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コーギーとお昼寝

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人を好きになる話

*関宿初登場なのに不憫とはこれいかに




100年越しの片思いの末に待っていたのは失恋だった。
「好きな人が出来たんだ」
「・・・・・・そう」

人を好きになる話

永い永い初恋だった。
好きだともそんなそぶりも見せずに秘匿してきた恋だった。
別に後悔なんかしていない。
最高の旧友、忘れがたき白い友。
「良かったな」
「うん」
風が心地よく肌をさする。
これが幻想ならよかったのにな。











(好きだから、不安定に心は揺れる。)

「古河藩」読破以来書きたかった関古です。
ちなみにここで言う「古河のすきなひと」は大宮、これだから世紀の鈍感男は・・・・・・。

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在りし日の初恋

*下妻の初恋話、史実要素あり






「下妻の初恋ってどんな人?」
ふいにそんな言葉がつくばの口から出た。
「何でそんな事聞くんですか」
「だって、自分の知らない下妻があの時代に吐いたはずだもの」
好奇心に満ちた目に逆らえないのは僕の悪い点だ。
「もう遠い思い出ですけどね・・・・・。」
あの人もそんな目をしている人だった。

在りし日の初恋

万治元年・下妻。
「利重さまが古河に帰るのは手痛いなぁ・・・・・」
あの日、僕は非常に良くため息が漏れた。
徳川の血筋の名門土井家の支配下にある僕はそれなりにこの一族を信頼していた。
本家である古河が一番大切とはいえ、次に跡を継ぐのは8歳の幼君。
頭の痛みが当然のようにあった。
「お主が下妻だな」
後ろからふいに声をかけられた。
向きなおせば頭痛の種だった幼君・土井利益がいた。
「・・・・・・はい」
「私が土井利益だ」
これが一つの始まり。

*           *

10年ほど経って、その幼君も若君になったころ。
「・・・・・・・・利益さま、また遊ばれたのですね?」
「少し位いいだろう?」
「よくありません!」
あの幼子の面影はどこへやら、見事な歌舞伎者になってしまった。
(歌舞伎者=今で言うヤンキー)
「それだから兄君である利重さまから良い扱いをされないのですよ!」
「・・・・・・・下妻はいつもいつもそればかりなのだな」
ぐいっと袂を掴まれて、唇が唇と触れた。
「なっ・・・」
「いつもいつも私の好意を横流ししおって、腹立つ」
「だからって何時までも遊び呆けているのは許しません!」
数分の思考の後に、こんな言葉が飛び出て来た。
「じゃあ土井本家を継いだら私の好意を横流しにしないのだな?」
「・・・・・・考えておきます」

*             *

横にいる相手に敢えて続きは語るまい、と思って向くと予想通りふくれていた。
「結局下妻はどうしたの?」
「気持ちだけ貰って後は横流しです」
「約束どおり土井本家を継いだのに?」
「仮に本気で僕が好きだったとしても、向こうは人間ですからね。」
人間に好かれてこちらが本気になっても、傷付くだけならば受け流してしまった方がその方がはるかに幸せだ。
「何そのマイナス思考」
「それに今はあなただけで手一杯なもので」
「・・・・・・・・しもつまぁぁぁっ!」
強く抱きしめられた。



(昔から強引な人ばかり好きになるのは何故だろう)

脳裏によぎったのはそんな疑問だった。







下妻の昔の上司さんのお話。
昨日のうちに早川和見の「シリーズ藩物語・古河藩」を読破したのですが土井家の人たちが素敵過ぎますね・・・・。
自分が一番気に入ったのは今回の利益公ですが、利与公やと利里も人間臭くてお気に入りですw
あと私の脳内で関宿→古河腐ラグが確立されてしまったので、そのうち書くかも。

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誰よりも君を愛す

下妻と一緒に惰眠を貪りつつ、幸せな気分になる。
寝顔までもが好き、というのは恋する人ならば当たり前の感覚だろう。
年上、年下なんて無意味に思える程に愛しい人。
「下妻ー」
その名の響きすら愛しいのだから、もう重症だなぁと思った。













-------------
これだからつくばは・・・・・・。
いつかつくば下妻のなれそめを書きたいですが、まだ考えていません。

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死んでも言わない

牛久を怒らせてしまった。
(一番やっちゃいけない事だと分かってたのに)
ふらふらよたよたと家の中を歩き回る。
「り、龍ヶ崎さん・・・・?」
「ねえ関鉄、牛久に受け入れてもらいやすい謝罪ってあるかな」
「手紙書くって言うのはどうですか?」
「そっか」
ふらふらと部屋に戻って便箋に一言。

『一緒にうな重食べに行こうか』

誘いに乗ったら、そのときにはもう仲直りできてるはずなのだから。
















『素直になれなくて手紙orメモで謝る』『牛久龍ヶ崎』を描きor書きましょう。 http://shindanmaker.com/62729 #kawaiiCP
彼らにとって仲直りにうな重が一役買ってたら私がはげる。
ちなみに関東鉄道(これは龍ヶ崎の方)は考え中です。

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ほかほかでおやすみなさい

「・・・・・・抱っこされに来た」
「脳みそに蛆虫でも湧いたかついに」
現在、午後12時34分。

ほかほかでおやすみなさい

きっかけは単純だ、冬だったものだから寒かったのだ。
「だから抱っこしてよ!」
「アホかお前は」
「普通にアホだよ!」
真顔でその言葉を肯定した当人にため息をつくと、本人の希望通り抱っこをした。
(いわきさんあったかい・・・・)
人肌の心地よいぬくもりは北茨城の睡眠欲を促進して、眠りの世界に誘ってしまったのは言うまでもない。



















『抱っこしている』『いわき北茨城』を描きor書きましょう。 http://shindanmaker.com/62729 #kawaiiCP
と言う指令が出たので書いた。
そんなことでもなきゃうちのいわきさんはツン1000%だから抱っこしてくれません。

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