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コーギーとお昼寝

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鹿島臨海鉄道、遠き日の夢2

僕に名前がついてしばらくの事。
「お前の面倒が見れなくなった。」
「え、」
貧乏による身売り宣言だった。

鹿島臨海鉄道、遠き日の夢

国鉄さんは僕に名前をつけた頃から貧乏になり始めていた。
それは黒字になりにくい地方路線の多さ、鉄道公団さんとの軋轢が起因だった。
(でも本当に身売りするなんて)
「北鹿島、とりあえずしばらく水戸の家に滞在してくれ」
「・・・・・・分かりました」
その命令を素直に受け取ると、一路水戸へと出向いた。

*           *

「良く来たな」
「しばらくよろしくお願いします」
「とりあえずうちの2階に空き部屋があっからそこにしばらく住んでてもらえるか」
「はい」
そして少しだけ不安定な日々が始まった。







                  つづく





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