い。
このため偏頭痛が持病と化していて、天候が悪いと死にそうだったりする。
とねりからは「ごっちゃん」浅草と三田からは「5号」荒川からは「-2」(南北の7から2を引くと5だから)それ以外からは「東西」
一人称は「俺」

常磐線
よく北綾瀬で千代田と喧嘩してる人、なんかチャラい。外見年齢20歳前後
最近はもっぱら千代田を口説いているようだが、どこまで本気かは不明。
舎人の髪を切ってあげたり、可愛い洋服を作ってあげたりするのが楽しい模様。ようじょマジ可愛い。
舎人からは「水戸のおにぃ」それ以外からは「常磐」
一人称「おれ」気を抜くと訛ります。

山手線
東京の交通の要といえる環状線。外見年齢30前後ぐらい。
お役人気質の抜けないしっかりもの。
妹分のとねりを可愛がるお兄さん分である。
そんなんだがとねりの目の付かない上野では京浜東北といちゃこらしてるよ!
舎人からは「じぇいあーるのおにぃ」三田からは「緑の」それ以外からは「山手」
一人称は「自分」軍人口調。。

都営地下鉄三田線
都営地下鉄のやさぐれぎみな人。とねりの叔父兼保護者。外見年齢28歳くらい。
昔いろいろあったので日常的にやさぐれオーラを発散するが、都営地下鉄の長男である浅草と幼女であるとねりにはあまり出てこない。
隠れペドの荒川線を悪い虫扱いしているが、舎人にとって一番危険なのは南北であることに気づいてない。
むしろ荒川は三田を狙ってます。
荒川線と浅草線、とねりからは「むっちゃん」浅草からは「みーたん」それ以外の人は「三田」と呼んでいる。
一人称は「俺」

都電荒川線
東京都交通局の長老的な何か。とねりの年の離れたお兄さん。年齢不詳。
シスコンかつ隠れペドフィリアなので三田から悪い虫扱いされているが、本命は三田。
しかし交通局内部においてはペドフィリアである事がほぼ公然の事実となっている。
南北から少し嫌われ気味なのを気にしている。
とねりからは「おにぃ」南北からは「都営の」それ以外からは「荒川」と呼ばれる。
一人称は「おれ」

都営浅草線
都営地下鉄の長男、市交モンロー主義の落とし子。外見年齢30歳前後
京成・京急との乗り入れで飯食ってるとも言われるが本人はさっぱり気にしていない。だって事実だし。
とねりを「マイジュニア」と可愛がり、三田とは「いじり愛」(本人談)らしい。
荒川の本当の狙いの矛先を知っている唯一の人物。
とねり、荒川からは「いっちゃん」それ以外からは「浅草」
一人称は「おいちゃん」

上野懸垂線(上野モノレール)
上野動物園のお客さんとともに生きる上野ひっきー、外見年齢17歳前後
営業キロ数は1キロにも満たないがれっきとした鉄道路線である。
ちょっと言葉が不自由なためひらがなの筆談で会話する。
とねりからは「うーちゃん」都営からは「モノさん/モノくん」ほかからは「上野」
一人称は「じぶん」

東京メトロ有楽町線
ブラコンに苦労する金色の人。外見年齢15歳前後
複線として弟を可愛がったらなんかガノタ・軍オタに育ってしまい涙目。
だが隠れ軍オタ・隠れヲタで微腐男子。つまり血筋。
とねりからは「はっちゃん」東西からは「はっつぁん」浅草からは「ハチ」基本は「有楽町」
一人称は「俺」

都営地下鉄新宿線
都営の緑の人。外見年齢22歳くらい。
高尾山大好きな乗り入れ路線の影響で体育会系に。
細マッチョ。脱いだら凄いよ!の典型例。
ほっとくと都庁内を全力疾走する男。落ち着きは行方不明になりました。
そのせいで副都心は都営の路線だと思っていない。
とねりと浅草からは「テンテン」副都心からは「京王さんちの」不機嫌な三田からは「体力馬鹿」それ以外は「新宿」





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