*やっぱり神栖市民に土下座しないと許されない気がする神栖市主人公のシリーズの続き。
*神栖さん銚子さん波崎さん皆まとめて非常に残念なキャラです。
「・・・・・・という訳なんだけど」
「なんだそれ」
「それはこっちが知りたい」
波崎を探して早半月、一向に見つからずかなりイライラしていた。
ただそれでも空気を読まずにうちを訪れる奴がいた。
「鹿島、神栖。銚子が来たぞ」
「久しぶりだねぇぃ」
「いますぐうちに帰れ」銚子だった。
前途多難だ神栖さん!「銚子と会うのは初めてだね、僕は鹿島。話は神栖から良く聞いているよ」
「こっちこそなぁ、頻繁に柏から良く聞いてらぁ」
「ああそうだ、こんど柏に言って置いてね。『今年こそアントラーズが天皇杯手に入れる』って」
柏、という言葉に反応するように謎の優勝宣言をするともうため息をつく他無かった。
ついでに言っておくと鹿島と柏はどちらもサッカーの街ということで、微妙にライバル意識がある。
「神栖は3日ぶりだなぁぃ、手土産に一夜干し持ってきた」
「むしろお前は2日に一度は利根川超えてるじゃねぇか、波崎連れて来たら千葉に帰れ」
「ああ、その波崎だけどなぁ・・・・・・」
「なんか情報入ったのか!言え!というか吐け!」
波崎、という言葉に反応するように襟首を引っつかむ。
よくよく考えると自分も鹿島のこと言えない気がする。
「神栖~、銚子の首絞まってる」
「ああ・・・・悪い、で波崎は?」
「3日前まで鴨川んトコいたらしい、千葉の海岸線なぞる様にふらついてるらしいからそのうち千葉んとこにでも顔出すと思うんだがねぇぃ」
「分かった、情報源は誰だ」
「成田と外房でぃ」
その二人なら十分納得がいく。
鹿島線で香取に出て成田線で松岸、総武本線と外房線というところか。
そこから先は内房線で千葉市内に出るか、バスに乗り換えて海ほたるで神奈川に出るか。
「・・・・・・銚子、手伝え」
「は?」
「千葉で波崎とっ捕まえる」
確立は二つに一つ、絶対にとっ捕まえてやる。
神栖がDV旦那に・・・・・・おかしいな、こんなはずじゃ。
次で波崎町が出てきます、たぶん。
ちなみに波崎の逃亡ルーと組むのに苦労したのは秘密・・・・・総武さんいろんな意味でパネェっす・・・・・・・orz