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コーギーとお昼寝

市町村・鉄道・企業・スポーツチーム擬人化よみものサイト、オンラインブクマはご遠慮ください。

牛牧衣織さんからのいただきもの



此花名古屋を書いていただきました!
(忍者ブログがまだ画像あげさせてくれないのでリンクです、すいません)
此花さんはもう此花ネキー!って感じですね、姉御だ。八幡をグーでぶん殴れる姉御だ。
名古屋君は可愛すぎて天使以外の何物でもなかったです。しかも珍しくおめめ出てるけど大丈夫???????????本当に大丈夫?????????


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牛牧衣織さんからのいただきもの


いただきものはこちらから
(上手く画像あげられなかったのでリンクです、後日修正します。忘れなければ)
製鉄所擬人化の釜石と牛牧さんちのいすゞさんです。通称じじぃコンビ。
これ見た瞬間「じじぃー!!!!!!」と叫んだのは私です。じじぃコンビは尊い。
ちなみに下の方の菊はたま菊(神様は恋に落ちない参照)だそうです。


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お月見白玉

料理を作ることに理由なんて要らない。ただ食べたくなったのだ。
「どうぞ、白玉のおしるこです」
結城さんが持って来たお椀には卵大の淡い黄色の白玉が一つ。
おしるこの夜空に黄色い白玉が浮かぶお月見白玉(この可愛らしい名前は筑西くんがつけたそうだ)は十五夜らしい、結城さんのオリジナルのおやつだ。
「急にうちに来て『この間作ってくれた白玉のおしるこが食べたい』なんてびっくりしましたけどね」
「気分です」
「そうですか、まあ私は小山さんが自主的に来てくれただけで十分ですけどね」
この人は喜びのレベルが低い。
基本的に俺がいてくれればハッピーで、それ以上の幸せはないって顔をする。
それくらい好かれていることは決して不幸なことじゃないけれど、この人はこれでいいのかなんて思ったりもするのだ。
数百年来の隣人という関係を崩したくないのは、たぶん俺の方だ。
「どうです?」
「美味しいですよ?」
「それは良かった」
満月から弓張り月に変わった黄色い白玉がぼんやりとお椀の上に浮いていた。




久しぶり(と言うか七夕以来)に結城小山。隣人以上恋人未満な話。

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コスモスの日

家に帰ると花瓶にはコスモスの花が活けてあった。
「金津ー、これなあにー?」
「それ昼間三国さんがそれ活けて行ったんですよ」
「ふうん……」
一輪挿しに活けられたチョコレートコスモス。
普通の赤やピンクではないそれは和モダンに整えられた食卓に調和し、一枚の絵になっていた。
ポケットから携帯を取り出して写真を撮って壁紙にする。
(どんな顔で、選んだんかな?)
三国は童顔気味ではあるがどちらかと言えば精悍な男前で、こういう事にはとんと疎い人だ。
そんな人が花屋でどんな顔してコスモスを選んだのかを想像するだけで笑えてくる。
……やっぱり、坂井にはもったいないなあ。と呟いた。

****

「マル、三国は?」
「競艇場に行きましたよーっと。はい、オムレツできたから並べて!」
丸岡が手際よくオムレツを焼くのでしぶしぶ食卓に夕食を並べていく。
風呂掃除を終えた春江がオムレツに目を輝かせながら箸やお茶を準備し、丸岡が料理道具を洗い始める。
「ただいまー!」
「お帰りなさい、また競艇ですか?」
「久しぶりに勝ってきたから春江にお土産」
ほんのりと酒臭い三国がビニール袋を春江に渡し、手提げ袋に詰めておいたワンカップと柿の種を取り出してくる。
三国がこうして競艇に行くことは珍しい事じゃない。三国競艇は地域経済を潤す重要な施設だし、町としての役割から解放される前から視察と言う名目で時折競艇で遊んでいたのは全員が知っていることだ。
「ミニブーケ?」
「おう、春江に似合うと思ってな。リビングにでも飾ってくれ」
「ありがとうございます」
そうして春江がパタパタとリビングを出て行く。たぶん部屋に飾るのだろう。
ふと足元に落ちたレシートを拾うとミニブーケと共に、チョコレートコスモスを一輪買っていることに気付く。
「……チョコレートコスモスは、あわらに?」
「おう、勝って気分がいいからあわらに贈りもんしようと思ってな」
「あわらと春江にはあって、俺とマルにはないんだな」
「コスモスは死にゆく夫からの妻への捧げもんだよ、ミニブーケはみんなにだ」
ああクソ、妬ましい。
素直に湧いてきた気持ちを俺はただレシートを握りつぶすことでしか表現できなかった。




チョコレートコスモスの花言葉:移り変わらぬ気持ち


三国あわらと、現坂井市組の話。
9月14日はホワイトデーからちょうど半年なので、コスモスの花をプレゼントしてお互いの愛情を確認し合う「コスモスの日」だそうです。

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ありふれた魔法

言うなればあの男は魔法使いだった。
鮮やかな深紅色の揺らぐことのない意思を湛えた瞳は、それそのものが魔法だったのだ。
そして、目の前には魔法使いを失った哀れな女がひとり。
「西宮」
立ち尽くしてボロボロと泣く彼女の名前を、呼んだ。

ありふれた魔法

西宮と言う女は出会った時から綺麗な子だと思っていた。
深い赤の瞳は宝石の色に似て深く、艶やかな黒髪は新品のステンレスにも負けない。
『葺合、』
『なんだ』
『綺麗な子だね』
『……当然だろう?』
自慢げに笑う葺合の目には西宮への愛と自信が浮かび、私もそれに同意した。
それが全く違う性質のものになったのはきっと、あの時だ。
『葺合のことずっと好きだったんだろう?』
『うん……きっと、生まれた時から』
西宮が美しくそう笑ったあの瞬間。
息を飲むほどに美しい微笑みを見た瞬間に、私の中の感情は確かに今までと違うものになったのだ。

****

「ボロボロだな」
西宮は潤む瞳で私を睨んだ。
透明な涙の膜の向こう側からあの瞳が私を覗き込んでくる。
「本社に戻りな、千葉や知多も心配がってるだろう」
「……まだ葺合がいない」
微かに震える声で答えた西宮に、私は軽く息を吐いた。
(敵に塩を送る、って感じだが)
まあいいさとポケットから真新しい携帯電話を取り出す。
「せめて、本社に連絡ぐらいしときな」
「携帯持ってたの?」
「一応な」
西宮はゆっくりとキーをして電話をかけ、私はその背中をただ見ていた。






此花→西宮。恋した相手は別の人に恋してた話。

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