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コーギーとお昼寝

市町村・鉄道・企業・スポーツチーム擬人化よみものサイト、オンラインブクマはご遠慮ください。

カップルに20の質問をぶつけてみた。

[--] ようこそいらっしゃいました。お2人とも、今日はよろしくお願いします。

[01] では、まず初めにご自分のお名前をそれぞれお願いします。
「下妻です」
「茨城県つくば市です」

[02] お2人が出会ったキッカケは何ですか?また、それはいつ頃ですか?
「・・・・・・・万博(筑波万博)の前くらいに会ったのが最初だったような」
「それぐらいだねぇ」

[03] お互いの第一印象を教えてください。
「こんなのが学園都市なのかと、学園都市建設以前はただの平地ですし」
「わー・・・・・」
つくばは地味にショック受けてるようです

[04] お付き合いを始めたのは出会ってからどれくらいで、どちらから申し出たのですか?
「つい最近になってからだね、学園都市が形成されて今みたいになるまで」
「10年20年面倒見てましたけどね」

[05] 告白した(された)言葉、今でも覚えていますか?
「・・・・・・・・言えません」
「えー、ダズンローズ忘れた?」
「言うなぁぁぁ!」
[06] 付き合い初めの頃のエピソードをひとつ、教えてください。
「ひみつだよ。」

[07] 出会った頃と現在で、何か変化したことはありますか?
「だいぶ立派にはなりましたよね」
「んー、でも下妻はあんまり変化無いよね」
「変化のしようが無いんですよ」

[08] お互いの性格を教えてください。
「自由人わがままお坊ちゃま」
「巻き込まれ型器用貧乏へたれ」
「・・・・・・へたれってどういう事ですか」
「夜がへたれだよ」
「こんなトコで夜の話しなくて良いですよ!」

[09] お互いを何て呼んでいますか?
「下妻」
「つくばさん、ですね」

[10] 趣味は合いますか?
「んー・・・・・どうなんだろうね」
「そもそもつくばさんの場合趣味がいまいちよく分からないような・・・・・・。」

[11] 連絡はよく取る方ですか?
「お隣さんだし、よく押しかけるよ」
「それは何か違う気がします」

[12] 自分たちは周りからどう思われていると思います?
「さあ」
「誑される相手間違えてるだの考え直せだの言われてますけど」

[13] ケンカをしたことはありますか? あるなら、原因は何でした?
「・・・・・・忘れた!」

[14] 同棲は現在されていますか? していないなら、これからする予定はありますか?
「そういうのはないねぇ」
「ないですねぇ」

[15] クリスマスやバレンタインデーなどのイベントには必ず予定を合わせますか?
「下妻はフリーにしやすいから良いけど自分の方が忙しいしねぇ、無理にこじ開けるけど」
「・・・・・・僕だけでなく東京さんも胃潰瘍にするつもりですか」
「・・・・・・あはっ☆」

[16] 誕生日プレゼントで貰った物をそれぞれ教えてください。
「この間グラスを頂きましたね」

[17] アクセサリーなど、お揃いで買ったものはありますか?
「全力で嫌です」
「えー・・・・・」
「アクセサリーなんて男がつけるものじゃないですよ!仕事の邪魔です!あと水戸さんあたりにバレたら何言われるか・・・・・・。」
「じゃあ実用品とかパソコン」
「まぁ、それなら前向きに検討しますが・・・・・」

[18] 今まで黙ってたけど、相手のここがちょっと許せないと言うことはありますか?
「傍若無人すぎるところ」

[19] 2人で旅行へ行くとしたら、どこへ行きたいですか?
「じゃあハワイとかいこう!」
「温泉とかにしましょうよ、ゆっくりしたいんで」
「そんな・・・・・つるつるお肌と浴衣なんて耐えられないよ・・・・・いろんな意味で・・・・・おおかみさんに喰われていいの?!
それならそれで良いけどさ!!」

