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コーギーとお昼寝

市町村・鉄道・企業・スポーツチーム擬人化よみものサイト、オンラインブクマはご遠慮ください。

水仙の季節

日に日に春の近づく気配がする。
ぽかぽかとした温かな日差し、遠くから香る梅の花のにおい、雪解け水がたてる水音。
「福井さん、すいません」
「南越前が気にする事じゃないから、気にしないで」
若々しい少女がひょこりと顔を出してくる。南越前町だ。
県庁所在地は伝統的に市と県の仕事を兼任しているので、どうしても県庁まで行く余裕がない時は県の仕事を市役所まで持ってきてもらうことも時折ある(まあ元々閑職なので滅多にある事ではないが)
南越前が持ち込んだ書類にざっと目を通して、内容を大判の手帳に書き込んでおく。
「わざわざ市役所までありがとう」
「いえ。あと、ついでなんですけど」
鞄から出てきたのは新聞紙にくるまれた1輪のラッパ水仙だ。
「ちょうど庭に咲いてたんでお裾分けです」
「越前や池田には渡したの?」
「週末に丹南勢で一緒にご飯食べる約束してるんで平気です」
「そう、じゃあ後ろの引き出しに一輪挿しがあるから飾っておいてくれる?」
「はーい」
いい笑顔でそう答えたのちに残った書類に目を通す。
年度末の多忙さと書類の山の隙間に、黄色い水仙が花咲いていた。




南越前ちゃんと福井ちゃん。もうすぐ春ですね。

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ある朝のこと

朝、市街地は小雨模様であった。
しかし常磐神社へ向かう水戸の足取りは軽かった。
「やっぱこの時間は人が少ないね」
小雨模様と朝早いせいで人が誰もいない境内を通り抜け、その鳥居の前に軽く一礼をする。
明治に創建され、今も水戸市民から熱烈に愛されるこの神社に来るのは正月以来だった。
「義公さま、烈公さま、おはようございます」
お供え物のお饅頭(来る途中にコンビニで買った)を二つ並べてから言葉をつづけ直す。
「今度、義公さまのドラマの新シリーズが出来るそうですよ。是非無事に放送されるようにお見守りくださいね」
そうして軽く2柱の神となったかつての領主を拝み、ふいに後ろの方を向くと見慣れた幼馴染の姿。
「水戸くん、役場の人が探してたよ。わざわざ近隣にまで連絡きたんだから」
「ああ、ごめんごめん。でもよく分かったね?」
「日立くんが光圀さまゆかりの場所にいるんじゃないかって」
「……読まれ過ぎだなあ」
呆れつつも傘を開いて再び小雨の道を歩く。
遠くから梅の淡い匂いがした。


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繰り返す春

人よりも長く生きるこの身体が、この美しい季節を迎えるのは何度目だろう。
献血ルームで貰ったチョコレートバーを齧りながらバス停のベンチに座り込んでぼんやりと街並みを眺めてみる。
繰り返していく春の風は変わらないけれど人も町も流れ流れて変わっていく。
食べ終わったごみをポケットに押し込んで、見慣れた茨城交通のバスに乗り込んだ。
(ああそうだ、花を買わなくちゃ)
いま財布と携帯と家の鍵ぐらいしか持ってきていないことを思い出して、でも途中で降りるのも面倒だからと日立にメールをした。
『花を人数分用意しといてくれる?』
返事はすぐに来た。
『何本?』
『10本ぐらいあれば十分かな』
『了解』
日立からの簡潔な返事を確認してから、ちょっとニュースの確認をして携帯をしまう。
バスは町の中心部を抜けて、すっくりと伸びる木のような県庁の前に辿り着く。
見慣れた職員たちに目礼をしてエレベーターで9階へ。
9階の講堂入り口に掲げられた文字に、7度目の春を思った。





東日本大震災から7度目の春です。

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えふいースピンオフ:社会人ラグビーチーム擬人化「ノーサイド・ボーイズ!」

*ぼんやり考えてる設定
製鉄所擬人化と同じ世界線で、製鉄所・企業の眷属的なポジション。その関係で普通の人間のように親会社の仕事を手伝うのが日常の一部になっている(独立した別企業になっている場合はその会社の仕事をする)
ほとんどの人間にはクラブハウスで飼われている動物など(種類はマスコットキャラに準ずる/マスコットキャラ不在の場合は犬)の姿に見えるが、同じ仲間同士・親企業には動物の特徴を残した人間として見える。
クラブチームとして生まれた場合は動物要素がない人の姿で生まれてくる。
企業としての独立が進むと人間にも動物の特徴を残した人の姿で見えるようになる。
ポジションは書いている人の適当なイメージで選んでいますので参考程度に聞き流しておいてください。雰囲気ここのポジションかなーぐらいの気持ち。
みんなラグビー選手なのでガタイは平均よりいいので、ゴリラだのガタイがいいだの言われてる奴らはこの中で特にガタイがいいというニュアンスでお受け取り下さい。
外見年齢も幼いとかおっさんとか言われてない限りは20代中盤(24~26)ぐらいです。
身体のパーツにチームカラー(稀に親企業のコーポレートカラー)などが入る。
トップリーグ開幕前は親会社との区別の都合により、練習拠点やホームグラウンドの地名を通称として使用。現在も愛称未定のチームはこの方式で呼ばれかたが決まっている。
かっこがきはトップリーグ時代の名称。変更なしメンツはかぎかっこなし。
ディビジョン分けは2024-25シーズンのリーグワンを基準にしています。
同性愛やセクマイ要素は最初からついてるのでそういうモノという了解の上で読む事をお勧めします

*division1
・東京サンゴリアス(サントリーサンゴリアス)
「はじめまして、元サントリーラグビー部、いまはサントリーサンゴリアスだ」
「俺はサンゴリアスであってサンゴリラスじゃねえって!」
現在の国内プロラグビーの強豪のひとつ。
過去にはシーズン無敗をしたこともある国内ラグビーの双璧と言っても過言ではない存在。
チーム名は太陽の巨人と言う意味らしいが「サンゴリラス」と冗談で言われたり言われなかったり。ゴリラじゃねえゴリアスだ。
一言で言うと都会的なゴリラ。スマートに生きたいのでファッションやグッツにもこだわるが、いかんせん縦にも横もでかすぎてサイズがないのが悩み。
ラグビー組の中では若い方なので人懐っこく、ちょっとやんちゃ坊主感ある。
ファッションセンスは良いほう。
黒髪のソフトモヒカンに黒目のがっしりした体格のお兄さんで、黄色と水色のイヤーカフをつけている。どっちかというと可愛い系の顔。
普通の人にはゴリラのぬいぐるみに見える。さすがに本物のゴリラは色んな意味で無理があるのでこうなったらしいが、わりと毛深いのはこのゴリラの特徴を引き継いだ結果らしい。
かなりの酒好きで食いしん坊で料理上手。酒は角ハイボールと東京クラフト(ビール)が一番。
ポジションはフランカー。
親の事は深く深く敬愛している。男子バレーの方に兄、トップイーストに従弟(後述)が一人いる。
ワイルドナイツとは20年以上にわたる腐れ縁。
ブレイブルーパスは同じ府中に拠点を置く気の置けない友人兼先輩で、府中ダービーでよくやり合っている。

