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コーギーとお昼寝

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夏の二人ごはん

つくばさんちはものすごくクーラーが効いている。
理由は簡単で、自分ちの電気は太陽光電池で自家発電しているのだ。
お蔭で節電の夏と言われた去年も全く気にせず電気を使っていたし、時々暑さに耐えられなくなると僕のほうが転がり込んでいたぐらいだ。
「……やっぱり太陽光発電、つけようかな」
「下妻の家につけたらもっと涼しくなるだろうねえ」
そんな事を考えつつ塩ゆでした枝豆を笠間焼の小皿に盛りつける。
刻んだ茗荷は豆腐に乗せてシンプルに冷ややっこ。
「あ、男/前豆腐」
「もともと古河の会社ですからねえ」
鮎もシンプルに焼いて美味しくいただくことにした。
きゅうりは刻んでにんにく醤油で軽くあえることにした。
「並べ終わってる」
「ふふふー、やればできる子ですから」
やけに自慢げにこちらを見てくるので、軽くよしよしと撫でてやることにした。
鮎もそろそろ焼けたし、夕ご飯にしよう。

***

「そう言えばにんにくって夏が旬なんだねえ」
「ええ」
夏が旬の食材を基本に組み立てた夕飯はさっぱりししている。
ポリポリと心地よい歯ごたえのきゅうりは瑞々しい。
「きゅうりも枝豆も美味しいし、夏ですねえ」
「だねえ、花火デートも楽しみだし」
「……そんな話しましたっけ?」
「ばれたか」






補足:男前豆腐の製造元は2つあり、そのうち三/和豆/水庵は古河の会社です。
そこらへんの経緯は若干複雑なのでwiki参照で。

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