「意外に助平な発想してますよね」
「だってセブンティーンだもの」
こんなんですがつくばの外見年齢は17歳です。

[20] では最後に、お2人でメッセージを交換してください。
「これ以上人の胃痛を増やさないでください」
「愛してます」

[--] お疲れ様でした。これからも仲良く過ごしてくださいね。
(だれかこの17才を止めて・・・・・・っ)
カンペ「それ無理」







つくばは意外と暴走します。私の脳内ではこういうノリw

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ぼくらの50万計画

*このお話はあくまでもギャグと思ってください

*日立市民・水戸市民・茨城町民のかたすいません。










人間誰しも、夢と言うものがあると思う。
「日立」
「うん?」
「茨城町に合併話持ちかけてきた」
俺の夢、それは「50万都市計画」の遂行である。

ぼくらの50万計画

1970年、水戸・勝田都市計画区域が発行。
水戸と勝田を中心に県央全体の都市計画をまとめた訳だ。
どうせ都市計画をまとめるなら一つの市にまとめたほうが早い、と言うわけだ。
「・・・・・でも合併話いろいろ断られてるよね」
「さらっと心の傷えぐらないでよ」
「大洗に断られ、笠間に断られ、うちの弟にも断られ、当然東海にも断られー「もうやめて、こっちのライフポイントはゼロよ!」
ええ、そのとおりである。
市債は2千億円を超え、一人でやっていくなんて到底不可能だ。
人口増やさないとやっていけないのは当然だ。
「隣同士なら合併してあげても良かったのにね」
「・・・・・・そうだよな」
日立が隣ならまた違う気もする。
あっさり受け入れてくれそうだし、なにより企業城下町の人口とお金は魅力だ。。
良くも悪くも日製の影響を良く受ける日立なら、うん。
「合併、するか?」
「どう考えても無理だけどね」
どうやら、この計画完了の日は遠いらしい。















ひさしぶりにまともな更新です。
水戸の合併するしないの話を聞いてると苦笑いしか出てこないのでこんな話に。
みとっぽマジみとっぽ。

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あなたとともに何処までも!(路面電車擬人化)

*路面電車の擬人化です。


・広島電鉄(ひろでん)
日本一の利用者数と路線数を誇る居乳姉御。
原爆を生き延び、原爆投下から3日で復活した素晴らしき根性の持ち主。

・長崎電気軌道
長崎を走る遅生まれなつるぺためがね。
日本一安い運賃維持のため古い車両をリサイクルするのが趣味。貧乏?いいえ、趣味です。
ひろでんに憧れてる。いろんな意味で。

・土佐電気鉄道(とでん)
高知市内を走り回る元気娘。
生き残りをかけてドイツの車両を走らせたりしている。

・富山ライトレール/富山環状線
日本国内でもかなり若い部類に入る双子。
ようじょ、というと万葉線が怒りますのでご注意。

・万葉線
双子のお母さん。というかお姉さん。
アイトラムで有名。






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お菓子も、いたずらも。

*二日遅れのハロウィンネタです。

*出遅れた自覚はある。




「とりっくおあとりーと」
10月31日早朝、ドアを開けたら狼のきぐるみがいた。
「・・・・・・警察呼びますよ、栃木県警」
「それは勘弁してください。ハロウィンですよ」
言われた言葉はいつも和装のこの人には不釣合いのイベントだった。

お菓子も、いたずらも

狼のきぐるみを脱ぎ気なさそうな不審者を置いておくのはさすがに気まずいので、部屋に入れることにした。
「・・・・で。目的は?」
「いたずらです」
サラッと予想通りだけど考えたくなかった一言を告げられる。
「これ差し上げるので帰ってください・・・・・・」
みかもの月を手渡す。
たぶん、この後予想を裏切らずに県庁所在地とその保護者が100%うちに押しかけてくると思われるので早めに帰ってほしい。
「・・・・まぁ、そこまで言うなら良いですけど」
「お願いします」
「ポッキーゲームやりま「帰ってくださいマジで!」
きぐるみとみかもの月を外に押し出して、鍵を閉める。




一番迷惑な宇都宮・佐野コンビがうちに押しかけてくるのは確定された10秒後の話だ。






結城が二羽のウサギを追いかけた結果だよw
最近結城と北茨城が大いに不安です。
いや、もともと北茨城はぶっ飛んでるので考えないとして。
結城が打っ飛んでるのは愛故なのよ・・・・・・・・。

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前途多難だ神栖さん!3

*全神栖市民に土下座すべきシリーズの新作です。

*波崎さんついに登場。






千葉市・千葉駅。
(・・・・・なんで引き受けてるんだか)
神栖があまりに真剣に頼み込むので、つい引き受けてしまった。
自分好みの可愛らしい顔を本気で歪ませて『波崎を捕まえる』と言うその執着心にぞくりとした。
ああいう一途過ぎる男は大いに好みである。
神栖は木更津からバスで神奈川に行くと予想して、木更津のバス停にいる。
「・・・・・銚子?」
聞きなれたアルトがふいに耳に届いた。
「波崎か」
潮焼けで茶色くなった髪、俺より低い背丈、海と同じ色の瞳孔。
間違いなく波崎だった。

前途多難だ神栖さん!

