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コーギーとお昼寝

市町村・鉄道・企業・スポーツチーム擬人化よみものサイト、オンラインブクマはご遠慮ください。

岩手近辺鉄道擬人化「盛岡支社歓談」

*ぷらいべったから再録

*考えてた設定
制服は各社現行制服をベースにラインカラーが襟ぐりや袖やネクタイ等にあしらわれている、どこにラインカラーをいれるかは個人の裁量に任されている。
人名は無く路線名+さんで呼ばれる。
怪我は災害による休止などの象徴、完全復旧で消えるがまれに痣のように残ることもある。
いつも書いてる擬人化(土地擬人化・青春鉄道)とは別の世界線


・大船渡線
地元政治家の無茶ぶりによって作られた線形のせいで「ドラゴンレール」とかいう最高に中二病な名称を与えられたローカル線。
左目は瞳の色がわずかに濁っておりちょっと見えづらい、震災~BRT開通前は眼帯だった(開通後視力が復活)
ジャージ+タバコ+サンダルという服装のせいでいかにも田舎のヤンキーっぽいが本人は単に楽な服装をしてるだけ。髪はいちいち染め直すのめんどくさいので黒髪。
気仙沼線のいなかった頃は自分の頑張りが大きかったのでもっとかっちりした服装してた(本人談)今でも会議などで必要な時は制服を着る。
好きなものは煙草とピカ○ュウ。
気仙沼線のことはかわいい弟分だと思っている。「兄弟」呼び。
南リアスとは盛線時代から同じ駅を使っている顔見知りだが、やっぱり北リアスとの見分けがつかない。

・気仙沼線
微妙についてない感じの大船渡線の弟分。
JR移管後は大船渡線の仕事だった仙台から三陸地方南部の都市輸送の仕事を引き受けており、その記念にと大船渡からもらったネクタイをつけている。
わりとブラコン(自覚アリ)だがいろいろ思うところがあって基本的に隠してる。
走っているのは宮城県内だが、支社境界の関係で盛岡支社と仙台支社両方に顔を出しているので何気に顔が広い。
左目が濁っており少々見えづらい、震災~BRT開通前は左目に眼帯していた(開通後視力が復活)
基本スーツ+革靴で見た目も爽やかお兄さんなので不審者に思われることは少ない。
大船渡線の事は兄貴分だと思っているけどBL的な何かがあるかもしれない。
石巻線とは友人。

・釜石線
ガテン系だけどエスペラント語と文学を愛する明るいお兄ちゃん。
「銀河ドリームライン」というロマンチックな名称とエスペラント語駅名を与えられているが、もともとは釜石の製鉄所への連絡手段として開業した割とガチ目のガテン系。
昔は国鉄唯一のロープウェイを運航していたこともある。
山田線はいい友人。
さんてつは見分けがつかないけど良いやつ。

・山田線
悩み多きJRの器用貧乏。
盛岡から山を抜けて宮古を通り過ぎて海を走り釜石へ走るため海も山も走れる万能男子。
海側の路線を三陸鉄道に挟まれ割と本気でさんてつに嫁入りしそうなのが目下の悩み……だったが、2019年に宮古~釜石がほんとにさんてつに移管された。
特に特徴のない面立ちをした普通の青年だが、何かと怪我が多いためスーツの隙間から包帯がたまにちらっと見える。
釜石線はいい友人だが色々複雑な気持ちもある。
さんてつ双子は可愛い弟分だけどたまに怖い。
岩泉線の事はマブダチ。

・岩泉線
生死の境を彷徨いながらも今日もどっこい生きてる元鉄道路線。
一度瀕死の重傷を負い植物状態になって目覚めたらバス路線になっていた。現在は東日本交通にいるが機会があるとJRの面々に絡みに行く。
山田線が唯一のマブダチだが、さんてつにとられそうでちょっと不安。

・田沢湖線(秋田新幹線)
俺が!秋田新幹線だ!
新幹線とほぼ同一化していることに定評のあるにーちゃん。新幹線を通すため改軌工事をしたら背が伸びた。

・三陸鉄道北リアス線/南リアス線
山田線以外はまともに見分けがつかない西洋人形のような面立ちをした双子の美少年。
いつか山田線(特に宮古~釜石間)をお嫁さんにする野望を持ち、山田線に対しては大変愛が深くマブダチを取られたくない岩泉線とよくやりあっている。
南リアス線は元国鉄盛線、北リアス線は元国鉄宮古線だった過去を持つ。
2019年に山田線の一部が移管されてリアス線になってからも宮古を境に2人で仕事してる様子。