・埼玉パナソニックワイルドナイツ(パナソニックワイルドナイツ)
「……パナソニックワイルドナイツ、です」
「試合で手を抜くぐらいなら死んだほうがまし」
同じく現在の国内プロラグビーのもう一つの強豪。
社会人ラグビー時代に野武士集団と称えられたことから現在のチーム名になったが、そのせいか見た目も野武士化してしまい髪の毛伸ばしっぱなしにしてはサンゴリアスに美容院に強制連行される。昔はもう少し清潔にしてたらしい。
長年太田市民だが気持ちの半分ぐらいは熊谷にある状態だったが、2021年8月に熊谷へ引っ越して名実ともに熊谷市民になった。ついでにチーム名にも埼玉を付けた。
見た目はぼんやりした雰囲気の細めのお兄さん。黒髪長髪(邪魔にならないようにしばってる)でに前髪に青のメッシュが入っており、普段は目もあんまり生き生きしてない。
浮浪者三歩手前ぐらいの感じだが整えれば顔は良い。醤油顔。
しかし外見のぼんやりした印象に反して、ラグビーに関しては暑苦しいまでに熱くて真っすぐな全力主義者。仕事もきっちりこなす隠れ有能熱血漢。
勝つためなら泥臭いことや面倒なこともいとわないことに定評がある。
カミングアウトしていないゲイだが本編に出てくることはほぼ無い。
普通の人には黒い柴犬に見える。毛の一部が青い。しかし本人は猫派である。
ポジションはたぶんスタンドオフ。
親会社や従弟には思うところが多すぎて身内だと思っていないので距離を置いてる。
サンゴリアスとは20年以上にわたる腐れ縁。
スティーラーズと「太陽と海のカップ」という対抗戦を行っており、先輩と呼んでいる。
アルカス熊谷とは同じ建物に住んでいる友人のようなもの。

・静岡ブルーレヴス(ヤマハ発動機ジュビロ)
「ヤマハ発動機ジュビロ改め、静岡ブルーレヴズです……結構外見変わっちゃったからびっくりされるんですよね」
「僕がいちばんに変わるんです、プロとしてラグビーだけで生きていくって決めたんですから」
日本最初のプロラグビーチーム。
基本的には穏やかで心優しいいい男だが、二言目には兄か親会社か妹分の話をしてくるブラコン&シスコン傾向のあるバイク乗り。
過去に兄(ジュビロ磐田)と同じジュビロの名称を使うためJリーグに直訴したブラコン。
ヤマハ発動機ジュビロ時代と静岡ブルーレヴス時代で大きく見た目が変わってしまい、周囲をたびたび困惑させている。
根元から5センチぐらいは白でその先が青のプリンヘアに青い瞳、浅黒い肌。右腕の脇から肘までトライバルタトゥーが入っている。ガタイがよく爽やかな雰囲気はそこまで変わらない。
ジュビロ時代は毛先だけサックスブルーの黒髪とサックスブルーの瞳をしたガタイの良いさわやか青年。独立前は背中にサックスブルーの翼があった(普段は収納しているが脱ぐと肩甲骨の辺りに羽毛がある)
ポジションはナンバーエイト。
親会社的な意味でHonda HEATには勝ちたい。
グループ会社であるヴェルブリッツやシャトルズとはわりと親しい。
幼少期に釜石シーウェイブスに憧れており、今でもその憧れを発言の節々に見せて来たりする。
アザレアスポーツクラブのことは血縁は無いものの妹のように可愛がっており、大きい試合には手伝いで呼ぶこともある。

・コベルコ神戸スティーラーズ(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)
「ああ、初めまして、神戸製鋼ラグビー部……いまはコベルコスティーラーズって呼ばれとる者です」
「俺は永遠に戦前生まれのおじいちゃん扱いかい!」
ラグビー人気華やかりし時代から今に至るまで続く古豪。
親会社の愛称(コベルコ)をそのまま名乗ってはいるが、地域密着を掲げてあっちこっちに出てくる。そして出てくるなかでは数少ない戦前生まれの愛煙家でもある。
関西弁ツッコミじじぃ。生粋のツッコミ属性のインテリで筋肉ゴリラ多めのなかでの良心的ポジション。
燃えるような長めの赤毛と紺の瞳、ちょっとだけあご髭がある。外見年齢アラサー。顔面偏差値は高い。綺麗なお兄さんっぽい面立ち。
普通の人にはサラマンダーのような大きめのトカゲに見えるらしい。
ポジションはフルバック。
親会社(えふいーに登場する神戸製鋼神戸製鉄所)のことは「姐さん」と呼んで慕っており、良好を通り越して若干溺愛されている。ちなみに兄弟はいた。
ワイルドナイツとは「太陽と海のカップ」という対抗戦を行っており、良い後輩だと思っている。
釜石シーウェイブスとは積年の友人のようなライバルのような関係で、向こうが中々昇格して来ないので時々ケツ叩き(遊び)に行っている。
ライナースとは同じ関西でやり合ってきた腐れ縁、からかいとツッコミががコミュニケーションとして成立している。
レッドハリケーンズは同じ関西の後輩だが、それとは別にとても可愛がっていた同郷の後輩がいた。
SCIXというよく似た雰囲気の妹分がいる。

・横浜キヤノンイーグルス(キヤノンイーグルス)
「僕はキャノンイーグルスと申します、まだ新参者ですのでご鞭撻のほどを宜しくお願いします」
「僕はただ素晴らしい戦略と筋肉を愛してやまないだけです」
近年活躍目覚ましい若手のホープ。
見た目の筋肉ゴリラ感に反してオタク気質だが、それを変な方向に拗らせたのか筋肉が好き。
周囲に筋肉フェチやガチムチ好きのゲイの疑いをもたれている。(本人は否定)
カメラ好きで、時々試合会場にカメラを持ち込んで写真を撮っている姿も見受けられる。
酒好きや酒豪の多いこの作品には珍しい極度の下戸。そ
生まれ育ち・居住地も町田だが、2021年に横浜へのホーム移転と大分のセカンダリーホストエリア化を発表。
練習場所は町田のままだが、横浜移転後たびたびハマっ子を気取ったりする。が、どう頑張っても町田の子である。
髪の毛が黒と赤のグラデーションになっている(毛先が赤)。日常はメガネだが試合中はコンタクト。見た目大学生ぐらい。
普段は見えないが背中に純白の鷲の翼を隠し持っている(普段は収納しているが脱ぐと肩甲骨の辺りに羽毛がある)
普通の人には大きめの鷲に見える。
ポジションはフッカー。
親会社のことは尊敬はしている。
ブラックラムズは同業他社なこともありラグビーでは良き先輩でありライバルだと思っているが、日常の場面では割と普通になついてる後輩。マスコット総選挙の時はちょっとマスコット愛の深さで張り合うけどね……。
サンゴリアスと東芝ブレイブルーパスは近所に住む年上の知り合い、ちょっと憧れている(主にその胸板に)。
ダイナボアーズは拠点が隣町なこともあって何となく交流がある。

・ブラックラムズ東京(リコーブラックラムズ)
「我が名はリコーブラックラムズ、好きに呼ぶがよい」
「前から思うていたが汝のその物の見方はずいぶんと我々と方向性を違えているな?」
真っ黒中二病お兄さん(ユニフォーム的な意味で)
60年代後半から70年代ごろには和製オールブラックス(※ラグビーのニュージーランド代表)の異名をとるほどの強豪だったが、近年はまあ、うん。
髪と瞳どころか服装まで真っ黒だし羊の角は生えてるし喋りかたも中二病ちっくだが、ちゃんと言ってることを聞くと案外まともで真面目な常識人である……が、やっぱりたまに明後日の方向に脳みそ吹き飛んでいる気もする。
コーヒーと自分ちのマスコットが大好き。
普通の人には黒い毛並みの羊に見える。
全身モノクロなのと羊の角という特徴的な容姿のせいで気づかれにくいが、容姿だけなら切れ長の目をしたクール系イケメンである。
ポジションはスリークオーターバックス。
親会社への敬愛と愛社精神はわりと強め。三愛の精神!
イーグルスは同業他社なこともあり可愛い後輩だと思っている。でもマスコットはうちの子の方がかわいい。
ライナースは昔から性格的にいまいち合わないとかでなんとなく苦手。しかしそれなりの交友関係はある。
新日鉄住金八幡ラグビー部(鞘ヶ谷)と近鉄ライナーズとは60年代ごろからの顔見知り。
グリーンロケッツとはアフロを愛する仲間。

・クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(クボタスピアーズ)
「どうも、俺が農機具でお馴染みのクボタのラグビーチーム・クボタスピアーズです」
「まあまあ、焦らず騒がずが一番だよ」
明るく陽気でよく笑う農家のにーちゃん。
三歩進んで二歩下がるみたいなことを延々と繰り返しているが、特に気にせず今日も元気に走り回る。あと無意味なまでに記憶力がよい。
そこぬけに明るくマイペースで、田んぼにいると落ち着くらしい。たまにあぜ道を走って田んぼに落ちる。もちろん田んぼで育つおこめもだいすき!
若い子の面倒を見るのが好きなので中学高校年代のラグビーに詳しい。
オレンジの瞳と茶髪から覗く馬の耳、淡く茶色に焼けた肌が特徴。普段は隠しているが馬のしっぽもあるらしい(真相は不明)
ポジションはスリークオーターバックス。
親会社との関係はまずまず、大阪にバレーをやってる兄がいる。でも親より地元行政と仲良し。
普通の人には白いポニーに見えるらしい(さすがにユニコーンは非現実的過ぎた)。
Dロックスやグリーンロケッツはご近所としてよくつるんでいる。三人の中ではおっとり天然ボケ枠。
中の人の趣味によりウォーターガッシュと米&水コンビとして絡めがち。

・東芝ブレイブルーパス東京(東芝ブレイブルーパス)
「俺が東芝ブレイブルーパスだ、よろしく」
「さって、仕事も終わったし今日も練習頑張るかー」
勇猛果敢に大暴れするオオカミ男。
過去には日本選手権三連覇を成し遂げた歴代タイトル獲得数3位の強豪。
周りに年下が多いせいかしっかりした明るく性格のいい兄貴分。
好きなものは酒と仲間。肝臓だけロシア人と言われる程度の酒豪。
犬耳+八重歯+釣り目で、黒髪からにょろっと伸びたしっぽのような毛を赤いひもでとめている。
普通の人には狼耳しっぽのついたお兄さんに見える、トップリーグ時代は狼に見えていた。
ポジションはウイング・スリークォーターバック
親会社の事は割と好き。兄弟はいるがあまり親交はない。
サンゴリアスは近所に住む気の置けない友人兼後輩、府中ダービーでよくやりあっている。
ダイナボアーズとは親会社繋がりで昔からの顔見知り(三菱三井交流戦)であり、それなりに仲良くやってる。
ブレイブルーブはグラウンドを共有している妹分。血の繋がりはないが可愛がり過ぎて少々ブラコン気味。

・トヨタヴェルブリッツ(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)
「俺がトヨタ自動車ヴェルブリッツだ、よろしくな」
「ほえ、これお前のじゃんか!……言い間違えた、これお前の持ち物だよ」
よく喋るほうのトヨタ。
日本最大の自動車会社を親に持ついわゆる意識高い系ビジネスマン。
常に真面目であるが故に仕事も出来る有能な人材だが、真面目過ぎて一度思い悩むと気持ちがどん底まで落ちるタイプ。
普段は標準語で話すが、英語も母語レベルに扱えるバイリンガル。当然三河弁も出来るのでシャトルズの話す濃厚な三河弁を通訳なしで理解できる。
濃緑の髪に黄色のメッシュが少し入っており、試合の時以外は左目が隠れている。瞳の色はともに緑色。着やせするので気づかれない隠れゴリラ。
シャトルズ誕生前はメカクレじゃなかった。
昔からずっと地味に強いという謎のポジションを獲得してる割に優勝経験がそんなに多くないことに触れてはいけない。
ポジションはロック。
親会社の事は慕っており、兄弟は星の数ほどいる(本人談)関係は割と良好。
シャトルズは従兄弟同士に当たるが、感覚的にはほぼ弟。関係も良好。
レッドドルフィンズと親会社同士のつながりもあってよくつるんでいる。

・NECグリーンロケッツ東葛(NECグリーンロケッツ)
「どうも、NECの緑の方ことグリーンロケッツです」
「この神に愛されしミラクル7なら!おみくじの大吉ぐらい一発で引ける!」
通称・カラフルロケット兄弟の緑色の方。
創部以降好調不調の波に振り回されつつなんやかんやで降格せずにやって来た男。
ちょっと気分屋なきらいのあるお祭り男で、お祭り騒ぎを愛し、最後の最後はわりと運任せな神に愛されし強運の持ち主。
過去にギリギリで決勝に出場して優勝を掻っ攫っていき姿からメディアからミラクル7などと呼ばれ、本人は気に入って一人称にしている、それ以前の一人称は「俺」
愉快犯気質で楽しいことや変なことを愛しているため、時々ぶっ飛んだことをやらかしてくる。
黄緑色の瞳との毛先だけ黄緑色の黒髪が特徴。
元々姉譲りの女顔な上に細身で日焼けしにくい体質もあり、この中では女性的に見える。
ポジションはスタンドオフ。
親会社との関係はまあまあだが、バレーをやっているそっくりな顔をした姉(通称赤い方)がいてこちらとはめちゃくちゃ仲がいい。というかシスコン。
ちなみに昔は青いのとか紫のとか似たような顔の姉弟がいっぱいいたらしい。
Dロックスやスピアーズは同郷の知り合い、ちょくちょく三人でつるんでいる。三人の中では暴走系ボケキャラ。
ブラックラムズとは妙に馬が合うらしく、アフロを愛する仲間だと思っている。

・三菱重工相模原ダイナボアーズ
「三菱重工ダイナボアーズだ、以後よろしく頼む」
「……結局のところ、自分が帰るべきは三菱の懐だからな」
あんまり喋らない八重歯のお兄さん。
国家とも称される大企業の血脈に生まれたトップチャレンジリーグの強豪の一つ。
親会社である三菱重工への忠誠が深く、あくまで自分の本業はラグビーではなく三菱重工業の職員(=自分はアマチュアチーム)だと思っている。いいのか?
三菱系列なだけあってボンボン育ちで真面目だがたまに素でボケてくる。本人に自覚はない。
本業が特殊車両(戦車など)関係なのでミリタリー系に造詣が深い。
緑がかった黒髪だが後ろ髪がひと房だけチームカラーの緑で、瞳は赤みがかった黒。ガタイはいいほうだが釣り目がち+猪の名残の八重歯で、親しくない相手からは怖そうに思われてる。絵に描いたような男前な顔立ち。
普通の人にはイノシシに見えるらしい。
ポジションはフロップ。
東芝ブレイブルーパスとは親会社繋がり(三菱三井交流戦)で昔からの顔見知り、と本人は言ってるが仲はいい。
キヤノンイーグルスとは本拠地が隣町だけあってそれなりに交流があり、友人(仮)ぐらいの関係性。

