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コーギーとお昼寝

市町村・鉄道・企業・スポーツチーム擬人化よみものサイト、オンラインブクマはご遠慮ください。

ひたちなか、不思議な子。

「・・・・・・なんで俺が押し付けられるの?」
水戸、押し付けられそうなのがお前しかいなかったんだ。
と言うわけで頼む。
「日立におしつけろよ」
お前に頼まれた結城専用ハードディスクの復元が難航してて出られないんだと。
「お久しぶりであります、水戸殿。」
「あ、ああ・・・・・・久しぶりだな。ひたちなか。」
「兄様はここにいませんよ?」
「あ、いやさ・・・・・・今日はお前に用事があってな。書類とお前の自己紹介。」
「了解いたしました。」
そういってひたちなかが方向を向きなおし、敬礼をして言い出したのはこれ。
「我輩はひたちなか、水戸藩随一の商港であります。」
・・・・・・って、それだけかい!
「それ以上に必要なものはないと思われるゆえ、職務に戻ろうと思います。」
「あー、まあそれぐらいでいいよ。あ、書類ここにおいて置くな」
「ご足労ありがとうございます、水戸殿。」
「・・・・・・水戸、何でここに?」
「なんだ、日立か。とりあえず泥とほこりのままで入ったら玄関カオスになるから外で落としてこい。」
「別に、ほこりくらい・・・・・・後でごまかせる。」
「いやごまかせねーよ!」
「兄様、掃除機です。」
「・・・・・・ありがとう。」
「つまりお前らは掃除機で服を掃除すると。」
「まあ、そういうこと・・・・・・だね。」
掃除機のフィルター駄目になるぞ、とオカンのごとく突っ込んで服用ブラシでほこり取りをする姿はどう見ても夫婦です、本当にありがとうございます。私はもうおなか一杯で

「どこがだよ!」



                   おわり

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はじめまして、日立です。






「ひーたーちー!」
街の郊外にあるおんぼろ家屋。
雨漏りしないこと以外よいと思えることがない家屋の中に、いた。
「・・・・・・水戸。めし、たのむ」
泥まみれの地面につっぷすちょっとおっさん化してきた奴。
それが日立である。

はじめまして、日立です。

「や、ちょっと何でそんな急に!」
「冷蔵庫修理・・・・・・熱中、してた。」
「つまり飯を食い損ねたんですね分かります。」
基本的に水戸は日立とつくばに頭が上がらない。(皆の収入的な意味で)
なのでたびたびこういう無茶に応じざる得ないのが現状なのである。
ほれ、水戸飯買いに行ってきな。
「うぇーい・・・・・」
「・・・・・・水戸、頼んだ。」
起き上がる気力もないのか床に突っ伏したままの日立。
とりあえずそれは人として駄目だと思うので座りなおそうか。
そして返ってきた一言は

