忍者ブログ

コーギーとお昼寝

市町村・鉄道・企業・スポーツチーム擬人化よみものサイト、オンラインブクマはご遠慮ください。

甲子園に行ってきます

*常磐さんと阿見さんネタ

じ「つちうらー」
あ「あれー、常磐ちゃんだー」
じ「ああ、相変わらず女装してんな阿見」
あ「阿見のは女装じゃないよ?」
じ「まーいいや、土浦に用があって来たんだけど・・・・」
あ「土浦は高校野球の関東大会の下見に行っちゃったよ?」
じ「・・・・・・あれ、県大会決勝って昨日だよな。昨日の今日で下見しに行くのか」
あ「三年ぶりだしねー、常総の県優勝」
じ「そうだなー」


う「土浦のテンションがおかしいと言う点に誰も突っ込まないんだね」
み「今に始まったことじゃないから」
う「今年は優勝旗茨城に届けば良いですよね」
み「藤代じゃなくて水城が甲子園行けば優勝できたのにね」
う「それ取手さんに殺されますよ」

おわれ




拍手

PR

君は相棒

昔昔、江戸徳川華やかりし頃。
土浦城下から離れた筑波山のふもとは広大な大豆畑だった。
「筑波ーぁ」
「・・・・・・ああ、つちゅうらさんでねぇか」
「醤油用の大豆の買い付け手伝って欲しいって頼まれたから」
「んだらば蔵にいっぺぇ詰めてあんで」

君は相棒

江戸時代、土浦には醤油やが軒を連ねていた。
土浦城の象徴である亀にちなみ、亀甲の模様を与えられた土浦の醤油は江戸では高い人気を誇っていてよその醤油やから『亀甲をつければ売れる』という風に思われていたほどだ。
その土浦の醤油を支えていたのが筑波の大豆畑だった。
大豆は水戸街道から枝分かれした筑波道を通って土浦へたどり着き、醤油となって、桜川から江戸へと旅立つ。
「今日は笠雲もないし、天気が持ちそうだね」
「んだなぁ」
ずっとこんな日々が続くように思っていたのだ。

***

昭和に入り、時代の荒波の中で土浦はかつての栄光を吸い取られていくようになった。
べットタウンとしての取手や牛久の発展と人口増加、そして何よりの打撃は筑波が消えたことだ。
「代替わり?」
「・・・・・東京さんが、おらぁにそう言ったんだぁ。『成長しきった今の体じゃ新しい『つくば』の発展を受け入れるのは無理だ』って」
「新しい『つくば』って研究都市構想のこと?」
つい先日、都心近郊の未開発地帯だったつくば市内に国が研究施設の集まった地域を作ることが決まった。
「んだ、だもんで代替わりすんだ」
そして筑波は消えた。
代わりに残されたつくばは研究都市として東京の影響を色濃く受け、筑波の面影は薄かった。
つくばの残した彼の発展と自分自身の発展をで願い、作られた道路は結果的に土浦を通り過ぎる町にしてしまって首を絞めた。






「つくばは、筑波に似てないよ」
NHKの甲子園のニュースを見ながら阿見が呟く。
「だよねぇ」
「でも、たまに面影がある」
「・・・・・・土浦は、筑波との思い出を引きずっているんだね」
阿見がそういうので、何となくそんな気がして頷いた。





拍手

続:弐湖の国の窓口です

・割としょうもないネタです。

・あまりにしょうもないので折りたたみます。





拍手

そんなこともあるさと笑え

本日も牛久沼は晴天。
うな丼も美味しく食べられる、いい日だ。
「龍ヶ崎」
「・・・・なに?」
「常磐線が牛久ー佐貫間の路線陥没で止まった」
牛久の予想外すぎる一言に一瞬意識が飛んだ。
なんでそんなこと起きたのと問い詰めたくもなるが落ちつこう。
「路線陥没って原因は?」
「わからない」
「・・・・・・とりあえず駅に行こうか」
この状態じゃらちが明かない。
とりあえず情報収集に徹しよう。

***

夜。
駅と職場を往来し、結果余計に働くことになるのは予想外だった。
お互いにげんなりした気分でため息をこぼす。
「・・・・・・まさか3時間も止まるとはね」
「うん」
「夜、どこか食べに行く?」
「いいね、焼肉でも行こうか!」
「牛久は、笑ってるほうがいいよ」
「は?」
「なんでもない、食べに行こうか」










拍手

弐湖の国の窓口です

6月17日。
スカイツリーの足元とかっぱ橋に新たな店がオープンした。
行方市のアンテナショップ・行方シティギャラリーである。
「新しくできました行方シティギャラリーよろしくお願いしまーす」
「行方市殿、売れ行きはいかがだい?」
「ああ、スカイツリーさん。売れ行きはまあ、そこそこなのですよ」
「ここいらには商店街も多いから商店街にも多少客が行っちゃうんだろうねぇ、それにうち(東武)としても店が増えることで地域活性化するなら万々歳だよ。
八百屋はこの辺無いし」
「・・・・・うちは八百屋じゃないよ?」




おわり







データ放送の市のアンテナショップ開業のニュース記事で「このあたりは八百屋が無かったから助かる」と書いてあったのに泣いた・・・・・・

拍手

バーコード

カウンター

忍者アナライズ