忍者ブログ

コーギーとお昼寝

市町村・鉄道・企業・スポーツチーム擬人化よみものサイト、オンラインブクマはご遠慮ください。

天空にわっか

「空が青いねぇ」
「晴天だからねぇ」
大きな盛り上がりを見せる世紀の天体ショーに一帯は盛り上がりを見せていた。
偏光グラスを片手に朝7時半の太陽を見つめる。
「そろそろだね」
太陽はだいぶ欠けていて、ざわざわとした声が大きくなる。
そのとき、太陽と月が重なる。
「・・・・・・・これが金環食かぁ」
「18年後にも見えるけどね」
「北海道まで行くわけないでしょ」
天空に大きなわっかが浮かぶ。
まん丸なわっかの先から、明るい未来が見えた気がした。









金環食うっかり見損なった記念です。まあいいけど。
きっとみんな空を見上げていたんだろうなぁって妄想。

拍手

PR

Παράδεισος των μαθηματικών(数字擬人化)

*数字の擬人化です。
*正しさについては気にしない方向性で。
*タイトルは「パラディドス・トゥ・マティマティコン」
ギリシャ語で「数学の楽園」という意味。

---世界観---
舞台はギリシャのどこかにあるといわれる「パラディドス・トゥ・マティマティコン」通称楽園。
世界中の偉大な数学者たちの見つけ出した定理や数字たちが暮らす、特別な場所は世界の核を見つけ出すための議論の場所であり、日常の場所でもある。
もちろん「楽園」なので衣食住は常に満たされている。
数字たちはおのおのの性質に分かれて独自の集団を作り、生活を営む。
集団を超えた対話は日常茶飯事で、新たな理論構築のため対話を続ける。
-------------

・円周率
「わたしを3と覚えている愚者はいないようね、なら始めましょうか」
性別不詳年齢不詳のギリシャ人。
プライドは高いが科学にかなり貢献している。
無限数と未解決問題と無理数という3つの集団に所属。
楽園を統括する役割を担っている。

・黄金比
「美しさこそが俺の正義ですよ」
この世で一番美しいものを愛する芸術家肌のギリシャ男。
醜いものを否定し、完璧に美しいものだけを追い求めている。
円周率とは腐れ縁のようなもの。

・ネイピア数(自然対数の底)
「・・・・・・僕はネイピア数、ですよ。いい加減正しい名前を覚えてください。」
よくスイス人だと思われているスコットランド人。
楽園内における突っ込み役。
スコットランド人としての自分に誇りを持ち、スイス人だと思っていない。
オイラーの公式に無理やりレオンハルト一派と超越数一族に所属させられている。

・素数
「くくくくく、相変わらず楽しそうですねぇ」
国籍不詳のピエロ男。
兄弟が数多くおり、素数家とも呼ばれる集団のトップ。
神出鬼没で謎は多い。
一人称がころころ変わる。

・双子素数
「そうですねぇ、にぃ様」
素数の双子の妹、国籍不詳のピエロ女。
現在も数学者の頭を悩ませるのが趣味で、集団では素数家と未解決問題に所属。
円周率に思いを寄せているようないないような。

・フェルマーの最終定理
「いずれ謎は解かれるのです、私のようにね」
さびしそうな笑いが特徴の金髪フランス人。
かつては生みの親であるフェルマーだけが答えを知っているとされたが、長い時を経てつい最近解き明かされたが生みの親であるフェルマーをいまだに慕い続ける。
かつては未解決問題に所属していた、現在は所属なし。

・オイラーの公式
「ネイピアも親不孝な子ね、彼はあなたと私の育ての親でしょう?」
イギリス生まれのスイス人。
あやふやだった存在意義を確立させてくれたオイラーを父と慕う、生みの親をいまだに慕うフェルマーの気持ちもわからなくはないけど。
なんやかんやと弟のような存在であるネイピアを気にかけている。
レオンハルトという一派を構築して率いている。

・天元術
「世界の核なんぞ見つけたからって、うちのおやつにもなりやしないやないでしょう」
おっとりのんびりの中国生まれの京都娘。
風流と雅を信条とし、楽園内では少し浮いた存在。
和算という独特の一派を形成し、世界の核よりもおいしい食べ物にしか興味がない。

・フィナボッチ数列
「人生は楽しむために存在するのです、それは僕もあなたも同じですよ」
陽気なインド系イタリア人青年。
好きなものはウサギなどのかわいい生き物とダンスと食べること。
人生は楽しむためにある、が信条で天元術や黄金比と馬が合うらしい。





