青いガラスペンを頂いた。
透き通った空を固めたようなガラスペンを熊本さんがプレゼントしてくれたのだ。
「で俺を巻き込むんです?」
「お礼状どうしようか決まらなくて……鯖江はどう思う?」
「好きなの贈ればいいじゃないですか、熊本さんもそれが一番お望みだと思いますけど」
「それでもせっかくなら素敵なのが良いでしょう?」
「まあそうですけどね」
ああだこうだと言いあいながら結局買ったのは絵葉書を一枚こっきり。
冬の名残りの残る街から、春の足音が響きだす街へどんな思いを込めて贈ろうか?
フォロワさんへのお祝いに書いた熊本福井のはずがただの鯖江+福井になった。