ある日。
「そう言えば、結城って普段何してんだ?」
片手でお稲荷さんのお守りの紐を弄るおっさ・・・・いえ、笠間がいいまして。
「そう言えば・・・・・・そうだよね。」
そこに要らん横槍・・・・・いえ、同意をつけた古河がおりました。
「私の日常ですか、教えるくらいなら構いませんけど。」
* *
朝。
水/戸線のダイヤ確認をして遅刻しないように小山へ行く。
で、車で市庁舎まで帰る。
「おい、何で小山いくんだよ。」
「小山の顔が見たいからですよ、別にそれぐらいいいでしょう?」
ぬう、と効果音を背負った顔でおっさん、いえ笠間をにらむ結城。
「おい、ナレーター、さっきおっさん言ったな?」
言ってません、言ってませんって!ねえ?
昼
もう一度小山の顔を見に車を飛ばして、顔を見ながら昼食
(駄目だこいつどうにかしないと・・・・・・)
内心で笠間が言いました。
夜
メンズデーは映画を見に小山に行って、映画を見終えて家に帰る。
* *
「あのさ・・・・1つ良い?」
「なんですか、古河」
「それさ・・・・・・ストーカーの一種だよね。」
「余計なお世話です。」
終わり