コーギーとお昼寝

*書いている人の中で存在がほぼ確定している組み合わせ
・八幡→釜石
・君津→八幡
・堺→四日市(君津)
・鹿島→直江津
・和歌山×海南
・大分(→←？)佐賀関
・呉×周南
・葺合×西宮
・此花→西宮
・水島×福山

*書いている人の中で存在が確定していない組み合わせ
・室蘭→釜石
・広畑→呉
・和歌山(←？)小倉
・和歌山×直江津
・千葉×京浜

--だいたいこんな感じじゃないかなと言うメモ--
かつてたった一人で東北の地に佇んでいた釜石の元に、遠く九州からの技術者派遣要請を受けてその先で出会ったのがまだ幼いころの八幡。
技術だけでなく日本の近代化を背負う自らの運命の熾烈さに耐え忍ぶための心持ちや付喪神の生までも教え諭し、そうして育てられた八幡は釜石に特別で強烈な感情を抱くようになる。
やがて釜石は九州から東北へ帰ってゆき、遠く東北の地に暮らす師を思う中でその感情が恋だと悟るが製鉄所の休止からの再稼働や戦争の勃発で自らの感情どころでなくなってしまい一度うやむやに。
戦後、世界的な不況の中で製鐵合同の流れが生まれ釜石・八幡・室蘭が併合して(神戸・此花・小倉は不参加)日本製鐵が誕生。日々の交流の中で一番の年長者の釜石に心惹かれていく室蘭を必死に牽制する八幡と内心にある闇を必死に覆い隠しながら明るく振る舞う釜石。
やがて広畑の誕生で４人暮らしになり、賑やかに暮らしていたものの終戦によって日鐵が解体されて八幡製鉄(八幡)と富士製鉄(釜石・室蘭・広畑)に分かれることになる。
小倉は住友金属に吸収合併され、高炉メーカーを志向する此花からの指示で和歌山に高炉技術を教えることになって最初は辟易するもののいつしかたった一人の弟子を慈しむようになる。
やがて成長した和歌山は仕事一辺倒の直江津と出会って面倒を見る中でうっかり肉体関係を持ったり、海南と出会って猛アピールしたりする。(この辺はまだ未確定部分が多いので詳細は書けません１)
その頃葺合は西宮や知多たちと共に川崎重工業から独立して高炉メーカーの道を目指し始め、神戸もまた次の一手を模索していた。
戦後、高度経済成長期を迎え国内は製鉄所の建設ラッシュを迎える。
葺合は千葉・水島と大規模製鉄所を建造し、神戸も自らの後継として加古川製鉄所、京浜は福山製鉄所を建造。
そんな中和歌山は自らの限界を感じ、自らの後継者になりうる存在として当時関東の僻地だった鹿島に自らの全てをつぎ込んで鹿島製鉄所を建造。全方位から愛されて育った鹿島は自分に関心を抱かない直江津に不満を抱いてちょっかいをかけるようになる。
ひとり身になった八幡は新たな製鉄所を作ることを決意して光製造所が誕生、その後堺と四日市(豊橋にもあったっぽいけど詳細が不明なので触れません)に製鉄所の建造計画を作るものの四日市の計画は急きょ君津へと変更される。
堺は自分と同時期に生まれるはずだった四日市の存在を渇望し四日市の計画から端を発する君津に執着するようになるが、当の君津は自らを慈しみ育てた八幡に愛されたいと願っていた。そんな二人の泥沼を胃が軋む思いで見つめる東京と光。しかし堺と君津の泥沼もつゆ知らず、八幡は己の悲願である富士製鉄との併合の野心を胸に秘めつつもそれを口に出せずに暮らしていた。
ちなみにその頃の福山と水島はひっそりこっそり愛を育んでいた。
なお、八幡を通して知り合った呉と周南の併合が原因で広畑が自らの気持ちに気付いたのもこのころ(たぶん)
そして釜石はトヨタからの誘いを受けて合弁で名古屋に新たな製鉄所を作るが(この辺はまだ未確定部分が多いので詳細は書けません２)景気の落ち着きとともに財政的な面を鑑みて八幡との暮らしを望むようになり、二人は東奔西走の末自らの設備の一部を手放すことで新日鉄の誕生までこぎつけることになる。
新日鉄誕生後、釜石が密かに準備を進めていた大分製鉄所が完成。隣人の佐賀関と光に挟まれながら暮らすうちに佐賀関に懐くようになる。
その頃、此花は友人の西宮が長年焦がれていた葺合と暮らし始めたのを見て自らの情の異質性に気付くものの葺合の消失を嘆く西宮を見てようやく自らの情が恋であると悟る。
２０００年代になってから、ＪＦＥスチールが誕生して千葉と京浜、水島と福山が統合して西日本・東日本製鉄所になる。
その後住友金属の白水会離脱騒動で此花と八幡が揉めたりしつつも新日鉄住金が誕生。

まあ、なんかこんな感じになると思います。
一応この擬人化のメインは新日鉄住金なのでどうしても日新製鋼や神戸製鋼が出てこないですがたぶん時々絡んできます。