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コーギーとお昼寝

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【パラレル】君への愛は消えぬ

*いつもどおりの京成東武です。





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夏のイベントと言えば

ひたちなか海浜公園は人でごった返し、賑わいのさなかをいつもの三人が縦横無尽に走り回っていた。
「なあ水戸、日立とひたちなかは?」
「常磐も手伝いに来てくれたの?」
「そりゃあうちも臨時列車出したりして稼ぎ時だからなー・・・・・ロックインジャパンは」
日本有数の巨大フェス・ロックインフェスでひたちなかが燃えていた。

***

「・・・・・・夏、ですね」
「夏だねぇ」
休憩も兼ねてきゅうりバーを片手に会場の人ごみを歩く。
朝からずっとひたちなか市のブースで働きづめだったのでたまに休まないと持たない、まして日立はほぼ部外者に等しい。
いくらひたちなかの同居人とて働かせるのも周囲の気がとがめると言うものだ。
ちなみに日立は基本的に市役所よりも日製の工場にいる時間のほうが長いし、書類仕事よりもこちらのほうがよほど気質に合っているらしいので一切気にしていない。
「日立、なにかじってるの?」
「水戸殿はどちらにいらっしゃったのですか?」
「運営ブース、市ブースどこか分からなかったしさ」
「なるほどね・・・・・・きゅうりバー要る?」
「食べる食べる、とりあえず3人で巡って来ようよ」
日立のきゅうりバーを奪い取って、3人でいつものようにまたどこかへと歩き出す。
夏はどこまでもすがすがしい音に包まれていた。









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三千世界の果てで

流山おおたかの森駅
野田が差し出したマックスコーヒーを素直に受け取って、のどに流し込んだ。
「・・・・・・TXは、けーせー嫌い?」
「何でそう思うの」
「けーせーの目がね、たまに凍ってるから」
「あの人は」
別の人を自分から見出そうとしている、そう言おうとして筑波が止める。
その寂しい目を見ていたら言い返す気力が無くなった。
「・・・・なに?」
「東武には関係ないよ」
「そう」
「伊勢崎や京成が勝手に人のことを気にするだけだよ」
そう言うと納得したようなしていないような微妙なj表情をした。
「筑波がらみだと思った」
気づかなくてもいいことに気づいていた野田に何もいう気力も無かった。






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東武について補足

興味のある人のみどうぞ。






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何者にだってなりたくなかった

宿命とか運命とか信じているわけでもないけれど、たぶんそういう物はあって好転するも暗転するもすべて最初から決まっているものだ。
たとえるのならば人生は常に夜中のレールの上を走る列車のようなもので、どこで切り替えられているのかも分からない。
(・・・・・・暑い)
押上の本社から望むスカイツリーは太陽に突き刺さりそうなほど高い。
「日光、伊勢崎は少し出かけるって」
「どこに?」
「上野」
まだ俺と兄さんは、抜け出せない場所にいる。

***

上野という場所は兄さんにとって過去の苦い記憶と繋がっている。
かつて愛した女の名前を髣髴とさせるせいだろう。
ああ、俺にはどうしようもないことにいまだに俺は苛立ちを覚える。
いったいいつになればその世界に俺は存在できるのか。








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