「むり」

*                             *

「日立ー、飯買って来たぞー」
「・・・・・・さんきゅ」
「とりあえずシャケおにぎりと牛乳と弁当買ってきたんだが」
「あ・・・・・・」
よろりよろりとミイラのごとく立ち上がる日立。
そして舞い上がる砂と泥。
これも予想してか濡れタオルを日立に放り投げる。(良い子は真似してはいけません)
ぐじぐじと顔を拭き、飯を恐ろしい勢いで食べていくと水戸から質問が飛んでくるのです。
「なあ、冷蔵庫修理ってあれだよな。俺がこの間二日で直しとけって言ったおんぼろ。」
「・・・・・・そう。」
「さすが日立だな、そこはほめて使わそう。」
「佐竹様に、褒められる方が・・・・・・いい。」
「わっちは褒められるうちに褒めてもらった方が良いと思うんだがねぇ」
ひょっこりとやってきたのは一匹のペルシャ猫、伊勢甚ジャ/スコ・今のイ/オンです。
「伊勢甚、ひっさしぶりー!」
「久しいねぇ、水戸。日立。」
「・・・・・・久しぶり、家出した?」
普段は下妻の家で暮らしていて、そんな頻繁には来ませんが暇を良くもてあます猫ゆえに来ることもあるのです。
「違うさ、水戸の阿呆ガラスからの伝言だよ。」
「・・・・・・阿呆ガラス呼び、だめ。」
「わっちからすれば阿呆ガラスは阿呆ガラスにありんす。後伝言『さっさと帰って仕事しろ』だとさ。」
「あ・・・・・・ごめん、日立俺帰るわ。」
そう言うと走って帰っていく水戸。
ため息をつきながら先に言葉を発したのは伊勢甚だった。
「肝心なところで役に立たんね、それならよっぽどお前の方が有用にありんす。」
「・・・・・・伊勢甚、水戸の仕事は水戸がやるもの。僕は・・・・・・無用。」
「日立、お前水戸に惚れてるでありんしょ?三叉にはお見通しさ。」
「なんで、そう思うの?」
「その顔さ。」
僅かにほてった顔。
「お前は水戸の時だけ異様に仕事が速いじゃないか。・・・・・・じゃ、わっちは帰るさ。」
そういって消えていった伊勢甚はやけに楽しげに見え、ほてったままの日立は2度目のため息をついた。





                 おわり

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しもつまものがたり?その2






「しもつまー世間一般で言うゴールデンウィークですね。」
「休み無いですけど」
こんばんは、僕です。

しもつまものがたり?その2

「え、そうなの?!」
「・・・・・・ゴールデンウィークはほぼ仕事で埋まってます。」
「空いてる日って・・・・・・ない、ですか?」
何故か丁寧語で聞かれる。
まさかずっとオフだと思っていたんだろうか、むしろ研究職の方が少ないような・・・・・・?
「土日は普通に休みです。」
「ですよねー」
にっこにこで納得するつくばさん。
何かあるな、と感じ取ったけど言わぬが花。
「あのさ、土日一緒にデズニーいかない?」
そう言うことか、と今度は僕が納得。
「連休中の土日って凄く込むシーズンじゃ・・・・・・?」
「そこはねー、東京が色々融通利かしてくれてホテル一泊券とか色々くれたんだよー」
それはきっと(あくまでも想像だが)東京さんをこずいて奪い取ったの間違いのような気がしなくも無い。
だけどこれもきっと言わぬが花。
「まあ、良いですけど・・・・・・」
立ち上がり、僕の手を引っ掴んでこう言い放った。

「じゃあ、行こうか?」

一瞬の思考停止の後に出てきた言葉は一つ。
「・・・・・・え?」

*                          *

「荷物、いつの間にここに運んだんですか?」
「え?今朝だけど。」
ホテルに着くと僕の荷物とつくばさんの荷物。
用意周到すぎて怒りを超えて呆れた。
「まあ、あそぼっか?」
遊ぶ気満々で僕の手を捕まえて走り出そうとするセヴンティーン。
金曜の夜で疲れてるはずなのにこれ。
神様、これが若さですね分かります。
思わず僕は若さへの憧れ(?)からか呆れからかため息をつく。
「・・・・・・体を酷使しない奴にしてくださいね。」
「大丈夫だよ、パレード行くだけ。」
そして僕らは外へと走り出した。






                       おわり

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しもつまものがたり?その1






僕には日々、面倒を見る人がいる。
「ただいまぁ」
「おかえりなさ、って臭っ!酒臭いですよ未青年!」
「東京にぃに、飲まされたんだよぉ・・・・・・気持ち悪い」
「ああ、分かりました。ちょっと待ってくださいね。」
別に僕が面倒を見る必要はないのに、どたとたと水を取りに行く僕がいるわけでして。

