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コーギーとお昼寝

市町村・鉄道・企業・スポーツチーム擬人化よみものサイト、オンラインブクマはご遠慮ください。

くもじぃIn水郷筑波

神栖は大いに落ち込んでいた。
「佐原・潮来・鹿島か……」
「なに凹んでるんですか」
「まあまあ、そのうち取り上げてもらえるって」
「東国三社についてちょっとぐらい取り上げてくれるかなって期待した俺がバカだった……」
そう。くもじぃが香取・鹿島と行くので東国三社が来るとほんの少し期待していたのである。
それが完璧スルーとはどういうことなのだろう。いやまあ知名度的に仕方ないのかも知れないが。
「マッシュルームより東国三社来て欲しかった……潮来は許すけど」
「私は許容範囲内なんですね」
「だって潮来はこれから稼ぎ時だし、しかし小見川は絶対許せない」
神栖から湧き上がるのは純粋な邪念であった。
いっそ潔いまでの邪念である。まあ完全スルーだったしね。ついでに言えば鹿島の工場地帯の半分以上は神栖なのだが。
「……神栖、」
「臨海線」



「りんてつ応援団の某氏が『一瞬6000系出たぞ!』ってツイートしてて、確認のために録画みた時の俺と弟よりかははるかにましだ」

臨海線の一言で空気が凍ったのは言うまでもない。



おまけ:その頃の大洗鹿島線と鹿島線
「生きてて良かった……テレビで全面的に取り上げられる日が来てよかった……」
「鹿島泣かないで?!」
鹿島線が泣いてた。

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ラキさんからの頂き物

ラキさんにうちの結城と小山を書いていただいたので許可をとって掲載。


小山さん。結構イケメン……!
ラキさん曰くうちの小山のイメージカラーは黄土色なのだそうな。


結城さん。もう1つ別バージョンもあるのですがこちらのほうがイメージに近いのでこちらで。
しかしこれが「小山可愛いhshsprpr」とかしてるんだから信じたくないね……!

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今日も今日とて平和です

結城下館筑西桜川「「「「アド街笠間おめでとう!!」」」」

笠間「……今更過ぎんだろ」
結城「色々あったんですよ主に中の人のほうに」
下館「祝って貰えるだけましだろこっちは市政開始日スルーされたわ」
笠間「そういや下館と結城も市政60周年だわな」
結城「下館の歴史は筑西とともに消え去りましたけどね」
筑西「何の話ですー?」
桜川「しーくんも気になるですよー」
下館「追い打ちやめろ!」
結城「純粋さは時に残酷なものですよ……」
下館「あんたは常に小山以外には残酷だろ」
笠間「本題どこ行った」



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白い日に生まれた君へ

うちに帰ったら、鹿島と鹿島臨海が愚痴大会を始めていた。
「理不尽だ」
「確かにそれは理不尽だよねえ」
「……鹿島、臨海線いつのまにうちに」
「あ、お帰りー神栖」
鹿島が何でもないようにこちらを向いて笑うので、どうしようと思わず視線を逸らす。
そもそも勝手に人んち不法侵入するなって話である。
たぶん何を言ってもどこ吹く風な事は長い付き合いで察しているが。
「ねー、神栖。臨海が大洗鹿島にプレゼント渡したら叩かれたんだって」
「何渡したんですか」
「……前から欲しがっていたガルパンのゲームと、バレンタインのお返しにマシュマロ」
機嫌があまりよろしくないようだが、そりゃあ叩きたくもなるよね。
バレンタインにマシュマロ渡すのは嫌いって意味だからね。まあ臨海線の事なんで知らなかったんだろうけど。
「何なら良かったんだろうねー」
「……クッキーかキャンディ渡せばよかったんじゃ」





後日、鹿島臨海が「兄さんからホワイトデーのお返しに飴貰ったんだけどこれは押し倒してもいいのか」という旨の相談を受けるのはまた別の話。


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寒の戻り

1:下妻とつくば
「下妻ぁ」
甘えたような声を出したその人にはいはいと駆け寄る。
昨日の午後から突然降りだした雪は庭を真っ白に染めてくる。
お互い色々と忙しかったので久しぶりの休日だったのだが、休日に雪とは神様も空気を読み過ぎだ。
暦の上でこそ春だが、雪のせいかまだ冬の盛りのような気すらしてしまう。
「これあげる」
そう言って差し出されたのは手に乗っかるほどの雪だるま。
小学生じゃあるまいし、などと思いながらもなんだか無性に目の前の相手が愛らしく見えるのは仕方のない事だろう。

****

2:筑西広域組と笠間
「まったく、子どもは元気ですねえ」
無邪気に雪と戯れる筑西と桜川と下舘を窓越しに眺める。
こたつから出られないのは年齢故と言ってもいい。
「本当にな、こうやって見っと下舘もガキに見えるわ」
「若い人との交流も多いですからね、見た目的に」
お茶をすすりながら見た笠間の目はやけに優しくて、それがどう言う意味の目であるかはすぐに察した。
「下舘が気に入ったなら早く痕跡を残してあげたほうが良いですよ」
「は?」
「……気づいてないならいいです」

****

3:神栖と銚子さん
「……くっそ寒い」
ヒーターから一歩も動こうとしない神栖を眺めながら、ほれとコーヒーを差し出す。
どうやら雪による底冷え的寒さが本人には耐えがたいようだと悟る。
「暖めてやろうかぃ?ベッドの上で」
「氏ね、いやむしろ死ね」
「まあ気のすむまで暖房当たってけ」
寒さでぶるぶる震えてるのを見るのも、なかなか悪くない。



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