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コーギーとお昼寝

市町村・鉄道・企業・スポーツチーム擬人化よみものサイト、オンラインブクマはご遠慮ください。

水郷の6月

観光客でにぎわう街を手漕ぎの木造船はとことこ進んでいく。
「潮来って船漕ぎ出来るんだねえ」
鹿島が意外そうな顔で日本酒をあおっている。
木造船の上には小さなちゃぶ台と重箱のお弁当、そして親しい仲間たち。
「この町の船は車や自転車と同じですからね」
「水辺の街ならではって感じだよねえ」
「確かにそんな気がするです!」
神栖と行方が弁当を食べていた手を止めてそう呟いた。
岸辺を歩く猫や行きかう観光客を眺めるのは楽しいものだ。
「ああ、もうすぐですよ」
「なにが?」
細い水路を抜けて、さあっと目の前に広い水辺が広がって来る。
川をつたって届く風が心地よい。
「利根川です」
坂東太郎の異名をとる関東一の大河の波は穏やかで、初夏の日差しを十分に浴びてキラキラと輝いている。
「ってことはあの向こう岸が千葉だね」
「向こう岸まで行ってもいいですけど、手漕ぎだと少ししんどいんで戻りますよ」
「潮来、交代する?」
「神栖と私だけなら交代してもいいんですけどね」
船を方向転換させながらゆっくりと船は進んでいく。
初夏の日差しと風が、心地よかった。





鹿行組。あやめ祭りが開幕しましたね。

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ラグビー組習作

国内プロラグビー擬人化の練習的な短編。
頻繁に呟いてるわりには全然書いてないなーって思ったからまあその練習です。割となれ合うし平和。


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もう結婚するしかないのでは?(しません)

ただのしょうもない会話文


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協定というほどのものでもない

#企業擬人化夜の真剣創作60分一本勝負に参加した作品


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花の季節は

国営ひたち海浜公園は一年中何かの花が見ごろになっている。
この公園を象徴するネモフィラはもう終わりかけだが、ちょうど今は見ごろを迎えたカリフォルニアポピーが海からの風に心地よさそうに揺られている。
ひたちなかはこの季節が一等好きだった。
夏や梅雨ほど暑苦しくなく春ほど忙しくない、ちょうどこの初夏の季節が。
一年中何かと気ぜわしいひたちなかにとってはゴールデンウィーク終わりから梅雨入りまでのこの短い季節はふらふらとこの公園の敷地を散歩して過ごしていた。
賑やかな隣人たちやたくさんの仕事から一歩距離を置いて、初夏の風を浴びながらふらふらと気ままにこの広い公園の敷地を巡る。
そのささやかな楽しみは、誰にも打ち崩されることのない休日だ。
ローズガーデンにはまだつぼみを開いたばかりの真紅の薔薇。
その傍らにはハマナスが背伸びをするように勢いよく濃桜色の花を咲かせている。




この花たちが散る頃には、ひたちなかは一年で一番忙しい季節を迎える。

微かな息抜きを彩るように花たちは咲いていた。


ひたちなかの休日。

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