3年ぶりに利根川の空に花火が上がると聞いたので、久しぶりにファンを招いてみんなで花火を楽しむことにした。
シャイニングアークス改めDロックスは多忙で断られたけど、姉さんも遊びに来てくれるというしファンもたくさん来てくれた。
ファン向けイベントが落ち着いたタイミングで来てねと伝えたおかげで姉さんもいいタイミングで来てくれた。
「楽しそうだねえ」
「当然でしょー?」
3年ぶりの花火に合わせて購入した淡い緑の甚兵衛をヒラヒラさせるこのミラクルセブンに、スピアーズが呆れたように笑う。
「まあ久しぶりだもんね、花火も。あとお土産のスイカ、お姉さんの分もあるけど食べるかな?」
「食べると思うよ」
クーラーボックスに入ったこだまスイカを受け取って、スタッフさんに果物ナイフを持ってきてもらう。
「さ、早く座らないと花火上がっちゃうよ」
夏は儚く消えていくものだから、いま思い切り楽しまなきゃね!
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グリーンロケッツとスピアーズ