・東北本線
泣く子も黙る北の幹線様。
第3セクターにいろいろ持ってかれたけど今日も元気です。
ちなみに宇都宮線は別人。

・IGRいわて銀河鉄道
目時駅に住む双子の妖精の兄の方
仕事が大好きで器用貧乏。特技はごはんを作ること。
青い森とは双子の兄弟だが見た目はそんなに似ていない。
なにかと苦労は絶えないけど兄弟仲は良好。

・青い森鉄道
目時駅に住む双子の妖精の弟の方
可愛いもの(というかモーリー)と食べる事が好き。
食欲旺盛で良く色んな人にご飯をたかっている、主な被害者は兄。時々八戸線や大湊線辺りも被害を受ける。
外見はわりと幼い。兄の事を「にーちゃ」と呼ぶ。マジ天使。

・奥羽本線
日本海北部を取り仕切る生真面目本線。
ミニとはいえ新幹線意識が強く暴走しがちな田沢湖線を諫められるほぼ唯一の存在。
ただし本線のため山形や秋田にいることも多い。

・津軽線
北海道と青森の間を揺らぐ何か。
本数が少なすぎて一日の大半を青森市街地で過ごしている。
北海道新幹線になった津軽海峡線という親友がいる。

・八戸線(仮)
ウミネコと料理が好きな綺麗なお兄さん。

・石巻線(仮)
気仙沼線の親友な男の子。
小柄であることやラインカラーのピンクのを身に着けているせいでフェミニンな印象が強いが、石ノ森章太郎作品が好きでいつも首に黄色いマフラーを巻いている。
仙石線とブロマンス中(?)

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製鉄所関係の用語の基礎知識

メモも兼ねた基礎知識まとめです。
中身は大変雑です。
これを読むとえふいーが読みやすくなります。たぶん。
思い出したら随時更新予定。
最終更新:16/07/20


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白酒にひなあられ

雛飾りをそっと出窓に飾り、傍らに桃の花を飾れば春の心地がした。
「うん、かわいい」
満足な気分でグッと背伸びをしてから、くるりと部屋を見渡す。
私の住む小さな一軒家は初春の日差しにあふれて暖房要らずの温かさだ。
水戸や大洗と言った賑やかな面々のいない静けさに満ちたこの小さな家での暮らしを私は案外気に入っているけれど、今頃水戸君はどこかで騒いでるのかなあと言う気もした。
携帯電話の呼び出し音はない。
今日は静かに一人でお雛様を眺めながら過ごすのかな、と思う。
「まだ明るいけどお休みだし、いいよね?」
昨日買った白酒の瓶のふたを開けて、青いガラスのお猪口と小さなグラスにそそぐ。
お猪口にそそいだ分はお雛様にお供えしてから、私はグラスの方をひとくち。
「美味しい……」
ひなあられを少しつまむとふわりと口の中で溶けていく。




(なんだか今日はぜいたくな気分)

