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コーギーとお昼寝

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めがね

「汝のメガネ、随分と汚れてきていないか」
ふいにラムズさんが僕の普段使いのメガネに手を伸ばした。
試合ちゅう以外はずっと愛用しているこのメガネも言われてみれば随分長いこと使っているしフレームも塗装のはげが出てきているから、言われてみればそうだなと気づいた。
「確かにそうかも知れませんね」
「新しいのを買うべきではないか?」
「うーん……でもこれ親の選んでくれた奴で気に入ってるんですよね、レンズも非球面で薄いし」
「なら我が選んでやろうか」
「えっ」
その指先で僕のメガネフレームをなぞりながら彼が優しく微笑むのがはっきりと見えた。
「赤いフレームがいいな、今の銀縁の細いフレームも元の顔の印象をあまり変えることが無くて悪くはないが赤は汝の色であるし汝は赤がよく似合う」
あまりに優しくていい笑顔でそんなことを言いだすものだから、僕の心臓が急に鼓動を速めてくる。いきなりすぎて心臓に悪い。
「眼鏡のつるも赤がいいな。然し……どうせなら黒をさしてやりたいな。耳かけの辺りに黒をさして、我の色もまとわせてやりたい」
「あの、」
「うん?」
「……いきなり恋人の顔出してくるの、ほんと心臓に悪いんで」
あまりの事に耐えられず燃えるように熱い顔をうつむけた僕に、その人は愉快そうに美しく笑うのだ。



意味もなくいちゃつく光学ダービーは可愛い

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