「探しに来たんだ」
「・・・・・神栖に頼まれてなぁい」
チッと露骨に嫌な顔をした。
神栖はこんな気の強い女の何処に惚れたんだか知らないが、どうも心境は微妙だ。
「やっぱり銚子は男の趣味最悪よね、ちったぁまともな男選べば良いのに。」
「手前さんだって趣味が悪ぃ、神栖のどこがヤな男だい」
「あいつぁ尋常じゃなくしつっこいのよ、顔は可愛いし高収入だし人間だったら理想の相手だけどね」
ため息を漏らす波崎に何も言えなくなるが、でも好みじゃぁない。
その代わり可愛い顔の男なら大概惚れちまうのが悪い癖である。
「手前さん、銚子に『自分の代わりに銚子と結婚してくれ』って書いたんだろぉい?」
「当たり前でしょ、この併合で私は得しなかったし」
アンタと千葉県になったほうがよっぽど良いわ、と言い放って空を見上げた。
夏も盛りの空は何処までも澄み渡っていた。
「あいつをさらってみたいなぁぃ」
「神栖は千葉になる気さらさら無いと思うけどね」
ため息をひとつこぼすと、ふいに波崎を呼ぶ声がした。
「ちーちゃん!」
「・・・・・千葉かよ」
ちーちゃんと呼ばれた幼女はこの町・千葉県千葉市の象徴である。
ついでに言うと俺はこいつに(というかこいつの保護者に)勝てない。
「ちょうし、はさきなんでいっしょなの?」
「あー・・・・波崎にちょっと伝言があってなぁぃ、お嬢はなんで波崎と?」
「きのうね、うちぼうからたのまれたの。はさきをディ●ニーに連れて行ってやってくれって」
「なるほどなぁぃ」
内房のやつ聞いてねぇぞこんなこと、と少しだけ恨んだ。
第一波崎を捕まえたら確実に神栖が会いたがる、つまり波崎を見つけるのは正直望まない展開だった。
「銚子、神栖をあんたにあげるから見逃して貰えない?」
「この状況じゃ見逃すのが最善だろ」
「うん、じゃあ神栖好きなだけ口説き落としなよ。」
それじゃあ、と千葉と手をつないで波崎は人ごみの奥に消えていった。

*            *

そのころの千葉県・木更津市。
(・・・・・・予想外したか?)
いつまで経っても波崎が現れない。
木更津から神奈川に行くと言う予想を裏切られたようで、苛立っていた。

何年も何年も波崎が好きだった。
好きだと気づいたのがいつだったのか忘れてしまったくらい、昔から波崎が好きだった。
なのにいつも波崎の視線の先には自分以外の男がいた。
趣味の悪い男ばかり好きになって、振られるたびにこっちに泣きついてきて、なのにこっちを恋愛対象としては見なかった。
そのことにある種の嫉妬はあったし、好きになってもらいたかった。
ただ、それでも利根川の向こう側ばかり見る波崎を嫌いにはなれなかった。

気がつくと携帯は電話が来たと自己主張をしていた。
「もしもし」
『俺だけどなぁぃ』
「波崎は」
もし、銚子が千葉市内で見つけたらまだ可能性はあると思いたかった。
波崎がこっちを見てくれる日が来る可能性があると、言ってほしかった。
『一応見つけたけど、人ごみで見失っちまった』
「・・・・・そうかよ」
『帰りになんか食っていくかぃ?』
「じゃあ奢れ」
『ああ』
当然のように了承したのは意外だった。
「意外だな」
『俺ぁそこまでケチじゃねぇ』
そう笑い飛ばしたこいつはたぶんそう悪い奴ではないのかもなと少し考えが変わった。















波崎と銚子がちゃんと失恋するお話。
なんせ振られるまでどっちも未練タラタラなので。
波崎は銚子が神栖の擁護に回ることで、神栖は波崎を捕まえられなかった事でちゃんとした失恋になります。
きっと波崎が神栖を好きにならなかったのは、神栖波崎はよく似てるからではないだろうか。

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