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コーギーとお昼寝

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君の名を叫ばせて、

ああ本当にそうなってしまったか、と言う虚無感が静かに胸の奥に降り積もった。
サンウルフズのスーパーラグビー脱退の公式発表は日本中のラグビーファン全てを虚脱状態に陥れるには十分だった。
あの幼子も、同じように彼に声援を送っていた仲間たちも、この知らせを聞いたのだろうか。
ブーっと低いバイブ音が鳴り響いたので「もし?」と取ってみれば相手は可愛い町田の後輩だった。
『……サンウルフズの件聞きましたか』
「ああ」
『いちラグビーファンの発言として聞いて欲しいんですけど、あんまりじゃないですか?』
錯綜する報道を見た限りではどうもサンウルフズとそのファンや選手の扱いはあまりにもなおざりなもので、純粋にラグビーが好きであるこの後輩の姿を知るものとしてはその気持ちには深く同情した。
(あの子もシンガポールの空の下で聞いているだろうか)
自分達にとってあの子は可愛い最年少のようなものだったし、それを抜きでも実に魅力的で素直に応援したいと思えるチームでもあったのだ。
あの子は代表強化の道具でもお荷物でもないプロ意識をはっきり持つ魅力的なチームだということを分かって貰えなかったのがあの子の唯一にして最大の不幸だったのかもしれなかった。
『こんなの、あんまりだ』
「……ああ」




事務機ダービーに自分の心情代弁してもらったみたいな感じで申し訳ないんですけど許してくれ、これだけはまだ消化し切れてないんだ……

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