・浦安D-Rocks(シャイニングアークス東京ベイ浦安)
「シャイニングアークス東京ベイ浦安あらため浦安D-Rocksと申します、今後もよしなにしてください」
「私は私、あいつはあいつです……クソが」
名前が長すぎるんだいい加減にしろ案件だった男。
元電電公社東京支社ラグビー部と言うだけあって基本的には真面目で出来るサラリーマン、という雰囲気だが年の離れた弟分であるレッドハリケーンズが絡むと口が悪くなる。
わりと社畜の気があり、ラグビーしてないときはずっと仕事に追われている。
新リーグ開幕に合わせてNTTコミュニケーションズシャイニングアークスからシャイニングアークス東京ベイ浦安にチーム名が変更になった。どっちにせよ長……と思ったら、22年の社内再編で現在の名称に。
ブルーブラックの髪だがよく見ると赤い毛が混じっている。瞳は紺色。耳に青と黄色のピアスを刺している。基本の顔の作りは兄弟で同じ。
シャイニングアークス時代は黒髪(新リーグ開幕に合わせてインナーカラーで青を入れた)黒眼。
ポジションはウィング・スリークオーターバック。
レッドハリケーンズは親戚にあたるが折り合いはあまり良くない、会うとすぐ喧嘩になる。
仙台に強いゆかりがあることからシーウェイブス・ノーザンブレッツ・ワイルドボアーズとは知り合い。
スピアーズとグリーンロケッツは近所(同じ千葉県内)の知り合い。三人でわりとつるんでいる。三人の中ではツッコミ要員。


*division2
・日本製鉄釜石シーウェイブス(釜石シーウェイブスRFC)
「はじめまして、釜石シーウェイブスラグビーフットボールクラブ……かつての新日鉄釜石ラグビー部です」
「あの頃の栄光は遠くなったけど、今の生活もそう悪いもんじゃないぞ?」
かつての栄光を背負う田舎の実直な若者。
80年代日本ラグビーの覇者として全国タイトル合計26回獲得とか言う意味不明な記録を持ち、コベルコスティーラーズと共に尊敬されている。
でも戦後生まれなのに一緒くたにおじいちゃん扱いされるのは解せない。
人あたりのいい穏やかで真面目な田舎の好青年。
男に囲まれ育ったので女性慣れしていない初心なところもある。
地元民や行政からはとても大切にされているが、他と運営形態が違うのでお金がないのが目下の悩み。うのスタは大切な場所。
黒髪に真っ青な瞳が特徴。身長低め。純朴な雰囲気のしょうゆ顔青年。髪の毛に隠れているが虎耳がある(尻尾もたぶんある)
親会社と書類上の関係が切れてるためか他メンツと異なり普通の人にはけもみみお兄さんに見えている。
ポジションはフランカー。
親会社(新日鉄住金釜石製鉄所)とは色々あったけど今でも大切にされており、特に資本関係とかはないはずなのに社名を入れている。
コベルコスティーラーズとはラグビー人気華やかりし時代を一緒に支えてきた友人であり、またいつか戦いたいライバル。いちおう相手の方が年上だが精神的には割と対等。
新日鉄住金八幡ラグビー部(鞘ヶ谷)のことは尊敬する先輩だったが……?
静岡ブルーレヴズとは東日本大震災以降定期的に交流があり、可愛い後輩だと思っている。

・日野レッドドルフィンズ
「初めまして、日野自動車のラグビー部に当たる日野レッドドルフィンズと申します」
「俺は豊田さん達のこと尊敬してますよ!」
明るく元気な赤いイルカ。
生来の大型犬気質によりトヨタの弟扱いされている。本人は気にして居ないようだがいいのかそれで。
最近はトップリーグの選手を受け入れたりしてすくすく強化中だったが、2017年ついにトップリーグ初昇格を果たした。その際にチーム名を社名から地名に変更して日野市と二人三脚でリーグを爆走。
しかし2022年にやらかして一時活動休止して、最近はちょっと落ち着いたっぽい。
黒髪短髪に赤い瞳。体格に恵まれたゴリゴリの体育会系。
ポジションはたぶんフランカー。
トヨタヴェルブリッツと豊田織機シャトルズは親会社の縁で付き合いがあり、すごいなあと思っている。
栗田工業ウォーターガッシュからは身近な手本として慕われているが、特別仲がいいわけでもないような……?多摩川若鮎ダービー名乗ってる割にそんな試合組んでないし。
最近三菱重工相模原ダイナボアーズと仲がいい。

・三重ホンダヒート(Honda HEAT)
「俺はホンダヒート、よろしくな」
「チャレンジ精神は大事だぜー?やらまいか精神は遠州の基本だしな」
お前はいったいどっちのリーグなんだ枠。
昇格と降格を繰り返しているせいで無意味に顔が広い、サッカーで言うエレベータークラブだと思えばいいんだと思う。たぶん。
名前通りチャレンジ精神にあふれたいい男だがたまにチャレンジ精神溢れすぎて煩い。
試合会場にカレーうどんを持ち込む程度にはカレーうどんが好き。
鈴鹿生まれ鈴鹿育ちだが、2026年に親会社と縁の深い宇都宮への移転が決定。
目も髪も深い赤色をしている。髪はスポーツ刈り。
ポジションはナンバーエイト。
親会社的な意味でレヴズの事はわりと意識してる。
三重パールズと付き合ってる。めちゃくちゃ彼女の事がすき。

・豊田織機シャトルズ愛知(豊田自動織機シャトルズ)
「トヨタの青い方こと豊田織機シャトルズとは俺んことじゃん」
「俺の連れに要らんこと言うが悪い」
口数が少ない方の豊田。
今を生きる男で過去にはあまり執着しない割とさっぱりした気質の持ち主、でもやられたことは忘れない陰湿さもちょっっっっとある。
結構ディープな三河弁で喋る(が書き手が詳しくないのでミスも多い)ため、他の人には通じないこともしばしばある。
黒髪にスカイブルーの瞳、日常では右目を隠している。
ポジションはフランカー。
トヨタヴェルブリッツは従兄弟同士に当たるが感覚的にはほぼ兄。たまに話が通じないときは通訳もしてくれる。
日野自動車レッドドルフィンズと親会社同士のつながりもあってよくつるんでいる。

・NTTドコモレッドハリケーンズ大阪(NTTドコモレッドハリケーンズ)
「どうもおおきに、俺が浪速の赤い台風・NTTドコモレッドハリケーンズでっす!」
「やーやわーwあいつほんと煽り耐性なくてwwwww」
草生やしてくるあおり属性関西人。
基本的にラテンな明るいTHE関西人という性格をしているが、対兄(Dロックス)限定で常に煽ってくる。基本的には悪い奴ではないが兄が絡むと別。
2022年の社内再編により家庭内の因縁はさらに深まっている模様。
黒毛交じりの赤髪でぱっと見赤黒い感じ、毛質も固いのでちょっとつんつんヘア。
瞳も赤いが髪の毛よりは明るい色だったりする。
この中で唯一160センチを下回っているのを少し気にしている。外見も心なしか幼め。
基本の顔の作りはDロックスとほぼ同じだがこちらの方が小柄。
普通の人にはハリネズミ的な生き物に見えるらしいよ。
ポジションはセンター・スリークォーターバック
Dロックスとは親戚だが、折り合いはあまり良くない。
ライナースとコベルコスティーラーズは近所のおっちゃんぐらいの感じ。
サニックスブルースは同年代の友人。

・花園近鉄ライナーズ(近鉄ライナーズ)
「どうもおおきに、自分近鉄ライナーズ言います」
「まあ花園あっての自分らですしねえ」
関西ラグビーの象徴的存在。
戦前に花園ラグビー場と一緒に生まれ、過去には全試合完封での優勝を唯一成し遂げた古豪。
そのせいなのか花園ラグビー場への愛は深くて重い。
じじい呼ばわりしても気にしない飄々とした性格のおいちゃん。奈良寄りの大阪弁で喋る(が書き手が関西弁の書き分けが出来ないのでほぼほぼ関西弁)。
カレーパンと電車が好き。
赤と青のオッドアイ(目が細めなので気づかれにくい)鉄道用の白手袋をよくつけてる。
マスコットが変わってからうさみみ(たれみみ)が追加された。
ポジションはフッカー。
親会社の事は特別好きでも嫌いでもないが、オリックスバファローズは弟として今でも割と気にしている。
コベルコスティーラーズとは同じ関西という事で古くからの腐れ縁、よくからかって遊んでいる。
レッドハリケーンズは同じ大阪なので弟分(というか年齢差的に孫?)程度には見ている。
ブラックラムズは昔からの顔馴染みであり、たまにからかって遊んでいる。
新日鉄住金八幡ラグビー部(鞘ヶ谷)とは50~60年代に競い合った仲であったが……?

