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コーギーとお昼寝

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あの子は隠れたスイーツ男子

シーウェイブスの冷蔵庫にはよくパステルのプリンが入っている。
「……やっぱクラブチームやとこういうの良く貰うんやなあ、一つ貰ってええ?」
「別に構わんがついでにミルクティーのプリン取ってくれ」
書類から目もそらさずにそんなことを言うので軽い返事を返す。
ついでにコーヒーでも淹れてやろうと電気ケトルお湯を沸かしてホットカフェラテも淹れてやる事にして、「出来たで」と告げれば書類を脇に置いてくる。
「コーヒーまで淹れたのか」
「俺かて仕事頑張ってる奴にコーヒー淹れる程度の優しさは残ってんで」
「それもそうか」
「にしても、お前さんとこはいっつも冷蔵庫に甘いもん入っとんなあ」
「スポンサーだからな」
「でもお前さんのスポンサーやないとこのお菓子もようけ入っとるやないの」
ここに常備されている食べ物の多くはスポンサーやファンからの差し入れが多いようだが、明らかにそれとは関係ないお菓子もいくつか置いてあるのだ。
本来スポーツをやる身にとってお菓子はそう沢山取るものではないのに常備してあるという事は理由は一つしかない。
「やっぱ甘いもん好きなんと違う?」
「……うるさい」
むすっとしつつもミルクティーのプリンをゆっくりともったいつけて食べるので、やっぱこいつ甘いもん好きなんだろうなあと察してしまうのだ。




スティーラーズとシーウェイブス。
シーウェイブスさんはパステルのプリンがお好き。

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