拍手

スカイツリー開業まであと3日です。

押上駅
「京成本線、」
「あら、東武のにゃんこさん」
ご立派な体格のココア色のネコがこちらに話しかける。
東武スカイツリーと名づけられたスカイツリーの管理会社でもあるにゃんこさんは、どっしりと机に鎮座した。
「うちのはまだ土浦から帰ってきてないのか」
「そうみたいだねー」
「・・・・・・・ったく、この後宇都宮との打ち合わせだから迎えに来るって言ったのにな」
「東武のにゃんこさんもカリカリしないの」
「なら撫でろ」
そのにゃんこさんを撫でながらカレンダーを見やる。
開業まであともう少し、うちの沿線から何人この町を訪れる人が来るだろう。
町と東武の願いや世界一への野望などのさまざまな期待を背負って開業準備へと奔走する。






おわり




拍手

先週のご/ごた/まが衝撃過ぎて

チ/バテ/レ視聴中。
鹿「今日は神栖のピーマンなんだね、ごご○ま便」
神「んー」

『本州でアメリカに一番近い町・神栖で取れた美味しいピーマンをぜひご賞味ください!』

鹿「・・・・・・・宮古や銚子に怒られそうだね」
神「言ったもん勝ちだから、たぶん」








ローカルネタですがあまりに衝撃過ぎたので。

拍手

前途多難だ神栖さん!8

*そろそろ謝罪文はトップページに書くべき気がする神栖さんの話です。

5月である。
誰に何と言われようとも5月である。
「・・・・・・相変わらずこの時期だけはおかしいよな」
「しょうぶの時期が勝負ですからね」
「潮来、それすごく親父ギャグみたいだよ」
そう、水郷・潮来にアヤメが咲き誇る季節である。

前途多難だ神栖さん!

潮来花嫁さんは船で行く~♪というあの歌のとおり、潮来の花嫁はアヤメの季節には船で行き来する。
・・・・・・歌が古い?気のせいだ。
潮来にとっては観光客の来るかきいれ時であるこの季節、手伝いもかねて鹿島とここへ来るのが毎年の通例となっていた。
「そう言えば銚子さんのご様子はいかがです?」
「・・・・・・何時も通りだな」
「何時もどおりだね」
「そうでしたか、香取があーだこーだ言ってますけど気にしなくて良いですからね。神栖には神栖の考えがあるでしょうし」
「そんなこと長い付き合いで知ってる」
潮来と香取はそこそこ長い付き合いがあり、あの二人は意外に仲がいい。
まあ外面はいいけど中身のアレな香取と軽く聖人レベルの心の広さを有する潮来なのでどう考えても香取が潮来を振り回してるんだろう。いつか〆ておこう。
「そうでしたね、ところでアヤメの花言葉はよい便りだそうですよ?」
その後ろに付く言葉は大体予想が付いた。
「「銚子さんによい便りを送って差し上げればいかがですか」・・・・・・だろ」
「神栖ってばまね上手だね」
のんきに笑う鹿島をスルーすると、潮来があきれたように言う。
「そこまで自覚してるならあまりつっけんどんになさるのはどうかと思いますが」
「してない」
「いいえ、今の貴方は意地を張ってますよ。」
潮来の厳しい指摘を受けると、そろそろ帰りの電車に間に合わなくなりますよといわれて家路に着いた。

*                    *

潮来の指摘は間違ってはいなかった。
波崎の事で散々振り回しているのだし、魚もよく貰うし。
それでも、波崎が好きだった相手ということがのどに刺さった小骨のように存在している。
「よぉ」
「・・・・・銚子?」
「おめぇさん玄関の鍵開けっ放しだぜ?」
ほれ、とビニールに詰め込まれた魚を手渡された。
佃煮になった小魚を冷蔵庫にしまいこむ。
「何時も思うが、よくまあうちに来るたびに手土産用意できるよな」
「むしろ『魚以外をもってこい』といわれないだけましだねぇ、魚ならいくらでも用意できるんでなぁ。酒はあるかい?」
「カップ酒でよければあるが」
数本の冷やし酒をテーブルに並べて、適当な魚をテーブルに並べた。
「んじゃ、乾杯」
「おお」














カップ酒がなくなり、ボトル酒を一本カラにした頃には終電もなくなっていた。
「帰らなくていいのかよ」
「どうせ明日は日曜だからなぁ」
「そうか」
空のカップをグラス代わりに酒を飲みつつ、以前人から貰い受けた秘蔵の酒でも出そうかとぼんやり考える。
「・・・・・結構、お前のこと好きだわ」
「そうかぃ、俺もおめぇさんのことは好きだねぇ」
「波崎の代わりでよければ付き合っても良いぞ」
「そうかい」
寄った頭で左手を差し出すと、銚子が口吸いをした。
軽くあとが残った左手をすそでぬぐった。
「しばらくは恋人ごっこかね」
「さあな」











終わり
波崎のことを未だに気にする神栖のおかげでこんなことになりました。
ごく自然な形で恋人になってもらうことが私の技量不足でできなかったのでこうなりました・・・・・。ぎゃー!

拍手

バーコード

カウンター

忍者アナライズ