しもつまものがたり?その1

「水もって来ましたよー」
「あんがとー、口う「却下で。」
僕はいたって健全な成人男子であってそんな男に興味は無いのである。
東京の方じゃ普通なんでしょうけどね。所詮田舎ですから。
「じゃぁ、その水を入れて・・・・・・」
「はいはい口あけてください」
こんなんだから下館から「結婚しろよお前ら」とか言われるわけだけども。
ええそうなんだけども。(大切なことなので二回言いました。)
「生き返るぅ・・・・・・あんがとね、下妻。」
「そうですか、もう寝る時間ですからちょっと歩いてくださいねー明日休みですよね?」
ずるずるとちいさな筑波を引きずる。
時間は既に12時を軽く飛び越している、まあそこまで僕が奥さんみたく待つ理由も無いんだけど。
「しもつまぁー、明日クレオいこ?」
ベッドに乗っける前に言った一言。
あえて何も言わずに僕は手を離し、体を離そうとする。
・・・・・・あれ、まさかこの人。




(僕引っ掴んだまま熟睡した・・・・・・)




身長に比例して腕の短い筑波の腕からの脱出はまず不可能。(腕の長さというものは身長に比例するので)
ああ、もうめんどくさい。
そう思って僕は熟睡することにした。


*                            *

頭が痛い、記憶も無い。
そして自分の腕の中(恐らく僕の寝返り合わせて一緒に寝返りすると言う下妻らしい器用な技を使ったんだろう)には・・・・・・下妻がいた。
「・・・・・・し、しもつま?」
「あ、おはようございます。」
自分の脳内でトンでもない家を大改造する番組のナレーション(っぽいもの)が流れる

なんと言うことでしょう、寝ボケ眼ってこんなに威力大きいんですね分かります。

これがいわゆる「萌え」なんですね・・・・・・
って朝から何してるんだじぶんよ。
「下妻さ、今日暇だよね?クレオ行かない?」
「ああ、昨日言ってましたね・・・・・・いいですよ。」
ちょっと朝から泣いた、笠間とか東京に幸せのレベルが低いといわれようと気にせずにちょっと泣く。
ちょっとだからばれないと信じよう。
「あのー、朝ごはん作るので離してくれません?」
「・・・・・・」
ああまったく、自分に感動する暇すらくれないんだからこの天然!








                         おわり

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結城、小山と出会う。






小山とであったのは、奇妙な偶然としか言いようが無かった。
昔、世話になった人がかの地の出身だった。
「結城、紹介してやる。小山だ。一度お前に合わせておかないと、と思ってな、無理やり連れてきたんだ。」
「・・・・・・小山、です。」
小さい、ふてぶてしい餓鬼だった。

結城、小山と出会う。


このふてぶてしい餓鬼が、さまざまな奴の稚児になったのだから不思議に思う。
手合わせや、練習につき合わされた。
いつからだろう、こいつが強くなりだしたのは。


*              *

自分に、「桜夜叉」などとふざけた呼び名をつけたのは古河だった。
一振りですべての桜の花を落としてしまった、そんなところからついた名だった。
いつの間にかそれは周囲公認の呼び名のなった。
「桜夜叉さま、お手合わせ願います。」
小山も下館も、桜夜叉と呼んだ。
「ええ・・・・・・良いでしょう。小山」
そして、戦国のさなかに朝廷相手に暴れた。
あの日から小山は私を追い抜かすことを狙いだした。
戦国の世、天下泰平も終わり世界に新たな風が吹いた。

明治維新。

武士からただの人間になっても尚、小山は個人として私についていた。
そのときから、小山を自分の手元に置いた。
ただ、100年単位でなど考えてはいなかった。

*                     *

「・・・・・・で、今に至ると。」
「そうですよ、あと古河。」
「なに」
「こっちのお酒が尽きたので、それをこっちにください。」
「・・・・・・やだね、ウォトカはяの命だ。」
「このわがまま武士が、ほらよ。」
「おや、どうも。」
「飲んだくれて倒れるなよ、桜川に酒のにおい嗅がせたら倒れる。」
「笠間に頼るくらいなら水戸線にでも迎えを頼みます。」







                  おわり

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