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コーギーとお昼寝

市町村・鉄道・企業・スポーツチーム擬人化よみものサイト、オンラインブクマはご遠慮ください。

しもつまものがたり?その5

それはとある日のこと。
「バレンタインだよね」
「そうですねぇ」
「僕におすそ分けとか無いんですか」

「そんなサービスありませんよ」

「えー」
「無いものはありません。」
「くれる人いないのに・・・・・」
「東京さんとか守谷さんあたりから貰えないんですか」
「人を敵視しまくってる守谷からもらえるわけ無いでしょ」
「そうですか」
「来年こそください。」
でも来年も貰えないのはぼぼ確定している。




(だって来年あげたらこういう時間なくなるし、多分)
頑張れつくば、お前の未来は明るい。





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バレンタイン爆発しろ

「そう言えば」
うな重を食いながらの会話。
それは彼ら―牛久と龍ヶ崎―の日常だった。
「何だ」
「チョコレートって何個貰った?」
「義理チョコを5つほどだな、龍ヶ崎はいつも山ほど貰うだろうが」
毎年代わり映えしないことを隣人に話すのは恐らくめんどくさい事この上ないだろう。
牛久にとっては龍ヶ崎にいつも聞かれることが不思議でならなかった。
「まあな、貰うか?」
「要らない」



一番欲しい人から貰っていない龍ヶ崎の本音も知らずに。



「「バレンタイン爆発すれば良いのに」」
うな重をつつく男二人の声がシンクロした。








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うちの牛久さんはゴリラマッチョなのに義理チョコしか貰えないという可哀想な人です。(原因は龍ヶ崎ですけど)
いくら分かり難いとはいえども、龍ヶ崎の想いを分かってないせいなのでどっこいどっこいです。
そして後3百年は発展しないと思います。

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下妻の意外すぎるデレに全俺が泣いた。

*凄くマニアックな地元ネタです。
*茨城民でもきっと分かってくれない話ですので、主のつくば下妻愛にお付き合いできる方のみ閲覧推奨。




下妻のイ/オンにて。
「本屋ー!」
「つくばさん結構本屋好きですよね・・・・・」
「地元の本屋はほぼ踏破したし、ぼちぼち市外も踏破したいと思ってたんだよー」
鼻歌交じりに本屋をめぐり、ぼちぼち行こうかとなった時。
「・・・・・・下妻、これがデレってやつですね」
「はい?」
「うち(つくば)のカフェ本置いてくれてるって意外といないんだよ」
うふふふふ、とお花を飛ばしまくってるセヴンティーンに突っ込みを入れる奴はいない・・・・・・。
(本当は違うのに)
このときの下妻の目は死んでいたそうだ。






おまけ:イオ/ンマジ込むよ。
車で出る途中。
「あれ?」
「どうしたの?」
何故か入り口が込んでいる。
「下妻、もしかして入り口で見た看板忘れてない?」
「え?」
「国道294側出入り口工事中って看板あったじゃん・・・・・」
「忘れてた・・・」
「可愛いなー、うちの下妻は」
「うちのは余計ですよ!」













                     おわり
昨日行ったら本当においてあった。
近所のブッ○エースでも見てないよこの本・・・・・。
(何故か近所のブック○ースは地元史の本を売り場で置いたり、県内のお店本なども目立つところにおいている)

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お正月だからね。

12月31日、夜11時59分
「後一分で新年か・・・・・」
行く年来る年を見ながらのんびりと過ごす年末。
「早かったね、新年って。」
「水戸殿、兄上。」
ひたちなかのお盆の上には焼き餅。
「おー、サンキュ」
コタツの上にはきなこ、醤油(砂糖入りと砂糖なし)、おろし大根とポン酢、そしてひきわり納豆。
餅の上にたっぷりとひきわり納豆をつけて食べるのは水戸ぐらいである。
「・・・・・水戸殿、納豆つけすぎでは?」
「つけ過ぎぐらいが良いんだよ、ねっとりもっちりで!」
そして、新年が明けていくのでした・・・・・












                        おわり
お正月は水日でした。
こんどは開港一周年の茨城空港周辺7都市会議とか狐耳龍ヶ崎とかうな丼ねたとかを書くつもり。
しばらくは「前向け~」に忙殺されると思うので狐耳は2月辺りに・・・・。

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いばらきとクリスマス!結城(+栃木勢)編

仕事終わりの午後6時。
「・・・・・何でここにいるのか簡潔に説明してもらえませんか?」
「クリスマスだからですよ」
自分より年上のはずの相手の言動に思わず頭がずきずきと痛み出した。
「というわけで、メリークリスマス?」
ケーキの箱を押し付けられた僕はただ、動く事が出来なかった。

いばらきとメリークリスマス!

ドアを開けて僕はとりあえず結城さんを迎えた。
はっきり言ってこの状況でこの人はいて欲しくない。
パーティーの飾りでごてごてとした部屋を生暖かい目で見ている。
「パーティーでもするんですか?」
「まあ、そういうところです・・・・・・」
「だと思いました、食事類の準備終わってないから早めに帰ってきたんでしょうね。ケーキなんかは特に痛みやすいですから。」
この人の観察眼は意外と鋭くて、だからこそ佐竹氏全盛の時代に生き残れたんだろう。
「その通りですよ」
「昨日、佐野さんから聞いたんですよ。明日小山さん主催でパーティーするって」
(正確には宇都宮さんに主催を押し付けられたんですけどね・・・・・)
思わず思い出したくない事実を思い出した、宇都宮さんはそーいうとこ迷惑を呼ぶ。
「はあ」
「だから、料理手伝いますよ。実際『小山の料理の腕が分からない』からと佐野さんに頼まれたのもあるんです。」
なんだか今、凄く佐野さんに感謝したい。
結城さんは料理上手(普通の家庭料理オンリーなのでケーキとかどうなんだろうとは思うけど)なのでかなりごまかしが効くはずだ。
「じゃあ、手伝いお願いします!」

*             *

「おーやまっ!」
那須さんやら足利さんやらどんどん人が来る。
「宇都宮さん」
「今日は小山の料理、期待してるよ~?いっつも結城の作った和食しか食べさせてくれないからね・・・・・」
時計の針が8時を指した頃、パーティーが始まった。






                    おわり





たぶんお気付きのかたも多いと思いますが、結城は料理上手です。
土地柄が結構和風なので、ひまつぶしに台所のぞいてるうちにある程度料理を仕込まれたんじゃないかな、と言う妄想。

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