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コーギーとお昼寝

市町村・鉄道・企業・スポーツチーム擬人化よみものサイト、オンラインブクマはご遠慮ください。

var:Int!さんより頂きもの

Twitterでお世話になっているvar:Int!さん(@varInt0)から八幡釜石コラボ小説をいただいて、それが大変良かったので許可を得てリンクを張ります。サイトにリンクさせてるのでばーいんとさんちのみなさんについてはそちらを参考で。
ご本人曰く「史実の確認をすっ飛ばした」とのことなので史実面については触れないで上げてください。そこ抜きでも面白いので……。
ちょっと長めのお話ですが、愛ゆえに暴走する八幡を生ぬるく見守ってあげてください。

第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話
エピローグ

以下これを読んだときに思いついた君津+鹿島の短編再録です。興味ある人だけどうぞ。
細かいことはすっ飛ばすが、八幡が並行世界の八幡と入れ替わった。
………何を言っているのかわからねーと思うが俺も意味の分からない事を言っている自覚はある。
並行世界の八幡は随分と紳士で大人しく、あと釜石に対する愛情が落ち着いてる。
というかこっちの世界の八幡(此花が元々いた方をA幡・やって来た方をB幡と呼ぶことにしたのでそこに従って以降そう呼ぶことにする)がおかしいのだと思うが。
B幡はどうやら製鉄大合同前の時間軸から来たようで俺どころか広畑の事すら知らなかったので正直話は全然分からなかった。なんせ前提知識に半世紀近いズレがあるのでどうしようもない。
なので直接話す事はほとんど無かったが、その行動や言動には興味があってずっと観察していた。
気性は穏やかで物腰は丸く、キツい物言いや小倉によく見せてる喧嘩腰の態度もない。 何より釜石へのあの過剰なほどの愛と執着がない。
師弟関係である事はA幡と同じなのにあの過剰で病的な愛情が無いのである! その姿を見ているとどうしても考えてしまう事がある。
「もし俺がB幡のほうに育てられてたら俺はどうなってたんだろうな?」
「どうだろうねえ?」
たぶん会うことのない並行世界の自分は、かつての俺と同じくきっと八幡の事が大好きで容姿もよく似た子どもだろう。B幡のいる世界の俺には八幡から愛されたいという欲を存分に満たされて健やかに育って欲しいと思うし、同時に俺の前には絶対出てこないで欲しいとも思う。
そうでなければ並行世界の己に嫉妬するなどと言うみっともないことをしてしまう気がするのだ。
「いっそB幡の方に甘えてみれば?」
「やだよ。子どもの俺が愛されたかったのはA幡のほうであって、並行世界の八幡だからと言う理由で代わりに甘させて欲しいとか向こうには意味不明だろ」
「君津は厳しいねえ」

「それに、あの愛情は向こうの世界の未来で生まれるだろう並行世界の俺のものだ。まだ出会っていないからって俺が貰っていいもんでもない」

並行世界の俺に直接どうこう言う気はないし、会いたくもない。
でも並行世界の俺はB幡の方に愛されて大事に育てられて欲しいと願っている。

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