・清水建設江東ブルーシャークス(清水建設ブルーシャークス)
「はじめまして、清水建設ブルーシャークスです!よろしく!」
「んー、まあ一番大事なのはラグビー出来ることだし。適度に愛想振りまいてラグビー続けさせて貰えれば万々歳っしょ」
社交的で人懐っこく、簡単に言うとウェイ・パリピ系のチャラ男。しかし相手に深入りさせないような部分もある。
トップチャレンジに上がってすぐのころはファンサに不慣れなところもあったが、最近はマスコットが大人気なのでその人気にあやかってグッツを出しまくってお金を稼ぎ中。
2001年にクラブチーム化、親会社である清水建設以外に籍を置く社員選手もいる独特の運営方針を取っている(そのため企業名をつけずに名乗る場合もある)
髪の毛や瞳は青っぽいが光の加減で全く違う色にも見える。普段の雰囲気はギャル男っぽい。
親との関係はわりといい方で、それ以外の企業ともうまくやれる社交性の持ち主。
ウォーターガッシュや釜石シーウェイブスとは腐れ縁。

*division3
・九州電力キューデンヴォルテクス
「うちの後輩どもが世話んなってますね、俺は九州電力キューデンヴォルテクスです」
「……何で俺は人のユニフォームの穴を繕ってるんだ?!」
九州ラグビーの長兄。
過去にはトップリーグにいたこともある戦前生まれの古豪にして長老。
九州の最年長故か、典型的なお兄ちゃん気質でほっとけない症候群の塊。
たまに無意識に他人の面倒を見ていて自分で自分に驚いたりする。
基本標準語だがちょいちょい博多弁が混ざる。
臙脂の髪にひと房だけ黄色のメッシュ、諸事情により髪が長いので炎や雷モチーフのかんざしでまとめている。瞳は黒。外見年齢アラサー。
香椎宮のお守りと黒い石のネックレスをぶら下げてる。
ポジションはナンバーエイト。
親子関係は良好だが、インフラ系なおかげで休みたいときに休めないのがネック。兄妹もいる。
トップキュウシュウや九州協会所属のチームのことはわりと気にしてくれており、兄貴分的な感じで慕われている。
ナナイロプリズム福岡は近所の子を可愛がるじいちゃん的な距離感で大事に面倒見ている。
新日鉄住金八幡ラグビー部(鞘ヶ谷)のことは昔から知ってることもあり、結構心配している。

・クリタウォーターガッシュ昭島(栗田工業ウォーターガッシュ)
「……よろしくお願いします」
「俺にあるのはただ強くありたい、それのみです」
みんな大好きダークホース。
強さを求める意思が強すぎてコミュ障気味なクソ真面目武士系男子。
基本誰に対しても塩対応だが、昇格したのでコミュニケーションやファンサービスを練習中。
生来口数はあまり多くない方で先に手が出ることもしばしば。普段は標準語だが驚いたときや酔ってるときは大阪弁になる。
元々大阪生まれだが大人の事情で兵庫・宝塚→神奈川・厚木→東京・昭島と転居を繰り返し、今はすっかり関東人。
水に妙な執着があるらしくひとりで水辺にいることがよくある。
青と黒の混じった髪の毛に青みの強い黒の瞳。ガタイは良い方。
普通の人にはクジラに見えるらしい。
レッドドルフィンズとの対戦を多摩川若鮎ダービーと呼んでおり、身近な手本だと思っている。
ブルーシャークスは腐れ縁のようなもの。
中の人の趣味によりクボタスピアーズと米&水コンビとして絡めがち。

・中国電力レッドレグリオンズ
「初めまして、中国電力ラグビー部……いや、中国電力レッドレグリオンズです」
「新米だからって舐められないように全力を尽くすだけですよ」
広島の方の電力。
仕事には真面目でしっかり者。どちらかと言えば穏やかで優しい部類の青年。
2017年のトップチャレンジ昇格の際に名前を貰うも2018-19年シーズンに降格してしまった。リーグワンでは無事戻ってこれたよやったね。
たてがみを彷彿とさせる天パ気味の赤毛に黒い瞳、ギザ歯気味。昔は天パじゃなかった。
基本標準語だが、砕けた相手などには広島弁混ざりになる。
普通の人にはライオンのぬいぐるみに見えているらしい。
キューデンヴォルテクスは親せきにあたり、仲もそこそこいい模様。
スカイアクティブズは同郷の先輩でありダービー仲間。

・スカイアクティブズ広島(マツダブルーズマーズ)
「どうもおおきに、広島はマツダのラグビー部・マツダブルーズマーズじゃ」
「まあ上2人が濃ゆいと弟は目立てんくなるよなあ」
大変に濃ゆい身内(赤い鯉と紫の熊)がいるお陰で、どうにも影が薄い事を気にしているマツダさんちの末っ子広島人。
自虐癖が染みついているがむしろそれが若干持ちネタ化している。
最近自分ちのマスコットが妙に人気でちょっと困惑中。
なお親兄弟の関係は良好なよう。
黒髪に赤いインナーカラー、赤眼が特徴。ロータリーエンジンをモチーフにしたネックレスを付けている。
マツダブルーズーマーズ時代は青髪(目は赤いまま)当時は親しい相手から前半を省略してマーズと呼ばれていた。
中国電力レッドレグリオンズは同郷の後輩でダービー仲間。仲はすごくいい。
九州電力キューデンヴォルクスと同じ九州協会所属だが、九州人のノリがあんまり合わないのか顔見知り程度の距離感。

・ルリーロ福岡
「おれはルリーロ福岡、うきはの光になる男たい!」
「あの2人にはようけ似とるやろうけど別の人間やけんどねえ」
令和生まれのちびっこ大型新人。
福岡の地方都市に生まれた地元のくだもの大好き少年。筑後弁混ざりの標準語で喋る。
瑠璃色の髪の毛にオレンジと赤交じりの瞳。面立ちはレッドスパークス似だが、筋肉のつき方や動きの癖はブルースに近い。外見はまだ中学生ぐらい。
レッドスパークスとブルース廃止後の九州ラグビーの担い手として二人の影響を濃く受けており、生まれた直後からリーグワン昇格を目指す。
その結果2024-25シーズンからリーグワンへ参戦する。
キューデンヴォルテクスからは亡くなった後輩の忘れ形見として大事にされている。
ナナイロプリズムは年が近く近所なので幼馴染のような感じ。

