*タイトルでお察しの通り120パーセントギャグです、ご了承ください
『なー、ハロウィンの衣装何にした?』
テレビ通話中にスティーラーズが聞いてくる。
すっかり日本でも恒例になったハロウィンのコスプレに関しては、正直あまり興味がない。
「例年通りカボチャの被りもんしといた」
『なんか毎年カボチャ着てへん?』
「正直あんまり興味ないしなあ……むしろD1がみんな気合入りすぎじゃろ、アレ」
SNSで毎年各チームのハロウィンコスプレ写真が流れてくるが、なんとなくD1のほうが気合を入れてる気がする。
季節もののイベントは練習の息抜きになるので嫌いではないけれど、わざわざ被り物や変な衣装を用意する元気はない。
そもそも今日練習試合でそれどころじゃないしな、と思うと何とも言い難い苦笑いが漏れる。
『俺は今年何しよかなーって考えて、好きすぎて滅!やってみたんよ』
「あー、なんか流行っとるアイドルのアレな」
『そうそう、姐さんに相談してみたらネットで売ってたのくれてん』
「何してんだあの人」
神戸製鋼のボスであるゴージャス美女の姿を思い出すが、同時にあの人はスティーラーズの熱烈ファンでもある。コスプレ衣装ぐらいポンと買ってくれそうではある。
画面の向こうに居たスティーラーズが数歩後ろに下がると、そこには煌びやかなアイドル衣装のスティーラーズがいた。
『♪マジぎゅんぎゅんぎゅん 好きすぎて滅~♪』
そしてノリノリで踊り始めたのを見た瞬間、襲い掛かってきたのは強烈なときめきだった。
(絶世のイケメンがわしのためだけに本気のコスプレ&ダンスはずる過ぎんか?!?!?!?!?!?ずるいエロいかっこいい好き!!!!!!!!)
意味不明な叫びを抑え込みとりあえずスクショしておく。
満足いくまで踊り切ったスティーラーズは『どう?上手いやろ』と聞いてくる。
「ハロウィンがちょっと好きになった……」
『じゃあ来年はコンビのコスプレしよ!』
「予定は未定じゃけどな」
------
シーウェイブスとスティーラーズ
いつもハロウィンはカメラダービ-だからたまには、と思った結果がこれです。ごめん。