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コーギーとお昼寝

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しもつまものがたり?その7

「たーなーばーたーさーらさらーのーきまーにーゆれーるー」
「・・・・何してんですか人んちで」
家に帰ったらつくばさんが七夕の笹を人んち(というか僕の家)に飾っていたんですがどうすればいいんでしょう。
「七夕飾りだよ」

しもつまものがたり?

「きょうは七夕じゃないんすけど」
「明日やるでしょ、パーティー。でね、東京が下妻気に入ったらしくて水戸んちでやるパーティーに飛び入り参加しようと思ったんだけど、水戸じゃ遠いから反対されて水戸からうちの近くに変更になって下妻んちに変更になったんだよ」
俺は大いに頭を抱えたくなった。
たぶん震災の影響もあったんだろうけど俺に話振って欲しかったです、水戸さん。あなたそのうち日立兄弟にも逃げられますよ?
あの人たちなら逃げなさそうだけど。
「・・・・・分かりましたよ」
もうどうにでもなれ。

*         *

七夕の夜は少し曇り気味だったけれど、庭に置いたパラソル(小じゃれたカフェとかにおいてありそうな奴)のお陰で雨対策は出来ていた。
「あれ、今年も小山さんつきですか」
「今朝倒れてうちに担ぎ込まれて来たんですよ」
「・・・・・・どちらもお疲れ様です」
今年は県北勢が忙しい事もあって、水戸以北は割と少なめだった。
「下妻、お疲れ様」
「日立さんは参加したんですね」
「水戸に『少しは息抜きしとけ』って言われたから」
ため息をつきながらお土産と称してお菓子をくれた。
「ああ・・・・でも県北大丈夫ですか?」
「北茨城あたりは原発云々でまだもう少しごたごた続きそうだけど大丈夫だと思うよ」
「ゆっくりしてってください、明日も頑張らなきゃならないんですし。」
「つくばと?」
「え?」
「冗談だから」

*         *

「おーつかれー、下妻」
息が止まりそうなほどにきつく抱きしめられると、ぼんやりとこの感覚にも慣れてしまったなと笑う。
「はい・・・・」
「ところでさー、日立にばれてたんだけど何でか知らない?」
「水戸さんじゃないですかね」
「へ?」

「水戸さんだって伊達に御三家やってないでしょう」

「そっか」










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笹の葉は夏風に揺れて

「・・・・・今日で何度目だっけ徹夜」
「7日目です」
どうも七夕が近づくと調子が狂う。
まあ諸悪の根源は鷲城と祇園城陥落なんだけど。
(やばい、)
倒れるかもと思ったとたんに倒れて意識を失った。

笹の葉は夏風に揺れて

気づいたときにはあの見慣れた蔵の中にいた。
「やっと起きたんですね」
「なんでこの家に?」
ため息を漏らすと、僕に冷たい麦茶を渡して簡潔に説明してくれた。
「睡眠不足で倒れたんでしょう?その後に部下の人がここまで運んで下さったんですよ。ほらゴーヤチャンプルーでも食べて」
麦茶と一緒に運ばれてきたものは、朝ごはんにしては少しガッツしていたので時間を見るとお昼を少し過ぎたころあいだった。
「さっき電話があったんですけどしばらく有給休暇消化しておけ、というのがそっちの上司さんからの伝言です」
「有給休暇そんなに溜まってたっけ・・・・?」
「電話によるとここ10年分の有給が一切手を付けられずに溜まっていると」
言われて見ればそうだったかも知れないな、と思い返して苦笑いした。
割と苦味の抜けたゴーヤは寝ぼけた舌にはちょうどいい刺激になった。
「まあ私も似たような物ですけど、ところでゴーヤはこれぐらいが好みでしょう?」
「・・・・・・そういえば教えてたっけ」
「ずっと見ていたんですから、分かって当たり前です」
そういえばそうなんだよな。
ふと思い返せば小さい時から俺はこの人といたのだ。
「俺のどこが好きなんですか?」
「全部に決まってるでしょう。こうやって仕事の時に無理するところも、料理下手もあなたが貴方である全てです。」
真顔で言う相手に俺は何も言えずに麦茶を飲み干した。
・・・・・・というかあんまり盛大な告白しないでくれません?
「あと16日まで有給が降りたそうですからしばらくここにいたほうが良いと思いますよ、どうせ有給を有給として使えない人ですし」
「・・・・・その通りです」
庭の笹の葉の揺れる優しい音が夏の少し蒸し暑い風と共に入り込んできた。












結城の小山に対する愛情は年季が入ってるので分かり過ぎるくらいに分かってると思う。
逆に小山はいればいるほど分からない部分に気づいて行けば良いなと。
そんな二人に私が禿げます。

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優しいキスが目に痛い

*キスの日なのにシリアス話

*古→宮だけど大宮が喋らない

*短い




久しぶりに大宮の家に泊まりに来た。
最近の地震のごたごたで息抜きを忘れていたせいだ。
(こどもみたい)
安らかに眠るその顔にそっとキスをした。
頬と唇の触れ合うささやかな物だというのに、目が痛む。
(・・・・・痛い)
目だけじゃない、心も体も酷く痛む。
「そっか、」
Яはちゃんと君とキスがしたいのか、と気づいたのは月夜の事。








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誰よりも君を愛す

下妻と一緒に惰眠を貪りつつ、幸せな気分になる。
寝顔までもが好き、というのは恋する人ならば当たり前の感覚だろう。
年上、年下なんて無意味に思える程に愛しい人。
「下妻ー」
その名の響きすら愛しいのだから、もう重症だなぁと思った。













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これだからつくばは・・・・・・。
いつかつくば下妻のなれそめを書きたいですが、まだ考えていません。

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死んでも言わない

牛久を怒らせてしまった。
(一番やっちゃいけない事だと分かってたのに)
ふらふらよたよたと家の中を歩き回る。
「り、龍ヶ崎さん・・・・?」
「ねえ関鉄、牛久に受け入れてもらいやすい謝罪ってあるかな」
「手紙書くって言うのはどうですか?」
「そっか」
ふらふらと部屋に戻って便箋に一言。

『一緒にうな重食べに行こうか』

誘いに乗ったら、そのときにはもう仲直りできてるはずなのだから。
















『素直になれなくて手紙orメモで謝る』『牛久龍ヶ崎』を描きor書きましょう。 http://shindanmaker.com/62729 #kawaiiCP
彼らにとって仲直りにうな重が一役買ってたら私がはげる。
ちなみに関東鉄道(これは龍ヶ崎の方)は考え中です。

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