・狭山セコムラガッツ(セコムラガッツ/仮)
苦労多き大型犬男子。
青みがかった黒の髪と瞳にドーベルマンの耳と尻尾+首輪のような赤いチョーカーが特徴の大柄な青年。
トップリーグ開幕時を支えながらもその後降格や強化中止などのに憂き目にあい悪戦苦闘、しかし実績を積み重ねて見事復活を果たし2024-25シーズンからリーグワンへ昇格。
日本IBMビックブルーやヤクルトレビンズとはほぼ腐れ縁。

・ヤクルトレビンズ戸田(ヤクルトレビンズ/仮)
戸田生まれの角お兄さん。
プロングホーンの角と紺色の髪に黄色の瞳が特徴の細身お兄さん。
ラガッツとは腐れ縁のようなもの。
NPBのヤクルトスワローズは義兄。


*ラグビー地域リーグ(トップイーストリーグ、トップウエスト、トップキュウシュウ)
・日本製鉄八幡ラグビー部
「はじめまして、私が新日鉄住金ラグビー部です。愛称はないので呼びづらければ鞘ヶ谷とでもお呼びください」
「……落ちた古豪、ね。まあ間違っちゃいないですから怒る気も湧きません」
50~60年代日本ラグビーの王者。トップキュウシュウ所属。
ジャパンセブンス最多優勝を誇り60年代は驚くほど強かったのだが、70年代以降は親会社のごたごたや内輪もめもあって衰退期に入り今に至る。
仕事にはまじめだが言動がペシミスト(悲観主義)。
親会社との区別するため練習会場にちなんで「鞘ヶ谷/サヤ」と呼ばれている。
黒髪にオレンジと紺の混ざり合った瞳。
ポジションはスタンドオフ。
親である八幡製鉄所の事は慕っているがいかんせん本人がアレ(えふいー本編参照)なので良いんだか悪いんだか不明、大阪に移った弟と孫みたいな存在の奴がいる。
九州電力キューデンヴォルテクスはいい先輩だと思っている。
釜石シーゥェイブスのことは昔から知っている後輩。
近鉄ライナーズとは50~60年代に競い合ったライバルだったが……?

・船岡自衛隊ワイルドボアーズ
「はじめましてぇ、船岡自衛隊のラグビー部です~」
「ん~、まあ疲れて温泉入って寝るために仕事とラグビー頑張ってるのかもね~」
温泉大好きおっとり間延び系お兄さん。トップイーストDiv.2所属。
大柄でのっそりした印象のある黒髪黒目のゴリラ系お兄さん。
釜石シーウェイブス、秋田ノーザンブレッツとは同じ東北が拠点という事で仲良し。
同じ自衛隊ラグビー部なのと所属リーグが同じなので習志野自衛隊パラトランプスに普通に接することが出来る数少ない人材。

・習志野自衛隊パラトランプス
「自分が自衛隊習志野駐屯地のラグビー部になります」
「ラガーマンである前に自分は自衛隊の空挺兵ですから、ラグビーも空挺精神に基づき全力を尽くすものだと考えます」
見た目が怖い割とマジなソルジャー系お兄さん。トップイーストDiv.2所属。
日々落下傘訓練に勤しむ本気度高めの自衛官で性格もクソがつくほど真面目なタイプ。
目つきが悪く目元に古い傷跡がある上、背もかなり高いのでラグビー界屈指の威圧感のある見た目をしている。黒髪黒目。
クボタスピアーズとはご近所さんという事で親交がある。
船岡自衛隊ワイルドボアーズとはつかず離れずの距離感で仲良し。

・秋田ノーザンブレッツ
「私が北の弾丸こと秋田ノーザンブレッツです、以後お見知りおきを」
「秋田に来られるならいつでも案内しますよ?試合はまた別ですけどね」
秋田が誇る北の弾丸。トップイーストDiv.1所属。
かつての秋田市役所ラグビー部が国体を機にクラブチーム化したチームで、元公務員だけあって真面目な雰囲気のある青年。
黒髪だが毛先が赤く、眼も黒目に赤い星が散っている。メガネ。
バスケの方に可愛がっている弟分がいるらしいが、弟分の方がキャラが強烈である。
釜石シーウェイブスとは同じ東北拠点のクラブチームと言うことで仲が良く、東北ダービーとも呼ばれている。
船岡自衛隊ワイルドボアーズとはトップノース時代からの友人。

・日本IBMビッグブルー(仮)
走り続けるアメリカンボーイ。トップイーストリーグDiv.1所属
トップリーグへ二度昇格経験はありながらもそのたびに降格の憂き目に逢い、その後も自然消滅の危機に瀕するなどちょっと運がない。
アメフトの方にほぼ同じ顔をした双子の兄弟がいる。
セコムラガッツとはほぼ腐れ縁。


--ここからはたぶん名前のみの登場になりそうなキャラになります--
・門真ブルーソニックス
トップウエスト所属。パナソニックワイルドナイツの親戚であり、色々複雑な感情があるとかないとか。

・サントリーフーズサンデルフィス
サントリーサンゴリアスの弟。トップイースト所属。
第一線で活躍する兄を尊敬しており、たまに兄の方の試合会場にいるとかいないとか。

・中部電力ラグビー部
愛知の方の電力。
2017年はトップチャレンジに籍を置いていた。今のところ愛称はつけられていない。
オレンジと赤のグラデーショの髪をした綺麗なお兄さん。

--ここまで--


*女子ラグビー
・アルカス熊谷
「はじめまして、あたしがアルカス熊谷。よろしくね」
暑さ日本一の街の色黒元気娘。外見年齢女子大生。
オレンジと紺色のグラデーションロングヘアに紺色の瞳、ミルクコーヒー色の肌の熊耳娘。胸はない。
明るく陽気で直情径行型。嘘はさっぱりつけない。うなぎが好きらしい。
恋愛対象が同性寄りであるが本編で生かされることは特にない。
熊谷繋がりで野武士と絡めがち(書き手の趣味)態度はまあまあ辛辣だが別に仲が悪いわけではない。2021年9月からは同じ施設内に拠点を移したが、態度は特に変わっていない。
YOKOHAMA TKMとはたまに15人制の試合で共同戦線を組んだりする程度には仲良し。

・YOKOHAMA TKM
「はじめまして、私がYOKOHAMA TKMです。名前はお好きに呼んでくださいね」
横浜から来た白衣の天使なおねいさん。
黒髪をお団子状にした豊満バディの持ち主。
普段はあらあらうふふと常におっとりした雰囲気だが、怒っているときや試合中などはびっくりするほど怖い。
アルカス熊谷とブレイブルーヴとは15人制の試合などで共同戦線を張ったりしている。

・ブレイブルーヴ
「初めまして、ブレイブルーヴと申します。兄ともどもぜひよろしくお願いしますね」
ブレイブルーパスの妹分。
外見はセミロングの黒髪を一つ縛りにした体育会系女子高生、狼のしっぽと耳がある。
どちらかと言えば大人しく裏方に徹するほうだが、自己主張ははっきりしたタイプ。
東芝ブレイブルーパスと厳密には血のつながりはないもののグラウンドを共有しているせいか兄妹も当然の関係で、わりとブラコン気味。
YOKOHAMA TKMとは過去に15人制で共同戦線を組んだこともある。

・アザレア・スポーツクラブ
「アザレア・スポーツクラブです!しずおかのチームです!」
ジュビロの妹分。
外見年齢5歳程度、ツツジの花のような濃い目のピンク色の髪をした女の子。
まだ外見が幼いため言葉もつたないが元気いっぱいにすくすく成長中。
好奇心旺盛で元気な上に人見知りもせず、いきなりトライアスロン大会に挑戦したりする将来有望ぶっ飛びガール。
静岡ブルーレヴズと縁が深く、大きい試合には手伝いとしてお呼ばれして一緒にいたりする。

