自分用セルフまとめ落書きです
参考:コース50公式サイト
君津「という訳で作者に丸投げされたんだけどなんでこの組み合わせ?」
京浜『千葉は諸事情でお休みです』
加古川「私は神戸姉さんの代理です」
周南「大人の事情って奴だよきっと」
君津「まあいいけどな……まずコース50そのものについての説明からいくか」
加古川「私がやってもいいですか?」
君津「おう」
加古川「コース50は2007年に当時の首相が省エネなどの技術を活かして環境保全と経済発展を両立させることを提案し、その目標達成のために立ち上げた国家プロジェクトです。」
京浜『そう言えばその頃の首相って神鋼のご出身だったような……』
周南「たぶんそれ言わないでおいた方がいい奴」
加古川「計画そのものは2008年からスタートしていて、2013年から試験高炉が運用されていて今年の2017年に試験高炉の運用が終わります。この研究結果の実用化は2030年以降と言われてますね」
周南「2030年というと14年後かな?意外とすぐだね」
加古川「西暦と言うとだいぶ先みたいに思えますけど本当にすぐそこなんですよね。試験高炉の話は君津さんにお任せします」
君津「まあそうだよな。このコース50には二つの柱があって、そのうちの一つが水素還元製鉄だ。んでその試験用高炉は新日鉄住金君津製鉄所、つまり俺のところにある」
周南「そうだねえ。ところで僕高炉関係はさっぱりなんだけど具体的に普通の製鉄法とどう違うの?」
君津「すごく雑に言うなら、今までコークスの燃焼で生じる一酸化炭素と二酸化炭素を使って鉄鉱石を還元していたのをコークスを減らして水素ガスに置き換えようって話だな……還元は高校化学とかでやるから説明しなくてもいいよな?」
周南「還元は製鉄の場合、酸化鉄から酸素を奪う反応のことだよ!詳細は自分で調べてね!」
京浜『一応説明はするんですね』
周南「これくらいは分かるもの。それでもう一つの柱は?」
君津「二酸化炭素の分離・回収だな。今まではコストの関係であまり出来て無かった分離・回収を低コストで行う研究だな。ちなみにこの分離・回収を製鉄所内で発生する熱を使うって研究も行われてる」
京浜『元々製鉄所は大量の熱や電気を必要とするので自前で発電することもありますよね』
加古川「神戸姉さんのところに隣接する神鋼神戸発電所や、製鉄所内に火力発電所が併設されてる鹿島くんのところもその代表例ですね」
君津「その二か所は一般家庭向けの電気も発電してるから家庭向けの発電にもいかされたりするかもしれないよな。こうした技術研究がどういう風に未来に活かされるのか。そこは楽しみだな」
京浜『未来は永遠に未知数ですもんね』
おわり