ひとひらの桃の花びらを白酒に落として飲めば春が全身に染み渡った。


茨城町ちゃんの贅沢なひな祭りのお話。

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今日もチョコは届かないまま

毎年、八幡からバレンタインにチョコが届く。
聞いた話だと全員に贈っているらしいのでたぶんそこまで意味はないのだろうと思う。
届いた生チョコをブラックコーヒーと一緒に片付けながら、溜息を吐いた。
「……今年も贈り損ねたな」
毎年、八幡にチョコを贈ろうと思うと思うのだがどうも毎年贈り損ねる。
激戦のチョコ売り場に行くのは嫌だし、ネットで買うにも何を買えばいいのかと迷いすぎて結局いつも贈らずにバレンタインが終わるのだ。
残りは後で食べようと生チョコのふたを閉めて考え直す。
せめてお礼のショートメールでも送ろう、と携帯を開く。
『チョコ届いたけどすごい美味かった。ありがとう』
簡単なメッセージを投げれば、返事はすぐ届く。
『君津の方も届きましたか。』
『御礼届いてない奴いるのか?』
『鹿島と直江津と釜石がまだ届いてないんですよ』
『たぶんだけど鹿島はこっちから聞かないと返事出さないかも。』
『何なんですかねあの子、返事ぐらい自発的に出してくれればいいのに』
『鹿島は広畑とは違う意味でマイペースだから。俺の方で言っとく』
一度画面を切り替えて鹿島に電話をする。
あいつはメールだと無視することがよくあるからしょうがない。
「もしもし?」
「鹿島、八幡からのチョコ届いたか?」
「……あそっか、今日バレンタインか。俺今外出中だからまだ受け取ってないよ」
「受け取ったら返事送っとけよ」
「はいはい、じゃあね」
電話をぶっちぎってきた鹿島はある意味いつも通りだ。
メールの返信はまだ来ていない。
まだ残っていたコーヒーを飲見ながら返信を待つ。
『いま釜石から御礼届きました、鹿島は何か言ってました?』
『まだ受け取ってないって』
即座に返事を送ってもたぶん返事はないだろう。
釜石と嬉しそうにメールをするその姿がはっきりと想像できるのが無性に悲しくなって、甘ったるい生チョコを一口放り込んだ。






バレンタインの八幡君津

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矢印と片思い

長い休みを貰ったんですよ、とその人は笑いながら言った。
電話越しに聞くその声に私の胸が大きく弾む。
『その休みを使って、そっちへ行ってもいいですか?』
「……是非!」
電話越しにそう告げると「じゃあ、計画が固まったらまた電話しますね」と告げて電話が切れる。
カレンダアで赤い丸を付けてから下に結城さん来福と書き記す。

矢印と片思い

福井駅の改札口に立ちながら、結城紬の彼の姿を探す。
「久しぶりです、」
「いえ、こちらこそ」
仕立ての良い紺の結城紬の上に黒の外套、皮手袋と帽子のその姿は銀幕のスタアのようだ。
矢羽柄の秩父銘仙の上に長羽織という和装にしておいたのは正解だったようだ。
「椿のブローチですか」
「はい、熊本さんから頂きました」
「……ああ、姉妹都市協定結んでいたんでしたっけ。」
肥後椿のブロウチを見て「奇麗ですね」と呟く。
服装を褒めてもらえたことは嬉しい、わざわざ永平寺町に相談した甲斐があった。
「ああそれと、お土産です」
手渡されたのは朱色のスカアフだ。私のために選んでくれたのだろう。
「いま、巻いてもかまいませんか?」
「私は構いませんよ」
袋からスカアフを取り出して首に巻くと、植物の香りがした。
一緒に入っていた紙によると植物染めの絹のスカアフだというのでこの植物の匂いは染料の匂いなのだろう。
「似合いますね」
嬉しそうに笑うその顔は一等美しい。

****

この街の冬は雪か曇りが常で、今日も空は灰色だ。
見慣れぬ裏日本の冬を興味深げに眺めながら自家用車で北ノ庄城郭跡を目指す。
「福井には何度か来てますけどやはり関東とは違いますね」
「確かにそうですね」
「手土産に雪なんか持ち帰っても面白そうですね、きっと筑西が大喜びしますよ」
「素敵だと思います、ついでに越前ガニも送りますよ」
「おや、大盤振る舞いですね。カニを買っていく約束は既にしてあるのであとで市場に案内してくれますか?」
「はい」
赤信号で車が止まる。
助手席に座る彼に何を聞こう?何を話そう?と思案するが、話したいことも聞きたいこともたくさんあるのに口も頭もうまく動かせずに空転していく。
まじまじと見ていると驚くほど美しい人だ、と思う。
すっとした目鼻立ちの美しさ、黒曜の瞳の金属にも似た輝き、東国武士の武骨ながら美しいたたずまい。その視線はまっすぐに福井の街並みに向けられている。
「信号変わりますよ」
「ああ、すいません」
意識を車の運転に移す。
青信号が爛々と輝いて車を再発進させた。
「……福井は、美しい街ですね」
「はい」
「いつか、小山さんを連れてきて良いですか?」
自らの想い人の名を告げる声は微かに熱を帯びている。
結城さんの特別になりたいと願いながらもそれは出来ないことだと、ただその一言の声色で思い知らされる。
そう告げる彼に私はただ「はい」と呟くのみだった。






結城さんと福井ちゃん。叶わぬ恋に身を焦がすさまは可愛いと思っています。

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