・ナナイロプリズム福岡
「うちがなないろぷりずむふくおかです!」
久留米生まれのきらきら少女。
外見年齢3~4歳程度。オパールのような七色に変わる瞳と日の当たり方で色の変わるショートヘアが特徴。
応援歌がめちゃくちゃハードロック。
コカコーラ・レッドスパークスからは実妹のように扱われ、かわいがられていた。
現在は主にキューデンヴォルテクスから可愛がられている。
ルリーロ福岡は幼馴染のようなもの。

・三重パールズ
「はじめまして、四日市から来ました三重パールズです!」
四日市の美しき真珠姫。
金髪に青メッシュのポニーテール(瞳もゴールド)と真珠のネックレスが特徴の外見女子高生。細い見た目の割に脱ぐと筋肉がすごい。
明るくはきはきした現代っ子で、コミュニケーション能力に長けた話し上手。
ホンダヒートと同郷で実は色々あって付き合ってる。

・東京山九フェニックス
「あたしは東京山九フェニックス、渋谷育ちの都会っ子で~す☆」
渋谷生まれ渋谷育ちのきゃぴきゃぴギャル。
00年代渋谷ギャルを彷彿とさせるような派手な茶髪とメイクが特徴のお姉さん。派手なのは本人の趣味だし試合中も派手メイクをしてるのですっぴんは誰も知らない。
いつもハイテンションでカラフルなものを好み四六時中きゃぴきゃぴしているが、心からラグビーが大好きで本気でラグビーに向き合っている。
一番のスポンサーである山九をきゅーちゃんと呼んで兄のように慕う。

・ながとブルーエンジェルズ
「はじめまして、山口から来ましたながとブルーエンジェルズです」
寡黙な長門の天使。
外見年齢10歳程度のきりりとした和風美少女。セブンス専門のため小柄だが、目力が強く独特のオーラをまとっている。一人称は「ながと」
良くも悪くもオブラートに包むことを知らない素直クールガール。
鉄骨業を営む父親に様々な面で面倒を見て貰っている。

・横河武蔵野アルテミ・スターズ
「わたくし、横河武蔵野アルテミ・スターズと申します。末永く宜しくお願いいたしますね」
三鷹の誇る優雅なお姫さま。
濃いピンクに紫のメッシュが入ったロングヘア、眼には三日月が浮いている。
お嬢様言葉でしゃべるが理由は謎。
兄のアトラスターズが大好き。

・湘南ベルマーレBell7(仮)
Jリーグに兄を持つボーイッシュ少女。
実家は割と大家族で親族も多い。
セブンス専門のため小柄な体つきで黄緑色の瞳をしている。

・神戸ファストジャイロ(仮)
海と船を愛する元気印のお嬢さん。
外見年齢は大学生。海が好きでセーラー服を模した服装が多い。
スティーラーズとは同郷のよしみで知り合い。

・弘前サクラオーバルズ(仮)
雪国生まれのラグビーガール。
外見年齢は6~7歳程度。雪と桜とラグビーが大好き。
父親(地元のリサイクル企業)から溺愛されて健やかに成長中。


*海外組(国内チームと関係が深いところのみ実装予定)
・リヨンOU
「bonjour、私がリヨンOUです。LOUとでも呼んでください」
赤と黒のがおがおじーちゃん。
フランス最古のプロスポーツチームではあるものの、近年は昇格と降格を繰り返すヨーヨークラブ(日本で言うエレベータークラブ)。
長生きゆえに社交スキルは高いが感覚のズレが大きいのは玉に瑕。おじいちゃんだからね……。
赤と黒のプリン状の色合いのショートヘア、色の薄いサングラスをしてるがその下は赤い目となっている。狼系けもみみお兄さん。
愛称はLOU。読みとしてはロウになる、のか?
最近ひょんなことからシャイニングアークスと意気投合し、仕事上の提携を組んだビジネスパートナー。日本語は出来ないが挨拶やラグビー関係の単語ぐらいは分かる。

・ASMクレルモン・オーヴェルニュ
「Bienvenue(ようこそ)クレルモン・フェランへ!自分がASMクレルモン・オーヴェルニュです、モンフェランって呼んでください」
ミシュランの息子。
小さい頃は伝統的な弱者とか言うありがたくないあだ名を貰った時期もあるが、最近は優勝をいくつも積み重ねた安定した実力の持ち主。
朗らかで明るい性格のお坊ちゃんで時々天然ボケをかましてくる。
父親であるミシュランのことが大好きで、父親の影響もあって美味しいものを食べるのも好き。しかし料理はできない。
金髪碧眼のベイビーフェイスな青年で、土地柄の影響で首にロザリオを付けてる。
愛称はモンフェラン。
スタッド・トゥールーザンとは壊滅的にラグビーに対する思想が合わないので好きではない。

・スタッド・トゥールーザン
「……スタッド・トゥールーザンだ、よろしく頼む」
くそつよゴリラお兄さん。
口下手で少々人見知りな真面目ゴリラ。
見た目の怖さの割にすみれや薔薇色が好きという少女趣味なところがあるが、からかわれたら恥ずかしいので隠してる。
料理の腕前はプロ並みで、スタジアム内で運営されてるブラッスリーで腕を振るう事もある。
ワイン色の髪の毛と瞳の持ち主。目つきが悪くガタイがいい。
スタッド・フランセ・パリという腐れ縁がおり、その自由奔放な振る舞いが時々うらやましいなと思っている。
ASMクレルモン・オーヴェルニュとは壊滅的にラグビーの趣味が合わない。

・RCトゥーロン
「ようこそトゥーロンへ、私がこの街のラグビークラブであるRCトゥーロンだ。きみの戦う雄姿を楽しみに待っていたところだ!」
海軍の街のすずらん兄ちゃん。
困ったときは自分の美貌と金で解決しようとするやべえところがあるが、別に悪人ではない。たぶん。
南仏の男だけあって喋りは上手いしよく喋るが、根は割と真面目。
口癖なのかたまにピルピル鳴いてる。
五郎丸があんなに日本で人気出たならもう少し手元においてもよかったかなーと思ってる。

・スタッド・フランセ・パリ
「Bonjour、あたしがスタッド・フランセ・パリよ!この格好?あたしの趣味だけどなんか文句ある?」
ピンクを愛するイケオネエ。
知的好奇心が強く新しいものと面白いことが好きなオネエ……というかドラァグ・クイーン。
流行やゲイカルチャーに明るく、元々大学生のスポーツクラブだったためか意外と読書家。
本人は現在のチームカラーであるピンクを好むが、髪の毛や瞳の色は前のチームカラーであるロイヤルブルー。
首都のチームという事でリーグ内でライバル視されがちだが特に本人は気にしていない。
スタッド・トゥールーザンとは腐れ縁。くそ真面目に生きるのも良いけど少しは肩の力抜いたら?
2017年にラシン92との合併話があったことから若干苦手意識がある模様。距離を取っておきたい。

・オタゴハイランダーズ
「はじめまして、おたごはいらんだーず、です。にほんご、ちょっとできます」
『確かに英語のほうが楽だけど日本ラグビーの話をするときは日本語で話したほうが日本の精神性も含めてもっとわかる気がするんだ』
ニュージーランド南部生まれの高地人連隊の末裔
金髪碧眼の大柄な青年。金・青・小豆のタータンチェックのマフラーを身につけている。
95年にニュージーランド南部の3地域から選手を集めて結成、その地域がちょうどスコットランド移民の多い地域だったので現在の名前になった。
三菱重工ダイナボアーズと提携しておりたまに謎の彼氏面ぶちかましてくる。
日本のラグビー事情にはまあまあ明るく、ダイナボアーズの事はこまめにチェックしてる。
現在日本語は聞く・話すは日常レベルならほぼ問題なくできるが、読み書きがさっぱりだめ。
ひらがな全部覚えたらカタカナと漢字も覚えなくちゃならないので心が折れた。

・メルボルンレベルズ
「Hello, I'm Melbourne Rebels……ヨロシクオネガイシマス」
『メルボルンにようこそ、まずは俺たちのホームスタジアムに行こうよ。歓迎の準備ならできてるんだ!』
2011年創立。
サンウルフズとは試合をするたびにガンバッテトロフィーなる謎の取り合いをして遊ぶ程度には仲良し。
近鉄ライナーズとも仲が良く、2021年6月にコラボ練習ユニも作った
日本とゆかりが深く日本のラグビー事情にはそこそこ明るいが、日本語はまだ勉強中で聞く・話す・読む・書くともに勉強中。

・クイーンズランドレッズ(仮)
1996年創立。
若干性自認がふわっとしてるお兄さん。コアラが好き。
パナソニックワイルドナイツと提携しているがそんなにべたべたはしていない。
なお日本語は全く扱えないし覚える気もない。


*現在は存在しないチームたち
・ヒト・コミュニケーションズサンウルブス
「はじめまして、僕がサンウルブスです」
「そう言う文句は止めてくださいよ、こっちは国内リーグじゃなくて国際リーグなんですから」
ラグビー強豪国の地域代表チームで構成されたスーパーラグビーの日本代表。
オオカミの耳をした赤い目の少年。
真面目でしっかりしているが日本代表としての妙な底意地を時折見せてくるので色々折り合いをつけないとならない部分もあるらしい。
たまーに時折見た目相応のお茶目さを発揮してくる可愛いところもある。

・ワールドファインティングブル
現在は存在しないチーム。
創部10年で当時黄金期を迎えていた神戸製鋼を破りトップリーグに初年度から参加した強豪だが、様々な運命のいたずらによりその姿を消してしまった。
普段は標準語だがたまに関西弁に戻る。
深いブルーの瞳とすっきりした面立ちをした小柄な色男。
・六甲ファインティングブル(仮)
ワールドファインティングブルの後継的存在。
赤と青のオッドアイが特徴の神戸訛りの青年。

・コカ・コーラレッドスパークス
「ハロー、自分がコカ・コーラレッドスパークスでス!」
「そろそろこのキャラ通すのめんどくさいヨね……」
似非アメリカ人のお兄ちゃん。
一度は不祥事で活動休止を余儀なくされたりエレベータークラブ枠に入りかけたりしつつも人生を謳歌していたが、2021年度末で廃部が決定してしまった。
見た目はアメリカ人だが中身は生粋の九州人、初対面で周りにアメリカ人だと思われたのでそのまま外国人キャラを貫いている。なお英語は話せない模様。
性格としては明るく楽しい能天気お兄さん。
公式キャラの中の人が彼という噂もあったりなかったり。
明るい金髪と赤い瞳をした身長2メートル超えの青年、どう頑張っても日本人に見えない。
ポジションはセカンドロー。
親会社との関係はおおむね良好。広島に女子ホッケーをやってる実妹がいる。
宗像サニックスブルースは近所の知り合い。
九州電力キューデンヴォルクスは兄のように慕っている。
ナナイロプリズム福岡のことは実妹のように可愛がっており、見た目のせいかロリコンくさいと評されることもある。
ルリーロ福岡に大きな影響を与えたせいか顔立ちがちょっと似てる。

・宗像サニックスブルース
「おいが宗像サニックスブルースばい、用件はなんね?」
「虫の何が恐ろしかと?あげなもん瞬殺出来んのが不思議でならんね」
福岡のローカル企業を親会社に持つちびっこ。
創部4年で1部リーグ昇格という驚異的な成長力を持ち、ジャパンラグビートップリーグに開幕時から籍を置いている(でも一度降格はしている)。
新リーグではD3からの昇格を目指していたものの、22年で廃止してしまった。
気が強くて負けず嫌い、特技はGを一瞬で叩き潰すこととユース世代の大会の世話をすること。
瞳も髪も青みがかった色をしている。他の面々が大きすぎるため相対的に小柄に見える(160センチ前後)のがコンプレックス。外見年齢も心なしか幼め。
新リーグ開幕後は手作りの赤いリストバンドやブレスレットをつけている。
普段は隠れているが背中に青い羽毛が生えている(普段は収納しているが脱ぐと肩甲骨の辺りに羽毛がある)
ポジションはスクラムハーフ。
普通の人にはトンビに見えるらしい。
コカ・コーラレッドスパークスは古くからの知り合い。
九州電力キューデンヴォルクスのことは年長者として敬っている。
NTTドコモレッドハリケーンズは同年代の友人。
ルリーロ福岡にちょっと似ている。

・NTTグループ東北ラグビー部(仮)
杜の都に生まれ、その地を愛し、生き抜いたお兄さん。
愛称の「バーンズ」で呼ばれることも多い。
誕生年不明、2007年廃部
ワイルドボアーズ・ノーザンブレッツとは同じリーグに籍を置く友人同士だった。
ディーロックスは廃止後に関係者の受け入れを行ったことから思い入れがある。
レッドハリケーンズにとっては割と仲のいい親戚だった。

(ほかのチームは気が向いたら考えます)

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あの日の向こう側

気仙沼線から「銭湯行かない?」という誘いを貰って盛から気仙沼までBRTを乗り継いででかけることにした。
まだまだ工事中の街を抜け、辿り着いたのはレンガ造りの落ち着いた建物だ。
「こんにちわー」
「あら路線さんいらっしゃい、今日はお連れさんいるのねえ」
「俺の兄さん連れてきました」
さわやかな笑顔を振りまきながら番台に座るおばちゃんと雑談を交わす間、きょろりと見渡せば漁船の名前の書かれた桶が並ぶ。
海で冷えた漁師たちが自分の身体を温める場所なのだろうという事は容易に想像がつく。
「あ、兄さん、そこに書いてある無地の黄色い桶俺のだから使っていいよ」
「じゃあ先入ってるな」
言われた通りの桶を取るとシャンプーと石けんが丁寧にしまい込まれている。
先に脱衣所に入って服を脱ぎ、眼帯も少し悩んでから外して風呂場に入った。
風呂場はちょうど人の少ない時刻で、これならゆっくりできそうだと早速体を流すことにする。
「兄さん、どっち?」
「こっちだ」
気仙沼線の呼びかけにそう答えれば、隣の洗い場に腰を下ろして汗を流す。
「久しぶりだからつい話し込んじゃった」
「兄弟も忙しいからなぁ、ほれ石けん」
「ありがとう」
ざかざかと身体を洗い流していると、影に取り付けられた鏡に目が行く。
黒く輝く右の眼と真っ白に濁った左の目。
あの日から白く濁って何も見えないままの左目が、湯気で曇ったガラスに映っている。
右隣に腰を下ろした気仙沼線の瞳もまた、白く濁ったままだ。
「なに?」
「……いや、」
もうすぐあの日から7度目の春が来るというのに、俺たちの目に黒い輝きは戻りそうにない。





気仙沼線と大船渡線。
震災からもうすぐ6年ですね。

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